吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

まずは、事実が大事。

2013年02月10日 | Weblog
虚偽というかウソが多い。このところの国会(事故調)や福島での除染などだ。生活保護者をでっち上げて、生活保護費を着服する公務員や他人の自転車を盗んで「覚えていない」という警官がいたり、復興予算を党の会館のリフォームに流用したりする政党など、虚偽というより詐欺だ。

福島原発1号機建屋についての「真っ暗」報告問題についての東電などの釈明や社長(参考人)招致説明など、「ここまで来たか」の印象だ。事故原因の調査や報告も、津波か地震かの問題も、活断層かそうでないかの問題も東電や原子力ムラ関係の説明は、すべて虚偽の印象だ。何故か、会社やムラ外に対して事実を秘匿したり、隠すことにのみ傾注するようだ。

事実は、必ずしも真実そのものや真実を説明するものではないが、事実をスルーして真実には迫れない。何かの専門家や科学者でもない普通の私たちにとっては、事実こそが一番真実に近いものなのだ。本当の犯人や原因や真実を掌握することは、専門家や科学者にお願いし、その前の事実をつかむことが大切になる。

ふつうの私たちに”事実”を伝えたり公表することは、政治や社会的企業などが最低しなければならない責任なのだ。福島原発や東電や行政や政府は、その事実を正しく伝えることが、まずは第一の責務なのだ。事実の解釈や影響などを探求したり弁解する前に、何はともあれその”事実”を公表したり、説明しなければならない。

民主主義や公平を云々する前に、とにかく”事実”を開示し説明してください。調査委員会や審議会や第3者での云々などを言う前に、その事実を公表、説明してください。お願いします。
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