ふざけたタイトルで申しわけありませんが、その通りです。1998年晩秋に創刊いたしました劇評かわら版「因幡屋通信-宮本起代子芝居噂-」が、60号と相成りました。手に取ってお読みくださっているお一人おひとりに、改めて深く厚く御礼申し上げます。
メインの劇評は、劇「六月に降る雪」と題しまして、えうれか公演『海と日傘』について考えてみました。続いて「春から夏のトピック~心に残った舞台、気になる人~」としまして、数本の舞台について短く記しております(『アナグラム ユルスナールの恋』、『ふたつの小部屋』、『The Collection』、『フラウ シュミッツ』、『Nf3 Nf6』)番外編はNT.ライヴのシンポジウムのことを少々。
昨日設置先各劇場、ギャラリーに向けて発送いたしました。カラーはピンク、劇場ロビーのチラシラックなどでお見かけになりましたら、ぜひお手に取ってくださいませ。リンクは観劇直後のものです。ご参考までに。
えびす組劇場見聞録は59号を重ね、歌舞伎界から劇団新派に参入したTEAM KAWAI『楽屋~流れ去るものはやがて懐かしき~』をめぐって、自分の新派歴を振り返っています。
なお今回より、福島県の「いわき芸術文化交流館アリオス」(通称いわきアリオス)さまと、岩手県の「西和賀町文化創造館銀河ホール」さまに、因幡屋通信、えびす組劇場見聞録を設置していただけることになりました。ご理解とご協力に感謝し、訪れる方に楽しんでいただけるようなものになるよう、いっそう励みます。
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