草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

初冬の会津路 5首

2012年11月20日 | 短歌

かなしきは盆地おおいし曇天に磐梯山も斜めに立てり

雪近し少年の日の頬となり手足さすりし昭和はいずこ

あなたなるマレビトなれば山の果て海の果てより風渡りける

友問いし会津と言えば山峡の集落の灯の温かきかな

コーヒーのほろ苦さと白鳥の浜に遊びしカップル我も
(青春の日を回顧して)


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安倍総裁が提唱するデフレ脱却の財政出動を断固支持する!

2012年11月20日 | 政局

 安倍晋三総裁の大胆なデフレ対策は、金融利権で甘い汁を吸いたい連中にとっては、許せないことらしい。しかし、円安になり、株価も上昇してきている現実を、彼らは一体どう見るのだろう。財政出動と金融緩和というのは、あくまでも現状を打開するための処方箋であり、それが未来永久に続くわけではないのである。民主党政権のような緊縮財政では、若者の雇用の改善などはあり得ず、それを打開するためにも、安倍総裁の決断は正しいのである。若者が安倍自民党に期待しているのも、仕事にあり付きたいと切実な思いがあるからだ。これからマスコミやネットを通じての言論戦がし烈になってくるだろうが、金融につながっている一部の人間だけがいい思いをするような社会を、私たちは断じて認めるべきではないだろう。経済的にも日本は危機に瀕しており、中野剛志が『グローバル恐慌の真相』で語っているように「今の日本は相当深刻な状態にあって、財政出動をやってもせいぜい息をつける程度なんです。それでも、あっぷあっぷでいいから、まずは息をしないといけない。デフレ脱却の財政出動は、生きていくために必要なこと」なのである。今回の総選挙の争点の一つがようやくはっきりしてきた。安倍総裁がまともな経済政策を行えば、金融利権に群がる者たちからパッシングを受けるのは必至だ。それだけになおさら、私たちは安倍総裁を支えることで、是が非でも自民党を勝たせなくてはならないのである。


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金融利権のための規制緩和でなく今こそ公共事業を!

2012年11月19日 | 思想家

 今回の総選挙の争点は、財務省と結託した金融利権の勢力に対して、ノーを言えるかどうかなのである。中野剛志や柴山桂太といった若手の経済学者は、その辺をしっかり見抜いている。自分たちを異端視しているが、かれらこそ正統派ではなかろうか。『グローバル恐慌の真相』のなかで、新自由主義の先進国であるアメリカの例を引きながら、柴山が「金融につながっている一部の金融階級が利権を得ているんです」と述べると、中野も「そういう意味では、学者とか知識人って罪深いなと思う。今のそういう国民を不幸にするような流れを、逆にもてはやすように、偉そうな理屈をつけて言うんですよね」と日本のインテリを槍玉に挙げている。その流れに便乗して、公共事業を悪者に仕立て上げたのが民主党である。そして、結局は財務省の言いなりになって、金融利権の推進役を買って出ているのだ。中野も指摘しているように、民主党政権が発足したばかりのときはバラマキをやった。しかし、その失敗が明らかになると、構造改革路線一辺倒なのである。財政再建にこだわるのも、そのせいだ。これに対して、自民党の安倍晋三総裁は積極財政を主張している。中野の「老朽化した橋や道路や下水道が山ほどある。被災地の復興もあるし、日本全国、耐震強化や水害対策、やらなきゃいけないことはいっぱいあるじゃないか」との考えは正論である、今こそ公共事業なのであり、頼みの綱は自民党なのである。


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「日本人の魂の防波堤」となっているのがネット言論だ!

2012年11月19日 | 政局

 いよいよ総選挙ムードが高まってきたが、注目されるべきは、ネットとマスコミのどちらに軍配が上がるかだ。民主党を解散総選挙に追い込んだのは、ネット言論であったが、思うがままに政治を動かしてきたマスコミからすれば、何が何でも民主党を勝たせたいというのが見え見えである。先日の党首討論で、野田佳彦首相が安倍晋三総裁を圧倒したかのような印象操作をしたのも、その一つだろう。しかし、確実にネットで情報を集める層は増えている。マスコミの影響力は少しづつ失われてきているのだ。民主党のマニフェストに騙されて、国民が間違った選択したことで、日本は取り返しがつかないことになってしまった。ここで自民党が単独過半数を制し、安定した保守政権を樹立しなければ、日本は滅びるしかないのである。三島由紀夫は『文化防衛論』のなかで、行政権のなかにサヨクが紛れ込む危険性を警告していた。「国家支配機構はこれを一朝一夕にくつがえすよりも、一年、ないしは二年の歳月をかけて下部から侵蝕し、国民生活表面上を動かさないままに、徐々に行政機構の下部から改めていくことが賢明なことは勿論である」と危惧していた。民主党政権の場合は、行政権の一部ではなく、丸ごとサヨクが権力を手にしたのである。さらに、三島は「戦いはただ一回であるべきだ」とも述べていたが、それが今回の総選挙なのであり、「われわれ一人一人の日本人の魂の防波堤」になっているのがネット言論!なのである。


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安倍総裁への人身攻撃と世襲批判だけのお粗末民主党!

2012年11月18日 | 政局

 民主党の政治家というのは、政策がまったくないようだ。自民党に論戦を挑むのではなく、難病であることを取り上げて、安倍晋三総裁を人身攻撃をしたり、自民党に世襲政治家が多いのを、槍玉に挙げるのが精一杯だ。私も政治家の世襲については批判的だ。しかし、それは自民党だけに限らない。民主党だってぞっくりいる。天に唾するのと同じではないか。マニフェスト詐欺をやらかしたことで、「民主党は嘘吐きの始まり」との言葉が国民に浸透した。それを打ち消すために、論点をずらそうとしているのだろう。そんな民主党の目論見も、空振りに終わりそうだ。ネット言論が反応して、民主党所属の国会議員のなかで、誰と誰が世襲政治家であるかを、即座にネット上に公開されたからだ。民主党にブーメランとなったのである。さらに、安倍総裁の病気を嘲たりすれば、すぐに反論のコメントが書き込まれるのである。今回の民主党の総選挙に臨む方針は、政権を取って何をしたかではなく、相も変わらず「ジミンガー」の一辺倒である。胸を張れる政策など何一つないのである。すでに、民主党政権は国民の信頼を失っている。もはや何を言っても、そのスローガンに耳を傾ける国民などいないのである。そうなると、泥仕合を仕掛けてくるしかないのだろうが、大人気ないにもほどがある。


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安倍自民党の二枚看板は国家の自立と国土強靭化だ!

2012年11月18日 | 政局

 総選挙突入を目前にして、全国的に自民党優位の情勢に変わりはないようだが、油断すべきではないだろう。安倍晋三総裁に対するパッシングが予想されるからだ。せいぜい今の段階では、世襲批判くらいなもので、決め手に欠くのが現状だ。しかし、安倍総裁が戦後体制からの脱却を主張しているために、日本の自立を恐れる親米保守から横槍が入るのは必至だ。さらに、国土強靭化による国内需要の拡大を経済政策の目玉にしており、財政健全化にこだわる新自由主義とは、真っ向から対立する。「土建屋政治の復活」とかのネガティブキャンペーンが予想される。外交においては、中共や韓国に対しての毅然たる態度。内政ではデフレからの脱却による雇用の拡大。安倍総裁の掲げるそれらの政策は、今の日本の若者たちに、希望を与えることになるだろう。20代の自民党の支持がかつてなく高いのも、それを物語っている。民主党政権による弱体化によって、日本は滅亡に向かいつつあった。それに待ったをかけるためには、自民党が政権に復帰する以外にないのである。一部の保守派が期待していた日本維新の会も、石原慎太郎や橋下徹大阪市長の一貫性のなさが明らかになって、もはや失速気味である。そして、民主党が泥船なこともあり、小党が乱立する事態になっている。王道を歩む保守派は、是が非でも安倍総裁の率いる自民党を勝たせなくてはならない。ここで負ければ、日本は滅びるしかないのだから。


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吉田松陰とは似ても似つかぬ平成の世のインテリを嗤う!

2012年11月17日 | 思想家

 日本が大変な危機に直面しているにもかかわらず、インテリと評される学者やジャーナリストは、あまりにも平平凡凡とした生活を送っているのではないか。現代の日本に吉田松陰がいたならば、幕末にあって義憤を覚えたごとく「吾、読書の人を観るに/面目、誠に憎む可し」と怒ったに違いない。国家が乱れているのに、第三者でしかなく、火中のクリを拾いたくはないからだ。それでいて「利害僅かに鴻毛なれば/左右忽ち狼顧す」と右往左往するのである。松陰は獄中にあって「偶作」と題する詩で、当時のインテリを痛烈に批判した。現代においては、松陰のような憂国の士は皆無に近い。利を先にして、勝ち組になろうとして、新自由主義を説く連中ばかりである。維新回転の先駆けとなった松陰は、諸外国からの侵略の危機に直面して、それらを撃破しようと考えていた。そのために仁道を第一としたのである。「先ず一身・一家より手を下し、一村・一郷より同志同志と語り伝へて、此の志を同じうする者日々盛にならば、一人より十人、十人より百人、百人より千人、千人より万人、万人より三軍と、順々に進み進みして、仁に志す者豈寥々ならんや」(『孔孟剳記』・近藤啓吾全訳注)。今の世のインテリは、大義を見失っている。だからこそ、目先の利害だけで、何でもありの世の中になってしまったのだろう。松陰のような「千万人と雖も吾往かん」といったパトスがないのである。


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政治は実際家が担うべきで暴走は許されない!

2012年11月17日 | 政局

 いよいよ天下分け目の決戦だが、理解に苦しむのが石原慎太郎である。先日、太陽党を結成したと思ったらば、今度は日本維新の会に吸収されるのだという。そこまで第三極にこだわる理由が、一体どこにあるのだろう。橋下の街頭演説がネットにアップされていたが、あまりにもお粗末なので、失笑を禁じえなかった。大声を張り上げて既成政党をこきおろしているだけで、ワイドショーのコメンテーターの域を出ていない。第三極を担おうとする政党の代表なわけだから、そこが致命傷になるのではないか。ガッカリなのは石原の暴走である。主義主張もかなぐり捨てて、総選挙に突っ込むというのだから、情けないにもほどがある。石原と懇意にしていた江藤淳が生きていたならば、現在の石原を厳しく叱責したと私は思う。江藤は「日本を支えて来たものが生活する実際家たちの努力で、それを危地においやったのが理想家の幻想であったという一本の筋が今日までつながっているのが見えるであろう」(『戦後知識人の破産』)と書いていた。石原が橋下に共鳴したことは、アメリカの走狗と化して、新自由主義の軍門に下ることである。保守として、何を守るべきかを考えないから、そんな行動がとれるのである。本来の政治は「実際家たち」の日々の努力であり、大衆を熱狂させるような劇場であってならない。保守の精神を忘れた石原は、迷惑を通り越して、害毒を流しているだけだ。


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東武線から富士山をおろがみて 5首

2012年11月16日 | 短歌

利根川の鉄橋越えて前方に富士山なりしどよめきおこる

富士仰ぐ無垢なる民の眼差しが波打つごとく関東平野

雪かぶる富士の威容をおろがみて我が死せむ日もかく気高かれと

摩天楼東京の灯を背にしつつ瞼の裏に赤き富士かな

山賤の我にしあれば富士山を仰ぎて思う大和心を


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国を愛する心がない政党は自己保身と権力欲だけだ!

2012年11月15日 | 思想家

 今回の総選挙では自民党を応援する。日本維新の会やみんなの党は、まるっきり新自由主義そのものである。維新の意味も知らずに、日本を開国するとか主張するのは、日本の歴史を知らないからだろう。国の根幹のことを問題にせずに、経済合理性だけで全てを判断しようとしているのである。愛国者であれば、守るべき価値を提示すべきなのである。第三極と呼ばれる勢力は、金儲けしか念頭になく、根本において国を愛するという心がないのである。民主党にしても、目の前に、侵略者がいるのに、オロオロするばかりで、愛国の愛の字もない。維新は尊皇と一体なのである。明治維新を成し遂げた者たちの頭にあったのは、尊皇への熱き思いであった。それは当然のごとく、国を愛する心にも結びつくのである。松永材は『尊皇維新の論理』で、フランスのボルテールの「イギリスでは二つの政党が国家を恋人の如くに大切にして、この恋人(国家)に媚を呈して、気に入られるために互いに競争しておる」との言葉を引用して、なぜに議会政治が定着したかを論じたのである。二つの政党とも愛国政党であり、愛国競争を旨としているから、お互いが切磋琢磨できるのである。政党は国家のために存在するのであって、政権を取るというのは、一時的に預かるだけなのである。それを理解できないから、売国政党と呼ばれるのだ。

 
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