野田佳彦首相が年内の解散を探っているのだという。民主党が勢力を温存させるには、それしか手がないのは分かり切っている。「嘘吐き民主党」という言葉を聞かない日はない。子供ですら大合唱をして喜んでいる。それがボディブローのようにきいてきているのではないか。かろうじてファイテングポーズはとっていても、野田首相の足元はふらついている。だからこそ、口も回らなくなってしまうのだ。マスコミがいくら弁護しようとも、ロープ際に追い詰められており、もう一発パンチをくらえば、ドサッと崩れ落ちそうである。セコンドにいる者たちは必死に「前に出ろ」と叫んでいるが、野田首相は戦意を喪失してしまっているのだ。解散を先延ばしされても、一向に自民党は困らないのである。大ブームを巻き起こしそうだった日本維新の会も、今ではみんなの党とどっこいどっこいである。民主党の国会議員は、どうして民主党なのかを答えられない連中ばかりである。最近になって「中道路線」とか言い出したが、それを口にすればするほど、離党する人間が出るだけだ。そして挙句の果てに集団自衛権は認めませんときた。保守系の団体から支持されないことが判明したので、最後は日教組や自治労をベースにするしかなくなったのだろう。それではサヨクそのものではないか。「正体見えたり民主党」である。どうせ負けるのだから、じたばたしないで、尋常に勝負すべきだろう。いつまでも逃げてばかりはいられないのだから。
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