草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

慣習と伝統を破壊せんとするサヨクはハイエクの徒にあらず!

2012年11月24日 | 思想家

 日本の経済学者の言うことは信用できない。その一つがF・A・ハイエクについての紹介である。新自由主義の経済学者は、あくまでも市場原理主義である。しかし、彼らが錦の御旗にするハイエクは、そのための前提として、家族、地域共同体の大切さを説いていたはずだ。人間の培った英知を尊重するのだ。その点では、ハイエクは私たちと同じ保守派なのである。「そのような慣習と伝統は、強制的あることなしに、可撓的ではあるが常態には遵守される諸規則を定着させ、それによって他人の行動が高度に予測可能にせられるのである。そのような規則の存在理由を理解するかぎりにではなくて、反対すべき確たる理由がないかぎり、規則に進んで従うことが、社会的交流の規則の漸次的発展と改善のための、ひとつの本質的な条件である」(『市場・知識・自由ー自由主義の経済思想ー田中真晴、田中秀夫訳』)。つまり、共通の慣習や伝統がなければ、混乱するだけで、市場そのものが成り立たないのを、ハイエクは見抜いていた。そして、「自由な文明に欠くことができない土台である自然発生的な形成物を、破壊するのは難しくはないだろうが、そうした基礎がひとたび破壊されると、自由な文明の意識的再建はわれわれの力を超えるであろう」(『同』)とまで述べていた。サヨク民主党政権は日本人の共通のベースを解体しようとした。それが一度破壊されれば、取り返しがつかなくなる。だからこそ、私たちは民主党政権を許せないのだ。保守派の私たちこそがハイエクの徒なのであり、日本の国柄は何としても守らなくてはならないのである。


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今こそ国防軍を創設し侵略者に立ち向かう勇気を示すべきだ!

2012年11月24日 | 政局

 安倍晋三自民党総裁が自衛隊を国防軍にしようとするのは、至極あたりまえの主張である。世界中のどこの国も自衛隊は軍隊だと思っている。軍事費の面でも、日本は世界の7番目であり、自衛隊の名称にこだわるのは、現実を直視しない暴論である。さらに、私たちは中共の侵略に対して、毅然と立ち向かう勇気を持たなくてはならない。そのためには、国を守る気概を示すべきなのである。昭和25年に警察予備隊として発足して以来、自衛隊は着実に防衛力を整備してきた。今や名実ともに軍隊なのである。それを日蔭者扱いにしてきたことが問題なのである。三島由紀夫はそうした現状を憂いて自衛隊に決起を呼びかけ、それがかなわず自刃したのである。明日は憂国忌だが、ようやく自衛隊が、武人としての誇りを取り戻すときがきたのだ。国のために命を投げ出す。それを可能にするためにも、名誉ある地位を付与すべきだろう。今の日本では、サヨクがマスコミや言論界に跳梁跋扈しており、国の根幹が揺らいでいる。とくに、民主党政権の誕生によって、警察や自衛隊まで混乱してしまった。日本を守るためには、ここで新たな一歩を踏み出すべきなのである。自衛隊を国軍とすることで、国家として身構えるのである。お花畑のようなことを口にしていれば、平和が到来するというのは、詭弁でしかない。サヨクはまやかしによって危機に対処しようとしている。しかし、日本を守らんとする私たちは、安全保障においても、王道を歩むべきだろう。マスコミは国防軍に過剰なまでの反応をしているが、日本を武装解除しようとする、サヨクの意図が見え見えである。


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