草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

保守政治家としての真価発揮できなかった恒三前代議士!

2012年11月28日 | 政局

 いよいよ総選挙の公示まで秒読みになってきたが、福島4区には民主党が候補者を出さないことになった。民主党の長老である渡部恒三前代議士が、匙を投げてしまったから、手の打ちようがなかったのだろう。これによって、自民党と日本維新の会の候補者の、事実上の一騎打ちになるとみられる。恒三前代議士は、実際は自民党を離れたくなかったのに、小沢一郎に引っ張られて、のこのこ付いて行ってしまったのだった。小渕や橋本、さらには森まで総理大臣になったのに、結果的には貧乏くじを引いたのである。それはある意味では、会津にとっても不幸なことであった。保守であるべき人たちが、恒三前代議士の一声で、労働組合とも組まざるを得なかったからだ。今回の立候補予定者は、自民党も日本維新の会も、恒三派と対抗してきた旧伊東正義派の系統である。恒三前代議士が初当選を飾った昭和44年の時のことを、私は今でもありありと覚えている。無所属で出馬したこともあって、保守系にもかかわらず、野党的な口ぶりで、国の政治の不甲斐なさを攻撃していた。しかし、当選後に田中派に属することで、自民党の最大派閥のメンバーとなったのである。そのまま自民党に残っていれば、天下取りのチャンスもあったに違いない。政治改革の騒動に巻き込まれたことで、不本意ながら、サヨクと一緒になってしまったのだ。恒三前代議士は靖国神社への参拝を欠かさなかったはずだ。保守政治家としての志に反して、日本を混乱させたことへの痛恨の思いがあって、今回は民主党に待ったをかけたのだろう。


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焼身自殺が相次ぐチベットでの人権弾圧を批判した安倍総裁!

2012年11月28日 | 国際問題

 ようやく読売新聞がチベットでの焼身自殺を記事にした。中共による弾圧に抗議して、2009年以降では、実に85人となった。今月だけで、その数は21人にもなり、死をもってしても、不服従を貫こうとしているのである。1950年からの中共軍の侵略によってチベット族は国を失い、それからは幾多の抵抗を試みたものの、独立をすることはかなわず、8000もあった寺院の大半は破壊され、約120万人が虐殺されたのだった。この悲劇を前にして、勇気ある発言をしているのが安倍自民党総裁である。マスコミはその事実を報道しようとしないが、今月13日にチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世を国会に招いて会合を開き、安倍総裁は「人権が弾圧されている現状を変えるために全力を尽くしていくことを誓う」とまで述べた。そして、近いうちに「チベット支援議員連盟」を立ち上げることを明らかにした。日本のマスコミの多くは、中共をまともな国家のように報道している。しかし、現実は国家エゴをむき出しにし、平気で他国を侵略してきた歴史があるのだ。尖閣諸島をめぐって、日本が毅然とした態度を取らなくてはならないのは、日本が第二のチベットになりかねないからだ。チベット族をこの世から一掃してしまう。それはまさしく民族浄化ではないか。世界は平和を求める国ばかりではないのだ。いくら日本人がお花畑に安住しようとしても、それは土台無理なのである。今、日本人に求められるのは、侵略者に立ち向かう勇気であり、人権を奪われたチベット人と連帯することなのである。


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