たった今、安倍晋三総裁との党首討論で、野田佳彦首相が今月16日の解散・総選挙を決断した。衆議院の定数削減を条件にしていたが、それだって強がりを言っているだけで、民主党内を納得させる口実にしか過ぎない。民主党の離党予備軍は、ここ2、3日で日本維新の会や太陽党に逃げ込むのだろう。泥船に乗っていては、次の選挙での当選はおぼつかないからだ。野田首相は一見強気に見えるが、実際はぼろぼろなのである。自民党にとっては、衆議院議員の数を減らすことはまったく問題がないのであり、抵抗する理由はまったくないからだ。これからいよいよ総選挙である。自民党の国土強靭化を野田首相がぼろくそにけなしていたが、地方に住む私たちは、そこに一縷の望みを託すしかないのである。世襲政治家が多かったり、官僚の影がチラついたりはしても、腐っても自民党なのである。民主党政権をここまで追い詰めたのは、テレビや新聞というよりも、ネットの力であった。天下分け目の決戦はこれからである。国民の審判を経て、救国戦線内閣をつくらなくてはならない。民主党にも、松原仁のような憂国の志士がいる。しかし、大部分は国家観のない政治家ばかりである。無責任無節操な政治から訣別するためにも、大衆迎合主義の第三極に与するのではなく、自民党に頑張ってもらうしかないのである。今度だけは自民党を全力で応援するつもりだ。
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