草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

安倍総裁に党首討論を呼びかけた野田首相の自惚れを嗤う!

2012年11月25日 | 政局

 日本のマスコミはどうかしている。野田佳彦首相が安倍晋三総裁と党首討論をやると、野田首相に軍配が上がるかのようなことを書いているが、それを本当に信じているのだろうか。民主党はまともな公約を掲げることができずに、自民党を中傷しているだけではないか。野田首相もそんなマスコミに踊らされて、安倍総裁に党首討論を呼びかけた。これに対して安倍総裁は、二党だけではテレビを独占するのは難しいことから、11月29日、ニコニコ動画に生出演して受けて立つことを明らかにした。これが実現すれば、民主党の嘘を問題にしてきたネットから野田首相は、完膚なきまでに論破されるだろう。マスコミのヨイショ報道を鵜呑みにして、党首討論を呼びかけた野田首相が愚かなのである。野田首相の言うことは「ジミンガー」の連発でしかなく、デフレから脱却もできず、外交的にも国益を損なった民主党政権の責任については、頬かぶりするつもりらしい。ニコニコ動画では、自由に書き込みができるために、すぐに反応が返ってくるのである。ネットはマスコミのように甘くはない。野田首相がどれだけ嘘を並べ立てたか、無能であったかを、安倍総裁以上に痛烈に攻撃するはずだ。この前の党首討論にしても、追い詰められた野田首相が、居直ったに過ぎない。解散・総選挙の流れを変えられなかったくせに、どうして勝ったと言えるのだろう。大声を張り上げる野田首相が、安倍総裁にたしなめられてしょぼんとする。結果はもう目に見えているが、やりたいんだろうから、そこで恥をかかせてやればいいのだ。おこがましいにもほどがある。


政治 ブログランキングへ

               ←党首討論で得をするのは安倍総裁の方だと思う方はクリックを

 にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ
にほんブログ村 blogramで人気ブログを分析

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

憂国忌の今朝山平重樹の『果てなき夢』を読む!

2012年11月25日 | 思想家

 今日は憂国忌である。三浦重周遺稿集『国家の千城、民族の堡塁』を読んでいて、新民族派と呼ばれた彼らを意識しながら、ついぞ会うこともなかった我が身が恥ずかしかった。そこには山平重樹の『果てなき夢』が収録されており、日学同のことが詳しく書かれていた。その文章によると、山平は昭和47年、大学入学と同時に日学同に加わったのだそうだ。先輩である三浦重周という人間にスポットを当てつつも、どことなく自伝的な部分もあって、同年代の者として、共感を覚えてならなかった。私の場合は、山平と違ってノンセクトラジカルに身を投じた。竹中労や平岡正明のテンポのある文書が好きだったし、吉本隆明の本はかたっぱしから読破した。中上健次の言葉を借りるならば、攘夷の思想を体現したのは、ある時期までは新左翼であったからだ。それが一変したのは、三島由紀夫の自刃があったからだ。日学同の集会に参加しようと、わざわざ出かけたこともあった。決断がつかず、遠くから見ているしかなかったのは、理論的に未熟だったからだと思う。今になって悔いているからこそ、私は保守派の論陣を張っているのである。日本の学生運動史のなかで、日学同の占める割合は、それほど大きいものではないかもしれない。それでも語り継がれるにたるだけの、そうそうたるメンバーが集まったのである。三島さんの死から42年目にして、ようやく自衛隊が国防軍となろうとしている。日学同に身を置いたことがある人たちは、こぞって安倍晋三総裁を応援するはずだ。日本がアメリカと対等な関係になるためにも、国防軍たることが前提であり、ようやく新民族派の願いがかなえられるのである。

 
政治 ブログランキングへ

              ←日本は国家として身構えるべきだと思う方はクリックを

 にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ
にほんブログ村 blogramで人気ブログを分析

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする