グローバリズムを推進する日本の「サヨク」を嗤う!

　私があえて「サヨク」と書くのは、日本に本当の左翼がいないからだ。カタカナの「サヨク」が大半なのである。民主党や朝日新聞に巣食っている連中は「サヨク」であって、左翼ではないのである。ヨーロッパの左翼であれば、グローバリズムを徹底的に攻撃するのに、日本の「サヨク」は見解を異にする。歴史には必然の流れがあって、それに逆らうのは「守旧派」と決めつけるからだろう。私などは耳にタコができるほど、進歩的文化人と呼ばれた者たちの、御託を聞かされたものだ。自我が確立されていないのが日本人であるから、そのせいもあって、欧米に後れを取っているのだそうだ。日本の「サヨク」だけがどっかずっこけているのだ。一握りのエリートが裕福になる社会を、国民が待望するわけがないからである。民主党やみんなの党、さらには日本維新の会が、TPPへの交渉参加に賛同の意を示しているのは、左翼でなくて「サヨク」だからであり、民衆の生活など、どうなってもいいのだろう。自民党の安倍晋三総裁は、国家として身構えることで、グローバリズムに与しない方針を明らかにしている。それに対して、国家エゴだとの批判が出ているが、自国の利益をないがしろにする方が問題ではなかろうか。また、安倍総裁は本格的な財政出動をやろうとしている。景気の回復と雇用の確保に取り組むためには、内需拡大しか手がないからである。一時的には大きな政府になるが、経済の動きを見ながら処方箋を書くしかないのである。私が知りたいと思うのは、左翼の側からの経済対策である。間違っても、小さな政府とか財政再建優先ではないはずだ。

 
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日本を守る最後の砦である安倍自民党へのバッシングを許すな!

　安倍晋三総裁への猛烈なバッシングは、外国の走狗でしかないテレビや大新聞が、日本が独立国家として自立することを恐れるからだろう。大幅な金融緩和と公共事業によって、景気回復と雇用の拡大を目指せば、まず円安になり日本の製造業が勢いを取り戻す。海外に工場を移す必要はなくなるのだ。さらに、内需の拡大にともなって、資金も日本から流出しなくなる。しかし、アメリカや中共、さらには、韓国にとっては憂慮すべき事態なのである。日本への輸出がままならなくなり、経済的に大打撃を受けるからだ。安倍総裁は国家として身構えることを主張しているのだ。新自由主義に対して新保守主義として、真っ向から論戦を挑んでいるのである。これに対して、アメリカのポチである財務省の言いなりになって、新自由主義の旗の下に結集しているのが、民主党、みんなの党、日本維新の会なのである。とくに、民主党はTPP交渉参加を踏み絵として用い、それに反対すれば、今回の総選挙で公認しない方針だ。鳩山由紀夫元首相が立候補を断念せざるを得なかったのは、それが一番の理由なのである。野田佳彦首相らは、民主党がどうなろうとも、我関せずなのである。そして、自民党や公明党との大連立を目論んでいるのであり、「第三の開国」とか評して、日本を破壊しようとしているのだ。安倍総裁をそれに待ったをかけるために、それこそ命懸けなのである。マスコミの大部分は、安倍自民党を徹底的にこきおろしている。酷いのになると、全くの無視である。それだけに、日本が日本である続けるためにも、気を許すことなく、安倍総裁の思いを、一人でも多くの人たちに伝えなくては。

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