今回の総選挙では自民党を応援する。日本維新の会やみんなの党は、まるっきり新自由主義そのものである。維新の意味も知らずに、日本を開国するとか主張するのは、日本の歴史を知らないからだろう。国の根幹のことを問題にせずに、経済合理性だけで全てを判断しようとしているのである。愛国者であれば、守るべき価値を提示すべきなのである。第三極と呼ばれる勢力は、金儲けしか念頭になく、根本において国を愛するという心がないのである。民主党にしても、目の前に、侵略者がいるのに、オロオロするばかりで、愛国の愛の字もない。維新は尊皇と一体なのである。明治維新を成し遂げた者たちの頭にあったのは、尊皇への熱き思いであった。それは当然のごとく、国を愛する心にも結びつくのである。松永材は『尊皇維新の論理』で、フランスのボルテールの「イギリスでは二つの政党が国家を恋人の如くに大切にして、この恋人(国家)に媚を呈して、気に入られるために互いに競争しておる」との言葉を引用して、なぜに議会政治が定着したかを論じたのである。二つの政党とも愛国政党であり、愛国競争を旨としているから、お互いが切磋琢磨できるのである。政党は国家のために存在するのであって、政権を取るというのは、一時的に預かるだけなのである。それを理解できないから、売国政党と呼ばれるのだ。
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