ラジオで細野豪志の衆議院予算委員会での質問を聞いていたらば、まるでテレビのワイドショーのコメンテーターである。天下国家を論じるのではなく、妊婦がたらいまわしにされた責任を当時の自民党政権のせいにしたり、今年になって自殺者が減少したのは、あたかも民主党政権の成果であるかのように、アジ口調で大声を張り上げていた。京都大学を出ていても、せいぜいその程度なわけだから、政治家の劣化もひどいものである。医療をそこまで言うのならば、福島県の東部の医師不足に、何ら手が打てないのが今の民主党政権ではないか。原発事故対応の責任者であったくせに、それには触れずよくヘラヘラ喋れるのものだ。さらに、自殺者が減少したのは、戦争と同じ状況下に日本が置かれているからだろう。自殺の増加は、無気力な社会がそうさせる面もあり、原発事故の衝撃によって、自殺どころではなくなっているのだ。嘘吐き民主党の国家観のなさが、ここまで日本を駄目にしたのに、細野あたりが政調会長では、民主党もザ・エンドということだろう。しかも、いつの政権であっても問題がない政権などない。どこまで許容できるかなのである。民主党政権は根本の政策において、国民をだまし、国際的にも信用を失った。その責任は全く取ろうとせず、ここにきてまで「ジミンガー」「ジミンガー」では、お粗末にもほどがある。不倫しか話題にされないのも、政策とは無縁な無能政治家だからだろう。
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