草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

細野豪志の予算委質問は「ジミンガー」のワイドショーレベル!

2012年11月12日 | 政局

 ラジオで細野豪志の衆議院予算委員会での質問を聞いていたらば、まるでテレビのワイドショーのコメンテーターである。天下国家を論じるのではなく、妊婦がたらいまわしにされた責任を当時の自民党政権のせいにしたり、今年になって自殺者が減少したのは、あたかも民主党政権の成果であるかのように、アジ口調で大声を張り上げていた。京都大学を出ていても、せいぜいその程度なわけだから、政治家の劣化もひどいものである。医療をそこまで言うのならば、福島県の東部の医師不足に、何ら手が打てないのが今の民主党政権ではないか。原発事故対応の責任者であったくせに、それには触れずよくヘラヘラ喋れるのものだ。さらに、自殺者が減少したのは、戦争と同じ状況下に日本が置かれているからだろう。自殺の増加は、無気力な社会がそうさせる面もあり、原発事故の衝撃によって、自殺どころではなくなっているのだ。嘘吐き民主党の国家観のなさが、ここまで日本を駄目にしたのに、細野あたりが政調会長では、民主党もザ・エンドということだろう。しかも、いつの政権であっても問題がない政権などない。どこまで許容できるかなのである。民主党政権は根本の政策において、国民をだまし、国際的にも信用を失った。その責任は全く取ろうとせず、ここにきてまで「ジミンガー」「ジミンガー」では、お粗末にもほどがある。不倫しか話題にされないのも、政策とは無縁な無能政治家だからだろう。


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自民党は派手さを競うのではなく政策で勝負すべきだ!

2012年11月12日 | 政局

 日本維新の会は当初予想されたようなブームになりそうもなく、石原新党やみんなの党と提携をするしか手がなくなっている。その上候補者選考に手間取っている。それを踏まえて野田佳彦首相は、ここで一挙に解散・総選挙を決断する公算が大きい。代表である橋下徹大阪市長の限界というのは、テレビしか味方にできず、自発的な示威行動を組織化できないことだろう。官僚を槍玉に挙げ、国民受けを狙うのは上手でも、そのためにデモを呼びかけ、その先頭に立つというパフォーマンスとは無縁であるからだ。さらに、政策的なぶれがあまりにも大きい。それでは敵を単一に帰すとの戦略が成り立たない。これに対して、安倍晋三総裁が率いる自民党は、日本維新の会と派手さを競うのではなく、保守派として地道に政策を訴えるべきだろう。前尾繁三郎は『政の心』のなかで、保守主義を人間の体になぞらえている。「それは人間そのものが、その身心の個性を保持しながら、絶えず身心ともに細胞的には新陳代謝を続けているにも似ている。そうなればこそ生命を保ち得るのである」。そこには派手さはないのであり、説得を通じた支持拡大しかないのである。しかし、政策的なぶれが小さいことで、国民に安心感を与えるのである。戦後レジームの解体といったスローガンにしても、あくまでも部分的な改革のレベルであり、日本の国柄を守るための一つの手段なのである。


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