草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

お粗末な内閣改造を嗤う 5首

2011年01月14日 | 短歌

 昔より馨といえば好き者で声かけられれば主義も捨てしか  

 マスコミが古びた表紙を誉めそやす中味変わらぬことはとぼけて  

 テレビ見ぬそれが心の健康ぞパソコンのみで結構毛だらけ  

 大寒の身を刺す痛み会津なる辺境にあり倒閣叫ぶ  

 おもねたるマスコミなれば軽薄に聞こえてくるよネットのなかは

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インテリが眉をひそめるナショナリズムが国を救う!

2011年01月14日 | 思想家

 ナショナリズムというと、インテリはすぐに眉をひそめる。竹内好が「血ぬられた民族主義をよけて通った。自分を被害者と規定し、ナショナリズムのウルトラ化を自分の責任外」と指摘したように、正面切って論じることを避けるのも、そうした心理が働いているからだろう。幕末の水戸学がそうであったように、この国が危機になると、ナショナリズムが絶大な力を発揮するのである。橋川文三が『日本浪漫派批判序説』を書いたのも、若い頃に、ナショナリズムの影響下にあったからだろう。私からすれば、橋川の主張がどうであるかよりも、取り上げざるを得なかった宿命こそが問題なのである。橋川は昭和58年にこの世を去っているが、晩年には酒に溺れていたと聞いている。そして、しきりに「大東亜戦争などはなかった」と口走っていたという。あくまでも人伝えであり、信憑性のほどは定かではない。しかし、それは本当のことだったような気がしてならない。戦後民主主義の文脈でしか語ることができなかった橋川は、損な役回りをあてがわれたことに、内心不満だったはずだ。だからこそ、晩年は身も心も、ボロボロになってしまったのだろう。私は最近の保守・民族派運動を、高く評価する。それは明治維新を実現したエネルギーと一緒で、当初は少数派の義挙であっても、国民の怒りを代弁しているからだ。国が滅びようとしている今、日本人としての血が騒ぐのは、まっとうなことなのである。

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バラマキから増税へ舵を切る民主党政権

2011年01月14日 | 政局

 たちあがれ日本を離党した与謝野馨は、経済財政相に就任することになった。菅直人政権や民主党は、これによって経済政策を大幅に変更することが確実になった。バラマキから増税に路線を転換するのである。ほくそ笑んでいるのは、単純に算盤をはじくことしか知らない財務官僚だろう。となると、消費税の大幅アップは避けられない。今回もまた菅首相は、国民への背信行為をしたのである。官僚政治を排すれば、埋蔵金に手を付ければ、簡単に財源を捻出できると公言していたわけだから。それができなかったのを一言も詫びることもなく、財政再建派の与謝野を起用し、急場をしのごうというのだ。大々的にマスコミが取り上げた事業仕分けも、結局は失敗だった。今すべきなのは、子ども手当を大幅に縮小し、その財源を景気刺激策に投入することだ。雇用を確保するにも、財政出動をして仕事をつくるのが先決なのである。それをせずに、国民に負担を強いる大きな政府に舵を切ったのだった。それを後押しするような発言が財界からも相次いでいるが、金がないから国民から集める。それでいて、公務員の給料には手をつけないというのでは、誰も納得するわけがない。羅針盤なき民主党政治は、国民を奈落の底に突き落とすだけである。  

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