草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

早大に総合優勝をもたらした猪俣英奇の会津魂

2011年01月04日 | 大学駅伝

 もっぱら読書にうつつを抜かす年末年始であったが、去る2、3日に行われた東京箱根往復駅伝だけは、無視できなかった。往路の最終区間である5区の箱根の山登りで、早稲田の走者として、会津高校を出た猪俣英奇が出場したからだ。同じ福島県出身で、それこそ山の神様とまで評される東洋の柏原竜二に追い抜かれて、二番目でゴールインしたとはいえ、差はわずか27秒。翌日の復路では力に優る早稲田が総合優勝を達成したが、猪俣の会津魂が栄冠をもたらしたのだった。しかも、猪俣は、スポーツ選抜で早稲田に入学したのではなく、一般試験で合格したのである。勉強も頑張ったようだ。今回、早稲田でエントリーされた選手10人のうち、何と4人が佐久長聖である。いずれも高校時代から有名だった選手ばかり。それと比べると猪俣は、これまで縁の下の力持ちに徹してきた。4年生になってようやくめぐってきた箱根というのも、泣かせるではないか。柏原が後ろから迫ってきたときに、驚いた様子を見せるわけでもなく、ニヤッと笑ったという。これからが勝負だという思いがあったからだろう。相手がハイペースで追いかけてきたのを計算した上で、必死に食いついたのだった。久しぶりに会津高校の後輩の活躍に魅了されてしまった。会津魂をもってぶちあたれば、何も恐れることはないのである。

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政権維持のため韓国を持ち出した民主党の危険な賭け

2011年01月04日 | 政局

 韓国と日本が同盟関係に入るというのは、きわめて危険なことである。今の民主党政権は、米国の機嫌をとるために、何を言い出すか分からない。日本は自前の防衛力を増強して、危機に備えればよいのであって、韓国と直接手を握る必要はないのである。それこそ、日本は過去の反省によって、朝鮮半島については、口を出すべきではないからだ。かつて日本は、福沢諭吉や頭山満らが中心になって、韓国の独立党を援助し、金玉均らを助けた。清の従属化にあった韓国は、自前で自分たちの国をつくろうとしていたのだ。しかし、金はテロの犠牲となり、清をバックにした暗黒政治を倒すことはできなかった。それに憤った日本の国民は、朝鮮半島に正義を実現させるために、明治27年7月の日清戦争へと突き進んだのである。。それがきっかけとなり、日本はおびただしい犠牲を出しながら、隣国を守り、東洋平和のためというスローガンを掲げて、大東亜戦争にまで追い込まれたのである。よしと思ってやったことが、現在では恨まれている始末だ。とくに、現在の韓国の人たちが、日本にそれを望んでいるわけでもないのに、それを口にするのは、米国の力によって、民主党政権を長持ちさせたいからだろう。あくまでも自己本位なのである。  

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