草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

電波利権を握っていた小沢一郎の哀れな末路

2011年01月10日 | 政局

 小沢一郎擁護派のブログが必死になって書き込みをしているが、あくまでも少数派に過ぎない。マスコミから締め出された保守・民族派の方が、ネットでは主流なのである。しかも、ネットの人間からすると、小沢も菅直人も同じ穴の狢でしかない。政権交代を叫んで、この国を混乱させた戦犯であることには、まったく変わりがないからだ。とくに、小沢の場合は、旧田中派以来の電波利権を押さえていた。このため、どこのテレビ局も、小沢を別格扱いにし、機嫌を損ねないようにしていた。ネットを相手にしている必要などなかったのだ。自民党の麻生太郎政権を倒すためには、民放局ばかりかNHKまでも動員して、徹底的にこき下ろした。とくに、小沢の子飼いであるキャスターの面々は、口汚く罵った。そのおかげで、国民も煽られて、政権交代が実現したのである。今さら小沢がネットを用いようとしても、加勢するのはほんの一握りである。菅直人首相は、サヨク弁護士である千谷由人官房長官に、小沢征伐を命じており、小沢包囲網はほぼできあがった。後はただ、小沢に対する強制起訴を待つだけなのである。いかに小沢擁護派がネットで騒いでも、デモをやらかしても、大勢は決したのである。小沢一郎というのは、自民党を離れたあの時点で終わっていたのではなかろうか。竹下登、金丸信あっての小沢であったわけだから。

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捨石になる覚悟がない松下政経塾出身者

2011年01月10日 | 思想家

 羅針盤のない政権が右往左往している。政権浮揚の秘策とされるのが、小沢一郎たたきだというのも、情けない話である。どうせ小沢は政界を去ることになるはずだから、もはや見せしめにもならない。さらに、反小沢派として菅直人首相を支えているのが、相も変わらず松下政経塾出身者であるのも、ガッカリさせられる。彼らのスタンスがまたまたいい加減だ。小さな政府派であったにもかかわらず、主義主張をかなぐり捨てて、労働組合と組んでいる始末だ。しかも、高学歴でエリートぶってはいても、日本の歴史や思想については、ほとんど関心がない。今朝のNHKのラジオで『国家の品格』の著者である藤原正彦がインタビューに応じ、戦後民主主義を批判していた。そこでとくに力説していたのは、今の日本人に教養が欠けているということだ。それは取りも直さず、松下政経塾出身者にもあてはまる。今こそ救国内閣をつくるために捨石になるべきであるのに、その代表格である前原誠司外務大臣が決断をできないのは、そうした教養を持ち合わせていないからだろう。明治維新を成し遂げた者たちは、どんな軽輩の出であっても、漢文をすらすら読めたといわれる。だからこそ、命を捨てる覚悟があったのであり、「千万人と雖も吾往かん」(孟子)という気概に満ちていたのである。  

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