草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

祖母晶子が詠みし歌に与謝野馨は背を向けるのか!

2011年01月13日 | 思想家

 「一木難支大厦傾」という漢詩を会津藩士の永岡久茂がつくっている。徳川幕府が滅びようとしているのを、会津藩のみでは支えられないというのだ。奥羽越列藩同盟が結成されたのは、その会津藩を救うためであった。それでも、時の流れは押しとどめようがなかった。たちあがれ日本共同代表の与謝野馨が、こともあろうに民主党と手を組むのだという。経済政策で財務省のいいなりになっている菅直人首相としては、増税路線を推し進めるために、一番の適任者だと思ったのだろう。与謝野としても、見ていられなかったのだろうが、それはサヨク政権を延命させるだけであり、日本の政治をさらに悪くしてしまう。与謝野の出番ができたことで、財界も喜んでいるに違いない。それなりのバックボーンを持った政治家として、以前から期待が集まっていたからだ。病気をした後でも、政策通としての切れ味は変わらなかった。それだけに、国を思う気持ちは理解できなくもない。しかし、「一木難支」でサヨク政権が倒れようとしているときに、そこに手を差しのべることは納得できない。祖母与謝野晶子の情熱的な歌をどうして思い出さないのだろう。今まさしく、日本人が守るべき道が破壊されようとしているのに。  

 やは肌のあつき血汐にふれも見でさびしからずや道を説く君  

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国民を目の仇にして監視、弾圧するのがサヨク政権だ!

2011年01月13日 | 政局

 サヨクの方が国民を監視したがるし、あらゆる手を使って国民を押さえつけるのが普通である。だからこそ、旧ソ連や中共には言論の自由などは存在しないのである。サヨクだからリベラルだというのは、真っ赤な嘘だ。自民党政権時代は、それでもマスコミが目を光らせていたから、思いのままにはならなかった。しかし、菅直人政権になっては、テレビも新聞も、国家の意のままになってきている。それは小沢支持派が主張するように、米国の属国で官僚と結託しているからではない。合法的な暴力装置である警察や軍隊を、自分たちのコントロール化に置きたがるのがサヨクなのである。ミッシェル・フーコーがスターリン主義に異を唱えたのは、その危険性を熟知していたからだ。サヨクに牛耳られた政権は、法秩序を維持するという名目で、刑務所をいっぱいにしたがるのである。フーコーの警察組織に対しての抵抗活動は、それこそ学生運動が華やであった1970年前後のことであったが、今の方がより深刻になっているのではなかろうか。保守・民族派の運動は、スローガン的に攘夷を叫んではいても、外国人を排斥しているわけではない。デモにしても、整然と行進しているだけだ。それでも目の仇にするのは、批判を恐れるサヨクの特徴なのである。

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