草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

今頃反小沢を口にする日和見主義者菅直人を嗤う

2011年01月22日 | 政局

 小沢一郎をめぐって民主党内が揺れているが、今頃になって反小沢派が手のひらを返しても遅すぎである。昨年の小沢の新年会には、菅直人首相も真っ先に駆けつけていたではないか。今さら政権維持のために、小沢を排除しようとしても、大人気ない。だったらば、同じ党にいるのではなく、さっさと袂を分つべきだったろう。同じ穴の狢にもかかわらず、利用するだけ利用しておいて、利用価値がなくなると切り捨てるのは、あまりにもえげつなさ過ぎる。自民党から政権を奪い取るために、嫌々ながら、悪の小沢と組んだと思っているのだろうか。そして、小沢が問題にされて、鳩山由紀夫が無罪放免だというのは、あまりにも片手落ちではないだろうか。両方同じように追及すべきなのである。鳩山は首相であったから、罪に問えなかっただけだ。国民は誰も納得していない。「平成の脱税王」が政治活動を続けられるのは、今も民主党がかばっているからなのである。菅直人首相は風向きばかりを気にした、それこそ日和見主義の典型である。リベラル派のドグマが崩壊しても、保守派に転向することなく、進歩派ぶっているから、恥をかくことになるのだ。小沢と真っ向から勝負できるのは、守るべき国柄を理解している保守派だ。 小沢と妥協を重ねてきた菅が、今さら小沢を批判できるわけがないのである。

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年金の支給年齢引き上げ目論む民主党政権

2011年01月22日 | 政局

 成長戦略がまったくなくて、国民から搾り取ることしか考えていないのでは、民主党政権を誰も支持するわけがない。与謝野馨経済財政相が、今度は年金の支給年齢の引き上げに言及した。子ども手当などを実施したおかげで、国民はとんでもないツケを払わされるのである。とくに、今回の発言は、年金を目当てに頑張っている国民に、冷水を浴びせたのだった。民主党が政権をとれたのは、消えた年金の問題があったからではなかろうか。それよりも、深刻な影響があるのが支給年齢の引き上げである。財源を無理矢理に捻出しようとすると、それ以外に手がないのだろうが、あまりにも国民目線とは無縁な議論である。そうでなくても、国民の生活はジリ貧になっており、与謝野大臣が現実的なことを語れば語るほど、民主党は国民から見放されることになるだろう。それと同時に、「国を開く」とかのキャッチフレーズで、国際化をどんどん容認すれば、工場は日本から逃げ出し、今以上に雇用の場が失われることになる。年金と雇用のダブルパンチをくらえば、いくらおとなしい日本国民であっても、怒りを爆発させることになるだろう。菅直人首相がなりふりかまわず奇策を弄しても、民主党政権は、もはや風前の灯なのである。

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