草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

いよいよ民主党政権の崩壊が秒読みに

2011年01月23日 | 政局

 いよいよ民主党は分裂するんじゃないの。あらかじめ決まっていたにしても、ここまでくるのに時間がかかり過ぎだよ。民主党事務局は、社会党時代のゴリゴリの活動家が威張っているんだから、手が付けられないし、一握りの保守系にしても、常に頭にあるのは選挙のことばかり。これでは政治がよくなるはずがないでしょう。水ぬ落ちた犬である小沢一郎は、強制起訴を前にして、どうすれば罪に問われないかで頭がいっぱい。子分どものことなど、かまってられないと思うよ。新党というのも、結果的に追い出されるということでしょう。首相の座にすがりつきたい菅直人も、増税派の与謝野馨をスカウトしたことが禍となって、まったくのジリ貧状態に陥っているし、どっちもどっちだよ。小沢と鳩山由紀夫が新党をつくったら、一体が何人がついて行くんだろう。小沢から潤沢な選挙資金をもらっていた連中は、今さら逃げにわけにはいかないから、60人程度はいるんじゃないのかな。そうなると、菅も伝家の宝刀を抜くかもしれないよね。つまり、解散総選挙に打って出るということだよ。選挙互助団体のくせに、中共に媚びてみたり、この国のかたちを壊そうとしたり、やりたい放題だよね。そのおかげでサヨク政権への危機感が高まって、保守派の市民運動が盛り上がったわけだけど、いくら温厚な国民であっても、民主党のデタラメには怒っているよね。

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土着大衆を蔑視しなかった憂国の論客葦津珍彦

2011年01月23日 | 思想家

 思想家不毛の時代にあって、私が身近に置いている本は、葦津珍彦の著書である。在野にあって葦津は「洋風教育の尊重と、土着大衆の蔑視」(「神国の民の心」)という風潮に異を唱えた。白人的な思考や心情を絶対視することは、日本人の幸福には結ぶつかないのであり、あくまでも語学をひけらかすインテリの自己満足なのである。葦津も指摘しているように、彼岸やお盆の墓参り、初詣に出かける人々は、土着的な思考や心情に根ざしている。そうしたインテリに指導されているわけではない。ネット上で起きていることも、まったく同じではなかろか。インテリの妄想や観念論に対して、名も無き土着民が言論戦を挑んでいるからだ。それは、偉大な言論人であった葦津の志を継ぐことである。遺言ともなった長男泰國にあてた手紙には、その志が何であっかたが書き記されている。「私の83年の生涯、西郷先生に従いて、特に戦後47年、自らの名を上げるのをさけ、私の利を下げるのを嫌はず、死地に立つのを畏れなかった」(「葦津珍彦臨終日誌」)と述懐しながら、「この間、皇威を保つため、GHQ、政府、世論と交渉し、文筆もとった。いずれも世俗的通常的に見れば、さびしく不利だったが、心中は、いつも歩一歩の前進に感激し、勇気を以て生きてきた」(同)。「さびしく不利だった」としても、信念を曲げなかった葦津こそが、真の意味での憂国の志士なのである。

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