ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

昭和13年-戦死者通報

2015年06月18日 05時25分03秒 | Weblog
 昭和12年(1937)7月、北京郊外の盧溝橋で日本軍と中国軍が衝突し、支那事変(北支事変)が起こりました。出動令が発令され、郷土からも多くの兵が応召され出発していきましたが、それから1年余り経った翌13年9月、郷土に届いた戦死者通報に関する町の通知が当時の社区(現加東市社)の軍事関係往復文書に綴じられています。この後、他の戦死者と一緒の合同町葬が執り行われました。
 

 昭和十三年九月二十日
                社 町 長

各区長 殿
各学校団体長殿
各町会議員殿

   戦死者通報ノ件

本町内ニ左記戦死者生ジタルニ付及通報候也

   記

社町上中四一二番地

 歩兵軍曹  依 藤 武 雄 君

九月十日戦死 場所 □□
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