単純に生方美久さん(29歳)って、どんな人?かが気になり、調べてみると1993年生まれで以前は看護師さんをしながら脚本を書いておられたとか。
群馬生まれ、群馬育ちで群馬大学卒業後、病棟で助産師として働き、ミニシアターでフリーターを経って、現在はクリニックの看護師を8月に退職されたそうです。
脚本を書き始めたのは、なんと2018年の春ごろに独学で始められたとのことです。生方美久さんは昨年、若手脚本家の登竜門と言われているフジTVヤングシナリオ大賞で、多くの応募作品の中から選ばれ受賞されている方で、彼女のTwitter からも分かるように生方さん自身も、看護師として働きながら脚本家の夢を追い続けていた方です。
この時の審査員を務めていた村瀬健プロデューサーが、生方さんの才能に惚れ込み、 全くの新人だった生方さんを脚本家デビューという大抜擢したのです。生方美久という、まだコンクール作品以外の脚本を一度も書いたことが無い新人を採用することは異例で、今回のsilent ドラマ作品を作るにあたり、彼女の応募作を一次審査の段階で読んだその時から、“とんでもない才能が現れた”と思い、それからまだ一年もたっていないのに、彼女は僕の期待をはるかに超えるクオリティーの脚本を書いてくれています。とプロデューサーの村瀬さんは驚く。
まだドラマや映画の脚本をたったの一回も書いたことのない彼女だからこそ書けるみずみずしくて新鮮で、手あかにまみれていないリアルなセリフが、視聴者の心に響き silent 人気が沸騰している要因にもなっているようです。また“愛した人が難聴者になる”という難しいテーマに向き合う中で、生方さん自身も自ら手話教室に通い、自身も手話を学び、聾者や難聴者の方々のお話やご意見を聞きながら脚本を書いています。とのことでした。
それを後押ししているのが、スピッツの「楓」かもしれませんね。
♪【s i l e n t】第1〜5話ダイジェスト♪ 楓/スピッツ