10月8日、ワシントンDCに拠点をおく世論調査会社のギャラップ社が発表した世界中で意欲も積極性も持たず、他人の足を引っ張る従業員は意欲を持っている従業員の倍も存在することが分かったとか。
意欲があり積極的に仕事に取り組む従業員はわずか13%で、ほとんどが意欲のない従業員が約63%としている。
こうした人たちは、気持ちが仕事から離れて、なんとなく淡々と日々を過ごし、仕事にほとんどエネルギーを傾けないし、その中の24%が意欲を持とうとしない従業員で、仕事をかなり嫌がっている人たちだったそうです。
仕事へ意欲的に取り組むようにするために必要な条件としてギャラップ社が次のようなことを提示している。
・職場で自分が何を期待されているか知っている。
・仕事を間違いなくこなすための資質や能力をもっている。
・職場で毎日、自分が最も得意なことをする機会がある。
・職場で良い仕事をしたとして認知されたり称賛を受けたりした。
・上司や職場の誰かが自分のことを一人の人として気にかけてくれている。
・進歩していく私を励ましてくれる人が職場にいる。
・職場で自分の意見をくんでくれる。
・自分の仕事は大切だと感じさせてくれる目標や使命感を。
・同僚たちは質の高い仕事をしようと努力している。
・職場に仲の良い友達がいる。
(日経新聞電子版のビジネスリーダーより)
この世論調査を見ていると、逆に、ただ毎日をイヤイヤ仕事をするほど辛いものはないですよね。
ちょっとした考え方を変えるだけで楽しめたり、気持ちが前向きにもなれますし、楽しみや喜びは他人から与えられるものではなく、自分で見つけるものではないでしょうか。