シーブレ日記

愛艇と綴る釣り日記
最近は登山や自転車へと 遊びの範囲が拡大中

年に一度の上架メンテ

2018年10月03日 23時18分32秒 | ボート
10月1日(月)

日曜の深夜、強烈な台風24号が本州を縦断した。
僕の記憶の中でも最強じゃないかな。マジで凄かった。
明けて翌朝、台風一過のドピーカンの中、Seabreezeの上架メンテナンスを決行しました。

横須賀に来てから初だから、1年半ぶりの上架です。
平塚で整備した時はツルツルの船底だったけど、富栄養化の進む東京湾で二夏過ごしたら貝がだいぶ付いたようで船速激落ちでした。


7時、近所の漁協にお願いして上架開始。
今日は息子も呼んで二人で作業にあたります。

さっそく船底の貝を見ると、船底の前半分はパラパラだけど、船尾側はくまなく付いてます。
これじゃ走行抵抗も凄いよね。



スクレーパーで貝をこそぎ落とす。
フジツボがそれほど大きく成長してなかいのと、船台が高いので作業は案外はかどりました。
仕上げに高圧洗浄機で、苔などの有機物を全て除去して、下処理は完了です。



次に、マスキングして、シージェット033をローラーでひたすら塗布します。
左舷は息子が、右舷は僕が担当して、チャチャか塗ってゆく。
23fって、二人掛りでやると腰が痛くなる前に終わってくれる、絶妙のサイズなんですね。



昼前には一回目の塗装完了しました。


近所のスーパーで弁当買ってきて昼休憩。この間に塗料の乾燥が進む按配。

午後一で2回目の塗装を開始。
モチベーションの高いうちに、貝の多く付く艫の方から塗り始めました。(笑)

で、無事2回目の塗装も完了。
ケチれば1缶でも何とか足りそうだったけど、今回はたっぷり1.5缶使用。
これで一年間は充分持つでしょう。




さて、次も上架時にしか出来ない作業として、ギヤオイルの交換を実施。
これも無事クリア。

次、ジンク交換。
ブラケット下部、ペラ上部、エンジンブロック三箇所を交換。
場所により減り方は違うけど、1年半の使用で概ね残り2/3位な感じでした。
やはり安全を見て年一回の交換は必要でしょう。



最後にエンジンオイルも交換。
今回は敢えてメーカー純正品以外のオイルを入れてみた。もちろん粘度やグレードは合わせます。
なんつったって、SUZUKIがオイル作ってる訳ないもんね。オイルはオイルメーカーのを使えば安上がり。




16時、これで本日の予定作業は終了。
今日は偶然にも30℃越えの気温と、適度な風で、2回目の塗装も完璧に乾きました。
でも、次回は8月下~9月中旬の高温期にやるのがベストだな。10月はチト遅いかもね。

最後にマスキングテープをシューっと剥がすと、精悍な姿になった船が現われます。
この瞬間は、僕のお気に入りのシーンなんですよ。



全部の作業を終えて、17時前に下架。

軽く走らせると、見違えるような軽やかな走りが戻りました!
一日がかりの作業の結果が見事に表れ、なかなかの達成感が味わえます。(笑)

UF33以降、船が大きくなっちゃったので、メンテナンスは総て角屋メカにお任せしてました。
23fにサイズダウンしたので、久々に自分の手でやってみたけど、やはり船いじりって楽しいね。

僕が30年来やってきた船いじりのちょっとした要領など、今回息子君に多少伝授できたと思う。
過去に経験した苦労や工夫を次の世代に伝える。
まさにダーウィンの進化論ですな。


船足も軽くなり、秋の釣シーズンにバッチリ間に合いました。

東京湾を走り回ります!
コメント
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