シーブレ日記

愛艇と綴る釣り日記
最近は登山や自転車へと 遊びの範囲が拡大中

富士山のぼり隊 【予行演習 丹沢編】

2015年06月14日 23時31分07秒 | 山遊び
6月13日(土)

前回の「予行演習 富士山1合目~6合目編」で、はたして音を上げるか、はたまた登る気になるか・・・?
結果は後者。当家の女子登山部、まだやる気充分のようです。

ということで予行演習第二弾は「根性・忍耐」をテーマとしました。
前回より高低差と歩行時間の長い課題とし、関東の忍耐系鉄板ルート、塔の岳 大倉尾根をチョイス。
ここをクリアするには、そこそこの脚力とマインドが必要なルートです。

7時半に大倉を出発。登山ステーションの前には登山届けの提出を求めるテーブルが出てました。
いつ来ても人気のルートですね。


山腹の巻き道を登り尾根に出る過程で、山は尾根や谷で構成されることなど、山の基本構造をレクチャーする。

今日は上り口からずっとガスっており景色はまったく見えないが、その分暑くなくて良いのかな。。。

快適な尾根歩きから、徐々に勾配が増し岩っぽい山道なども出てくる。
多くの登山者が黙々と登る、大倉尾根名物の階段登り。これ僕は大嫌いです。


様子見しながら歩いてみると、娘の方はそこそこのペースで付いて来ます。
カミサンはかなりのスローペースながら、同じようなペースのベテラン老婦人を見つけ、その方の金魚のフン作戦で登ってくる。これはこれでアリですね。

11時30分塔の岳山頂に到着。
頑張っちゃいましたね!


カミサンも15分遅れで到着。
標準コースタイムが3時間半なのでチョイ遅いけど、まあ自分のペースで登れたんだから良しとしましょう。

山頂でコンビニおにぎり食べたり、尊仏山荘の猫見たりして大休止。
相変わらず、塔の岳山頂は賑わってますね。


山頂はガスは切れたけど、目標の富士山は雲の中でした。
ここから富士山の全貌が見えれば、ちょっとテンション上がるかなって思惑もあったんですが・・・


下山は登ってきた大倉尾根を引き返すのが普通だが、登山隊員の様子を見るとまだ余裕が感じられます。
ならば隣の鍋割山経由で下りましょう。当然距離も時間も長くなりますが、今日のテーマは「根性・忍耐」。

塔の岳直下から、鍋割山に続く鍋割山稜へ進む。こちらに入るとそれまでの喧騒が嘘のように静かな山道です。
ガスの掛かったブナ林の道は、なんとも幻想的。なかなかの光景でした。


13時、鍋割山頂に到着。
本日2座目のピークハント成功!


山頂は完全にガスに覆われ眺望はゼロだが、多くの登山者が山小屋名物の鍋焼きうどんを食べてました。


ここでも大休止。あとはひたすら尾根通しに下り、途中から二俣への下降路を下ります。
結構な落差を一気に下るので、膝への負担がかなりある。足元が滑るところも多く、特にカミサンは超スローペース。
何とか転ぶこともなく二俣まで降りて一安心。沢の水で顔を洗ってさっぱりする。

このペットボトルの水は、登山者が自主的に鍋割り山荘まで運び上げるための物。
山荘の飲み水は、全て歩荷によって上げられています。


あとはひたすら林道をテクテク歩き、
16時半、出発地点の大倉に帰着しました。

塔の岳、鍋割山の周回コース、無事踏破。
途中の休憩も入れて、なんとまぁ9時間の行程となりました。これは実際の富士登山と同等の行動時間です。
歩行距離はジャスト19km。
大倉と塔の岳の高低差は1200m。

2座の頂上も踏んだし、初心者でこれだけ歩ければ御の字でしょう。
ちょっと予想外の健闘でした。

富士山のぼり隊 根性・忍耐編、クリアです!


PS.
翌日になっても、二人とも筋肉痛もないし疲れもない言ってます。ホントかね。
僕は膝の裏がチト痛いかなぁ~

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