シーブレ日記

愛艇と綴る釣り日記
最近は登山や自転車へと 遊びの範囲が拡大中

シーブレ ついに復活!!

2007年04月26日 00時17分11秒 | ボート
4月25日(水)

シーブレ、ついに復活しました!
リニューアルデビューです!


小雨の降るなか、9時前にリバーポートマリーナに到着。
8時の平塚沖観測塔の波高は60cm。風速は北8m/s。
この条件なら回航は可能と判断する。
最終チェックを行い、予備の水やオイル、工具類を積み込み出航の準備を進める。
準備終了後、マリーナスタッフによりスロープへ運ばれ、そのまま静かに進水した。




桟橋に係留された後、手順に従ってエンジンを始動させる。
エンジンは綺麗に始動し、待ちに待った新生シーブレは覚醒した。




細部の水漏れなどを子細にチェックし、異常は認められないため、いよいよ新居の伊東へ向け出航した。
河口も問題なくクリアし、ベタ凪ぎの相模湾に出る。 
少しずつエンジンの回転を上げる。
コントロールレバーは電気信号なので驚くほど軽い。
2000回転で20ノット。悪くない。
2700回転で25ノット。常用スピードだ。エンジンはものすごい余裕がある。
3300回転で30ノット。フルスロットルなのに上限3500回転まで回らない。ペラのピッチがきつ過ぎるようだ。




それにしても、全回転域で非常にトルクフルなエンジンだ。とっても使いやすい。
エンジン音はAD41よりも大きく、チョッと漁船チックなサウンド。回転数が低いからだろう。
とにかく、一生懸命回っているという感じが全く無く、本当に余裕で回っている感じ。安心感がある。

操舵はパワステが付いたので極めて軽るく、且つハンドリングのレスポンスは旧ドライブに比べ格段に良くなっている。
アルミペラから合金に変わったので、水噛みも相当向上したようだ。

走りながら角屋メカは、ドライブやエンジンを何回もチェックしている。
霧雨の向こうに見える初島を目指し進む。沖に出るに従い追い波ながら多少波が出てくる。
この海域を走るのは初めてであり、真鶴半島や熱海の町を沖側から見るのも初めての体験。これからシーブレのフィールドになる海域に入った訳で、チョッと襟を正したくなった。




初島をかわすと伊東の街はもう目の前。サンライズマリーナはいったい何所だ?
角屋メカからガスタンクを目指すように言われ、それに従い進路をとる。
程なくマリーナに無事到着。 初めての場所への入港は勝手が分からないので気を使う。
桟橋にはマリーナスタッフが出迎えてくれた。 これからお世話になります。




到着後、ボルボの技術者が乗り込み、エンジンに計測用のコンピューターを接続し、何やら入力しエンジンをテストモードに設定して再度出港。
伊東沖でテスト走行を開始。
やはり3300回転以上回らない。計測モニターでも3300回転でロード100%になっているとのこと。100%に達した時点でリミッターが働き、それ以上回転が上がらないようになっているそうだ。けっして無理しないらしい。なんか、頭の良いエンジンです。
テストペラはG7だったので、後日G5を送ってもらい連休中にテストする予定。
それで様子を見て、G5にするかG6にするか見極めて、本チャンのペラに替える事にした。




マリーナに戻り、クレーンで上架してもらう。
スタッフが新しい船台のVや当て木の調整を行い、そしてシーブレは所定の位置に落ち着いた。




長いような短いような一日だったが、なにはともあれ、本日、新生シーブレは見事誕生しました。
着想から今日まで約半年。
一つのプロジェクトを終え、これだけでも充分満足しちゃいました。
角屋メカ殿、お疲れ様であります。有難うございました。


 
コメント (12)
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