晴走雨読

晴耕雨読ではないが、晴れたらランニング、雨が降れば読書、きままな毎日

カムイ外伝

2009-09-19 20:07:51 | Weblog
 田んぼが黄金色に色づきました。夏の天候不順の影響でどうなるのでしょうか。出来秋が気になりますが、今は生産過剰なので、昔に比べて深刻さが少なくなりました。

 カムイの時代には、お米を食べてはいけない階級がありました。



 シルバーウィーク初日は、本日封切りの『カムイ外伝』(原作:白土三平/
脚本:宮藤官九郎/監督・脚本:崔洋一、2009年、松竹作品)をE市のシネコンで観賞。

 初日なのに240名収容できる会場には、10数名しか観客がいない。今は、公開前の情報が様々に伝わるので、観客が事前にセレクトしてしまっているのだろうか。

 出演者は、松山ケンイチ、小雪なので、そのファンの若者は足を運ぶのであろうが、私など中高年は、原作の白土三平の名前に引かれて来ているのであろう。

 マンガが苦手な私ですら、白土の「忍者武芸帳」「カムイ伝」「外伝」などは、これを読むと唯物史観が理解できるとの評判を聞いて、たしか喫茶ナポレオンに備え付けのを読んだのだと思う。

 
 映画の感想?劇画の寒々として乾ききった下層社会が描ききれているか。カムイの周りに漂う虚無感が伝わってきたであろうか。

 CG処理に頼った殺陣表現はリアリティが全く感じない。やたらと血が流れ人が死んだが、なぜか悲しみの無い映画。笑う場面も全く無く、逃げ続けるカムイ。

 評価は、★★☆☆☆です。



 シルバーウィーク2,3日目は、K市へGOです。



 

 

 



 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする