晴走雨読

晴耕雨読ではないが、晴れたらランニング、雨が降れば読書、きままな毎日

「社共は勝てなかったのに民主党は勝利した」

2009-09-26 17:17:28 | Weblog
 シルバーウィーク最終日は小樽のお墓参りにお付き合い。昔から、小樽で寿司を食べる時は、『幸寿司』です。おじいちゃん職人とその息子さんが2人で握ってくれます。寿司屋通りの観光客相手の店とは違います。市内には、たくさん寿司屋がありどこにしたら良いかと迷うでしょうが、『幸寿司』は自信を持って推薦します。



 「社共は勝てなかったのに民主党は勝利した 何故か読み解く」(荒岱介 元ブント代表)(JOUKYO 2009.10)で、日共をコミンテルン型=「外部対抗・内部規範」型政党、仮想的を作り内部粛清さえも内包しながら、共同体をまとめ上げていく政治スタイルの党と性格付け、その限界を指摘している。その極端な例が北朝鮮であるとする。

 私は、荒氏の論文全体を支持する者では無いが、日共の「民主集中制」という組織原理が、現在の原理(綱領)と政策(戦略・戦術)と矛盾を来たしていると考える。

 日共は、未だに「敵の出方論」を有しているのだろうが、現在の議会(選挙闘争)を主戦場とした闘いを続けていくのなら、党内の論争を公開し、社会と民主主義のレベルを合わせない限り大衆の支持を得ることはできないと考える。

 今回の総選挙を廻っても、ある地方議会議員のHPに、本当に真摯で建設的な意見が表明されたと思ったら、即日その記事が削除されていた。これとて、議員の自主的な判断なのか、どこからかの圧力なのかはわからないが、開かれた党のイメージからは遠い。

 それは、『どうしたら壁を打ち破られるか』という題で、「 夏の陣は、予想以上の自民・公明の大敗と民主党の大勝で終わりました。そして共産党は現状維持。共産党の比例得票結果は●●市で●票(●%)、北海道で241345票(7.3%)、全国で4,943,886票(7.0%)でした。過去のいろいろな選挙結果を顧み・・・」というもので、現状維持の原因として、①マスコミの論調、②国民にある共産党への恐怖感、③党員の高齢化を指摘、最後に、地区委員会のあり方などを問うような内容であった。

 下部党員から見れば、選挙の度に頑張っても、根本的なところが誤っていれば、支持を広げることができない。さらに、党中枢部は責任を取ろうとしない。志位は辞任ものではないか。そして、批判、否、議論すらも許されない。

 

 
コメント (2)
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