5日前、私が出張中に来た大難産。
まだ5歳だが肢に問題をかかえた馬で、立てなかったので牧場で切胎したが、それでも出ない、と運ばれてきたのだそうだ。
その後、調子が悪く、再来院した。
オーナーの意向で、やれるだけのことはやってください、とのこと。
感染により徐々に増量した腹水というより、難産時の子宮穿孔による出血が大きかったのだろう。
早い時期に超音波検査で見えたはずだ。
胎便はもともとは無菌だが、やはり便だし、消化酵素を含んでいる。
これはいつも気をつけないといけない。
腹腔内へ生理食塩液を5-7リットル入れて、シリコンチューブで吸引することを繰り返す。
40リットル以上で洗浄した。
血餅や胎盤の切れ端も流れ出てきた。
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生きながらえるか、
今年は無理でも来年以降に受胎するか、
そして、難産の要因になったであろう肢の問題も治せるか、
やるだけやる、というのはそういうことだ。
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風でやられたのか?と思ったが、枝も折れているし、樹皮も削れている。
周りには・・・・シカの足跡いっぱい。
オラが居ない夜が増えると、こうなります。
ちゃんと番犬してるんだから、もっとエサよこせ
そういうことなのですね。
オラ君、居るだけでいい命というのもあるけど、オラ君にはお役もあるんですね。おやつが鹿肉だったり、、、?どうでしょね?
相棒が居ればこんなことはなかったのですが、すっかり剪定されてしまいました。