土曜日。
午前中、2歳馬の飛節OCDの関節鏡手術。
昼、血液検査業務。
夕方、2産目の繁殖雌馬が子宮穿孔のようだ、との依頼。
来院して、超音波で腹部を観るが腹水は多くはない。しかし、子宮に手を入れた獣医師が子宮角先端の穿孔を触知した。
開腹手術しましょう。
例によって右子宮角先端部の7cmほどの穿孔だった。
腹水の白血球数14万/μl。
穿孔部を閉じてから、生理食塩液で腹腔を洗浄した。
術後は軽度の疝痛を何度か示したが、月曜日には平熱で退院していった。
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土曜日の夜中、繁殖雌馬を手術する、との電話で起こされた。
痛くて手がつけられない、PCV53%、とのこと。
手術台で仰向けにされた馬の腹部が山のように盛り上がっている。
妊娠末期かと思ったら、もう出産済みとのこと。急いで術野消毒する。
開けたら、結腸はひどいチアノーゼ。
駄目かなと思ったが、結腸を引っ張り出し、骨盤曲を切開し、前回りの捻転を360°ぐるんと回して整復したら色調はよくなった。
colopexyして閉腹。
入院厩舎に輸液を用意して夜中3時。
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でも、土曜日にやった一番の大仕事は・・・・・
この雪山の向こうに、FFストーヴの排気ダクトもある。
作業中、これが落ちてきたら無事では済まない。
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DOWN TOWN / EPO Studio Live
難産のリスクはどうことがハイリスクと判断になるのでしょ。
雪は氷になってしまうと一層大変。お怪我のないように。
EPO,選曲に理由ありますか?
このつらら、推理小説の凶器になりそうです。
日本がんばれ!そろそろ君が代も聞きたい気分なんだが。
それと胎児が早くに死んでしまって、産道に入ってこないまま分娩が始まることです。これも原因不明です。
それらは、早期に判断して、適切な分娩介助をする必要があります。
土曜の夜がウキウキするのは明日も休みだからでしょうね。土曜日の夜が仕事で賑やかだと日曜日も台無しです;笑
豪雪地帯のような造りにはなっていないのですよね。