予定の診療も、急患も、忙しい。
先週実習に来ていた学生は、結局すべての夜に呼び出されたそうだ。
良い実習になったことだろう;笑
その前に韓国から研修に来ていた獣医さんは、
「テロに遭っているようだ」と言っていたそうだ。
そう、ここは安全な場所ではない。
ー
朝、尺骨骨折が治った1歳馬のプレート抜去。
私は途中で抜けて、突然死した1歳馬の剖検。
出血性腸炎だった。
検査に出して Clostridioides difficile を調べてもらうことにする。
(C.difficile は抗原・毒素ともに陰性と連絡をいただいた)
跛行診断の馬も来たが、私は急患の疝痛の繁殖牝馬に対応。
ー
さらに2歳馬の疝痛の開腹手術。
結腸基部が損傷していて腹膜炎を起こし始めていた。
珍しいことだが・・・・・
併行して1歳馬の副鼻腔蓄膿。
ー
これだけ来たが手分けしながら対応できた。
そして、また夜が来る・・・・
////////////
相棒が逝って2年。
3月4日は命日でした。
いつまでも思い出すたびにイメージは鮮明で。
世間一般の「日曜日だった」
とは、タイトルと内容が違いすぎると思います‼︎
研修に来た学生に、あまり怖くない研修先を紹介してください
と、言われました
僕はなんて答えれば良いのでしょう・・・(泣)
そこを休んでしまう様ではいつでも忙しい言う暇な奴でしかない訳で。
暇な時しかいない人って忙しい人ではないんですよね。
結腸基部損傷の疝痛は慢性的なものでしたか。
早期発見されたからこの程度、となったのでしょうか。
ホルの四胃捻転なんか1日様子見ただけで有り得ないくらい漿膜水腫起こしているのいますね。
これ治るのだろうかと思うのですが、治るみたいな笑
ディフィシルも全ての真の要因とは限らないのでしょうね。
命日も思い出になっていくならまた飼いたくなるのかも知れませんね。
フィジカルとの相談になるのかも知れませんが。
私にはそのメンタルすら有りませんが苦笑
ゴルの寿命は10年前後、生きても10年あまりとは覚悟していました。私にとって黄金の10年だったかもしれません。
冬山登山やトライアスロンをしていた私は、少々のことで人は死なないのを知っています。倒れることはあるけど・・笑
数百症例、結腸の捻転・変位を診ても、このような基部に限局した水腫と壊死は診た記憶がありません。よほど変わった捻れ方をしたか、別な要因があったかと思います。
difficile 以外にも同様の病態を起こす病原体があるのでしょうね。ほとんど下痢する暇もなく急死したようでした。
若犬だった頃のたいへんさは忘れかけているのかもしれません。手や腕は傷だらけでしたし、何度か引きずり倒されました;笑
でもまた飼いたいです。