恒例の全国公営競馬獣医師協会の研修に行ってきた。
千歳-福島は1往復だけになっているので、空港へ迎えに来てもらって、夜の到着になる。
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初日は腸管手術実習。
4名の獣医さんは手洗いして開腹手術を練習してもらった。
メスの腹を使って、one smooth motion で皮膚と皮下織を切れ。とある。
それも経験がないと難しい。
この写真と説明は新しいEquine Acute Abdomenから。
The Equine Acute Abdomen | |
Anthony T. Blikslager,Nathaniel A. White II,James N. Moore,Tim S. Mair | |
Wiley-Blackwell
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残った時間は、他の先生がたに腹腔内探査を体験してもらった。
そして、腸管吻合の練習。
生産地では年間100頭以上の腸管手術が行われている。
救命率は70-80%。
手術を最後までやった症例では、ほぼ9割が退院していく。
ほかの地域でも疝痛馬が開腹手術で助かるようになってもらいたい。
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この研修は、はじまって18年。
今回で20回目だそうだ。
記念のケーキのロウソクを物江名誉会長が吹き消した。
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27名の獣医さんが参加されていた。
北海道十勝、胆振、東北、関東、関西、そして沖縄宮古島まで。
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遠吠えして吠えておこられました。
hig先生って、おちゃめなんですね。
ポンポン痛くなったおんまさん、助けてもらえますように。
洋書はこういうのも電子書籍になっているのですが日本語のはなっていないし、和洋とも中古も高い。そういうものなのでしょね。
オラ君、怒られたのかぁ。帰ってきたら大喜びだったんでしょね。
福島空港は「ウルトラマン空港ですから。
私はウルトラマン世代です。あんまり新しいのはなじみがありませんけど。
相棒は分離不安が多少あるようです。それもまた可愛いんですけどね。近所迷惑になってはいけないので、気をつけないと。
世界を相手でも、馬の外科の本など売れる冊数が限られているのでしょうね。前の版は感心しませんでしたが、今回のは良いようです。