盲腸重積を手術でどうやって治すか。は以前に書いた。
しかし、治せないことの方が多いかもしれない。
結腸に入り込んだ盲腸を引っ張り出して、盲腸を切除して、というのはたいへんだ。
盲腸を無くした馬のその後についての不安もある。
それより!
当歳の秋からは、葉状条虫に効く駆虫薬で、何度か駆虫すべきだ。
葉状条虫の大量寄生で分厚くなったり、動きがおかしくなった盲腸が結腸に飲み込まれてしまうのが盲腸重積だと考えているからだ。
//////
昨夜は1歳馬の疝痛。
9時過ぎの連絡。
11時過ぎの来院。
1時過ぎまで手術して、2時過ぎに寝た。
入院厩舎に3組、4頭の入院。
推奨されるスケジュールの作成と実施状況の確認、発生状況の把握と評価が必要なのかもしれないと、考えました。おそらく、すでに行われているのでしょうけれど。
暖かい春の陽ざしがうれしいはとぽっけですが、仔馬さんが産まれる季節で、hig先生には寝不足の春でもあるのですね。どうぞ、ご自愛なさってくださいますよう。
本州の成馬はどうなのだろうと思いました。
こちらは数日風のつよい春一番?のような日が続いて今日ははじめて暖かでした。
北海道生産地の春のようす、hig先生おつかれさまです、どうかご自愛ください
駆虫状況は牧場によって差があります。寄生状況は虫卵検査で調べるしかありませんが、手間と経費がかかるのであまり調べられていません。
ここで注意を喚起する次第です。
本州の馬はどうなんでしょうね。放牧しない乗馬はあまり寄生虫が増えないのか、あるいは・・・・