きのうも忙しくて解剖体で勉強できなかったので、今朝は暗いうちから解剖場で外耳から中耳、そして内耳の勉強。
解剖の写真いっぱいなので、見たくない人はパスしてね。
耳の周りには腺組織が取り囲んでいる。外から切り込める箇所ではなさそうだ。
とても深く、危ない箇所だ。
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午前中、頭を傾げている2歳馬の角舌骨摘出手術。
鼓膜を切開して、耳管洗浄もしたかったのだが、鼓膜へアプローチできず。
どうやら子牛のマイコプラズマ内耳炎のようにはいかないようだ。
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急患で2歳馬の舌の外傷。
全身麻酔して縫合。
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入院している1歳馬、繁殖雌馬も調子悪い。
別な繁殖雌馬が疝痛で来院。
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午後、2歳馬の喉頭形成・声帯切除。
疝痛の3頭は全部だめだった。
1歳馬が腕節構成骨の骨折による腕節外反で緊急来院。
X線撮影して、フルリムキャストを巻いた。
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もう充分いそがしいしね。
三叉神経麻痺の手術のアプローチはこういうところからなんだろな、とか、おんまさんにも滲出性中耳炎はあるだそうな、とかいろいろ考えながら拝見しました。
春が近いぞ!という嬉しさの反面、まだまだ寒いぞと、気の引き締まる思いが交錯する季節ですが、おんまさんの体調不良にははやく気が付いてあげたい、回復してげんきになってほしい、と思う気持ちは忙しくお疲れのなかでも同じだろうと思います。
側頭骨は微妙な箇所ですね。
2月というのにチョット忙しすぎました。
けんかするときは、ちゃんと耳を折りたたんで噛みつきにいきますしね。
耳に水が入るような馬の頭や顔の洗い方は良くないようです。