真夜中のドロップアウトカウボーイズ@別館
ピンク映画は観ただけ全部感想を書く、ひたすらに虚空を撃ち続ける無為。
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福岡市在住のピンクス。ピンクスとは、ピンク映画愛好の士、を意味する造語である。
仮名遣ひは正仮名を使用。
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犬小屋の妻 発情しました
か行
/
2009年12月02日
「
犬小屋の妻 発情しました
」(2004/製作:ホットエンターティメント・フィルムハウス/提供:Xces Film/監督・脚本:川崎軍二/企画:稲山悌二・梶俊吾/プロデューサー:井苅安英・伍代俊介/撮影:宗方武則/照明:桜井雅章/録音:藤堂詠士/助監督:高杉秀・佃謙介・宝つぐお・川口浩二/効果:シネキャビン/出演:小林しのぶ・新城蘭・田渕正浩)。そこかしこを拾ひ損ねるが、別にどうでもいい。
オッパイだけならば確かに爆乳の小林しのぶに婿入りした吉田(田渕)は、義父の経営する会社に昼から出社しては簡単な仕事でお茶を濁しつつ、家では家事全般をこなしまるで召使のやうにコキ使はれてゐた。休みにも関らず妻に叩き起こされた憐れな吉田は、友達のパーティーに行くといふので車を洗はされると、小林しのぶはプイッと一人で家を空ける。それどころではないツッコミを一応入れておくと、この場合、夫を連れて行かないといふのはある意味不自然でもあるまいか。さて措き、鬼の居ぬ間にと吉田も外出、浮気相手の女子大生・久美子(新城)との逢瀬を楽しむが、隣の奥さんに目撃されてゐたらしく、妻に発覚する。家から閉め出された吉田は、今は元の主である大型犬は既に死んでしまつた、庭の大きな犬小屋で暮らし始める。居丈高な妻の呪縛から逃れられる犬小屋は、吉田にとつて案外パラダイスであつた。だから、これでは“犬小屋の夫”なのだが、とかいふ遥か以前に、
な ん だ こ れ は。
プロジェク太上映であるのをいひことに―
よかねえよ、ハゲ!
―キネコとはいへどもフィルム原版ですらない点が、ただでさへ燃えるやうな腹立たしさに凄まじく火に油を注ぐが、今作は最早ピンク以前に映画ですらないといふのは、些かの誇張でもない、挙句
Vシネですら
ない。脚本・演出・撮影・録音・etcetc・・・・一摘みの拾ひ処もない辺りが逆の意味で鮮烈な、全てがどうしやうもなく希薄な純然たる、全くアダルトビデオの方法論のみによつて撮影された単なるアダルトビデオなのである。何をいつてゐやがるのだか、俄には御理解頂けぬやも知れないが、この時エクセス母体の新日本映像は、AV屋が過去に撮つたAVをキネコにして小屋で上映する、などといふ歴史的な大罪を犯してゐた。実は今作は遡ること
1999年の夏に、「犬小屋の妻」といふタイトルにてVHSリリースされてゐる
、因みにこの時の尺は八十分。今劇場版が唯一優れてゐる点は、VHS版よりも二十分短いといふことだけだ。正しくマッシブな爆乳は兎も角、絵に描いたやうなオカメ顔が凶暴にムカつかせる主演女優も、よくよく調べてみると小林しのぶではなく
実は新城蘭のやうらしく
、それならば久美子役は誰なのかといへば鈴木えり子といふ人らしいが、一体全体小林しのぶとかといふ適当な名前は何処から降つて湧いたのだといふところまで含めて、既に寧ろ重ねてどうでもいい。若い頃は人並に借りて見もしたが、目下AVにまで割く余力は欠片も持ち合はせない以上、よくよく知りもしないものを捕まへてピンク映画のアダルトビデオに対する優越性を、勝手に論じるつもりは勿論毛頭ない。今作改めこのゴミがAVの中でも駄作凡作の位置に該当するのか否か、その辺りもこの際どうでもいい。兎にも角にもひとつだけ断言出来るのは、斯様な代物、木戸銭を落とした小屋で観るものでは全くない、全力でない、全身全霊を込めてない。といふか御節介にも観るなとか筆を滑らせる以前に、そもそもこんなものをかけるなアホンダラ。不細工な主演女優を始めとして、何が一番酷いのか考へようとしてみても、全部酷いので途方にすら暮れる始末。新日本映像が製作費をケチらうと仕出かしたお痛なのであらうが、日本映画史の最周縁に残らう犯罪的な一大暗黒汚点。猛烈な爆死臭を感じつつも、一応はエクセスの2004年ライン・アップに並んでゐたからと足を運んでしまつた、俺は救ひやうのない馬鹿だ。願はくば今稿を契機に、小屋でこのクズを前に頭を抱へる憐れな被害者の絶えたならば、そのことに勝るせめてもの幸せはない。荒木太郎や堀禎一の方がまだしも一兆倍マシだなどと、そもそも映画ですらないクソの引き合ひに出すことさへ憚られる。加へて、フィルムハウスが実際に関つてゐたのかどうかすら疑はしいといふか、まづ間違ひなく全くの無関係であらう。何かしらあるやも知れぬと、こんなものを相手にまんじりともせず完走を果たした己が、逆に恥づかしい。
世界が終るその日、最後に小屋で上映されるのがこのカスであつたとしても、それでも観る値打ちはない。
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