革靴


SIGMA DP1 Merrill

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昨年、佐野のプレミアム・アウトレットで黒い革靴を購入した。
出張に履いていく革の靴が、一足欲しかったのだ。
スコッチ・グレインという日本のメーカーの靴である。

傷物という理由で、半額近い価格に値引いて売られていた。
傷といっても、言われてもわからない程度のもので、当然一回履けばもっとついてしまうだろう。
非常にお買い得といえる。

その靴を履いて出張に行って驚いた。
一日立っていても、ほとんど疲れないのだ。
これほど靴で変わるものかと思うほど、楽になった。
今までは靴のせいで疲れていたのだ。

強い圧迫感に履いている間中悩まされる・・という嫌なイメージが、ビジネス・シューズにはあった。
それが靴を変えただけでこんなに軽減されるとは。
もちろん今回は、靴の形が偶然自分の足にマッチしたのだろうが・・・

それにしても、いたく気に入ってしまった。
考えてみれば、靴は革フェチの対象品目である。
革製品としての作りの複雑さと精密さには、革フェチには堪えられないものがある(笑)
早速年末に再度アウトレットに立ち寄り、今度はカジュアルなものを購入した。



今日の時計ベルト。
カルバン・クラインのクロノグラフK2171にmutaのシルバーをつけた。

いつ買った時計だかは覚えていない。
20年くらい前かもしれない。
2、3万円だったと思う。
時計に関する知識は全く持っておらず、見た目で一番気に入ったものを買った。

ブランドの格付けとか、そういう余計な知識は皆無といってよかった。
スーツを着た時に、腕に何か付けないとカッコがつかないと思い、買いに行っただけだ。
ロレックスとか、オメガとか、周りの人たちが普通につけている時計の価格をお店で見て驚いたのを覚えている。
そんなものにお金をかけるなら、その分オーディオに回した方がいいと思った。

しかし時計のデザインに関する好みは、今とそれほど変わらない。
今見ても、このブランドのデザインは悪くないと思う。
今の時計は径が大きくなってしまったので、この時代の方がむしろカッコいいかもしれない。

電池切れの状態で引き出しの奥から出てきた。
早速ベルトを付け替えようと、まずは金属製のベルトを外してしまった。
しかし取り付け部分が変則的で、かなり苦労することになった。

ベルトとの接合部分には、上から幅20mmほどの金属製の覆いが被さっているが、実際にバネ棒を取り付ける部分は狭くなっており17mmしかない。
かといって幅17mmのベルトを付けてみると、貧弱で恐ろしくカッコ悪い外観になる。
やはり覆いと同じ幅のベルトでないとおかしい。

20mm幅のベルトをナイフでカットして、17mm幅に加工する必要がある。
しかし不用意には出来ない。
切断した部分が覆いから出て見えないように、慎重にサイズを測って、切除する範囲をギリギリに抑えなければならない。

けっこう大変であることがわかり、これは一度付け替えたら、もう交換する気にはならないだろうと思い(笑)、ベルトは間違いなさそうな色のものを選んだ。
mutaのお店でみつけたエナメル調のシルバーのものだが、正式な名称は聞き忘れた。

失敗してベルトを無駄にするのを覚悟の上で、思い切って加工したが、本体に取り付けるのにはかなり苦労した。
それほど厚みのあるベルトではないにもかかわらず、時計の金属製の薄いベルトが付けてあった部分には簡単に入らない。
工具でギュウギュウと押し込んで、30分くらいかけて、やっとバネ棒がカチリとはまった。

えらく苦労したが、何とか取り付けることが出来た。
相性も悪くなく、特に文句の無い仕上がりである。
でも実際に着けて歩くことはないだろうな・・・(笑)

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