閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

おそと

2016-07-14 16:24:52 | 日々

左から、真鈴、クレ、さんちゃん。
惑星直列のように並んだところ。
この3匹は一緒にいることが多い。

家の前の私道は、この先で行き止まりのため、
通る車も数えるほどなので、猫もごろごろしていられます。

 

真鈴おばちゃんと遊びたいクレ。ねらって…

 

 

びょん!

 

 

ぎゃうぎゃう!

 

 

 

いっちょまえのポーズで…

 

 

ゆっくり…

 

 

正面にまわりこんで…

 

 

とびかかるっ!

 

 

ぎゃうぎゃうぎゃう!
(遊んでいるだけなので問題ありません) 

クレは、さんちゃんにも親しげに寄っていくけれど、
鼻先ちょんの「挨拶」や、ちょっとなめてもらうことはあっても、
こんなふうに思いきりじゃれつくことはしない。
「親しき仲にも礼儀あり」というか、オス同士は、本気のケンカに
発展することを避けるようなしくみになっているのだろうか。

そのかわり、真鈴ときなこには、遠慮なしにとびかかる。
このへんは、おかあさん猫に甘える子猫の行動のようでもあるし、
自分と同レベルの遊び仲間と思っているようでもある。
すももおばちゃんは、最初から「別格」扱いで、てーっと走ってきて
とびかかると見せて、ぽーんと跳びこえて行ってしまう。
猫にも「お年寄りは大切に」という意識があるのか、それとも、
すももの半化け猫オーラに威圧されるためか、よくわからない。

ヒトの場合、男女の違いは外見にあらわれることが多く、
それが服装、髪型、化粧等でさらに強調されているのがふつうだ。
猫はどうなんだろう。
三毛猫のオスは非常に少ない、というような例外を除いて、
基本的に猫という動物は、色柄に雌雄の区別がないし、
たてがみとか角とかトサカとかもない。
もちろん、近くでよく見ればわかる。
猫を見慣れている人なら、顔つきや骨格や歩き方で、
男の子かな、女の子っぽいな、と見当をつけることもできる。
しかし、たとえばウラシマは、何メートルも離れた場所からでも、
さんちゃんとクレのことは、はっきりライバル!と見なしていて、
他の3匹とはあきらかに扱いが違う。
いったいどこを見て、何から判断するんだろう。

株価低迷中のウラシマ君、きょうは2階にあがってきて、
アマゾンの箱で熟睡中の真鈴ちゃんの寝顔を
しばらくじーっと、じーっと眺めていました。
この冬には仲良くなってるといいけどねえ。 

 

立候補します。よろしくっ!

(でも、うかつに真鈴に近づくと、さんちゃん怖いぞ?)

 

 

草むらにミニサイズのブラックホールのようなものがある。

 

 

 

何か気になってじーっと見ていたら、

 

 

クレちゃん出てきた!

この中はすっぽり空洞になっていて、草で編んだテントのようで
涼しいらしい。 
このすぐうしろに生えた1メートル半くらいのエノキの木を
切るつもりでいたけれど、やめておこう。

 

 

本日の「いいね!」


ココナッツ・オクトパス

ココナッツの殻や貝殻を持ち歩く習性のあるメジロダコ。 

タコってほんとに宇宙人みたいだな! と思うけど、
考えてみたら本物の宇宙人なんて見たことないのだった。

 

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みみずく

2016-07-12 17:42:28 | 日々

これを見ると、どうしても、

 

 

こういう生物を連想しがちですが、

 

 

きななだよ。

 

 

短時間おくつろぎ中。
「眉間に縦ジワ」っぽく見えるのは縞のせいなのでしようがない。 

 

 

室内では、膝の上でなければ、こういうところにいます。
はみだしても、ほとんど床につきそうでも、いいらしい。
このハンモックを取り付けられる椅子が1つしかないのが残念。
 

そして、前回、美にゃん画像で株を上げたウラシマですが、
その直後、「第3の水たまり」が発覚して、たちまち大暴落。
顔を見るたび「アンポンタン!」と言われております。

 

 

 

 

 

 

本日のゲスト。

 

きみですか、かじったのは。

 

 

本日の「いいね!」


にゃんこが教える正しいトイレの使い方

ウラシマ! よく見ときなさい。 
 

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だれ?

2016-07-11 15:30:26 | 日々

ウラシマ??

きみって、もしかして… 

 

 

かなり美ニャン?

(わー、そこで爪とがないッ!)

 

最初の頃は、顔つきも「ぴっ!」とはりつめていたのですが、
だいぶ余裕が出て、表情が豊かになってきたかな。
しかし、ふつうの猫は、首のうしろあたり、片手でつかめるくらい
毛皮にゆるみがあるものですが、この子はぜんぜんつかめない。
筋肉質っていうか、体脂肪率が低そうな感じ。
ぴちぴちなので非常に抱っこしにくい。(されたがらない)

2階のわたしの部屋の窓にも猫ドアをつけたので、
猫はベランダも24時間利用可になり、ウラシマにとられたぶん
先住猫のテリトリーが増えた状態です。
このところ、階下にウラシマ、台所にすももが居座り、
さんちゃん、真鈴、クレは、ベランダやお外に分散中。
そして、ひとりだけどうしても猫ドアを覚えないきなちゃんは、
いったいどうしたもんでしょうか、ね。
 

 

本日の「いいね!」

YKK APの猫コマーシャルが可愛いのでまとめて貼っときます。

 

猫と赤ちゃん篇

お留守番篇

似たものどうし篇

 

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空き家

2016-07-09 17:21:27 | 日々

拾った殻。
直径(最大)約50ミリ。

このあいだ見たちびカタツムリとは別の種類。巻き方も逆。
だけど、この感じ、たしかどこかで見たことがある…と思ったら、
去年の秋にも拾っていた。(→これです )
サイズは今回の殻のほうが一回り大きい。

 

どうしても「かたつむり」には「紫陽花」を取り合わせたくなってしまう。
幼児絵本の6月号のイメージが脳内に刷り込まれているらしい。
雨傘、長靴、てるてるぼうずもワンセット。

 

 

20年くらい前になると思うけれど、遠方の大学の学生さんが、
このあたりにカタツムリの採集にやってきたことがあった。
いきなり知らない土地に行って見回しても、カタツムリなんて
小さくて地味で、飛んだりはねたり鳴いたりもしないから、
そうそう簡単にみつかるものではないだろう。
人に聞こうと思ったら意外と人家がなくて困ったらしい。
もう夕方で、おもてで何か探すにはちょっと遅い時間だ。
うちの庭先の桑の木に、ときどき大きいカタツムリがいるので、
「このへんに…」と言いながら見たら、うまい具合にいたから、
取って「はい」と渡した。
学生さんは、きょとんとしたような、ほっとしたような顔で、
それを持って帰っていった。

ずうっと何年も、桑の木の主のようにそこに住んでいたのに、
なりゆきとはいえ、通りすがりの見知らぬ人にあげてしまうなんて、
わるいことをしたと、あとになって悔やんだ。
人は、本能的に、旅人には親切にしてあげたくなるのかもしれない。
研究のお役には立ったでしょうか。
その後、庭の桑は伸びすぎて切ってしまったし、
生きている大きいカタツムリにはもう何年も会っていない。
ただ空き家だけが、こうしてぽつんと残されている。
ああ、まだいたんだ。
いた、という証拠を手にして、すこし安心する。
これが最後の1匹かもしれないと思いながら。
 

 

 

 

 

エキナセア。
花の真ん中に顔を近づけると、良い香りがするのに気づいた。
甘い香りというよりは、化粧品か石鹸にありそうな香り。
ああこれはあれだ!と一瞬思うけれど、あれが何だか思い出せない。
開き具合か、日によってか、天候か、時間帯か、
香りのするときと、あまりしないときがある。 

 

本日のにゃんズ。

黒白クレと、ほぼ真っ黒さんちゃん。
この2匹、ほんとうに仲が良い。
よかったねえ、クレは、さんちゃんがいて。 

 

 

 

 

 

 

 

で、その後のウラシマはどうしたか。
居間のテーブルに4脚ある椅子のうちのひとつを占領して、
昼も夜も、たいていそこで寝ております。
だいぶおなかが満たされ、慌てなくても食いはぐれることはないと
わかってきたのか、前ほどはピーピー叫ばなくなったようだし、
寝姿にも余裕が出てきました。

その椅子からは廊下のゴハン皿が見えるし、猫ドアの出入りも見える。
しかし、あいだにいろいろ障害物があるため、他の猫と
真正面から向き合うことが回避できる、という絶妙な位置で、
動物の本能とはいえ、その選択はなかなか賢い。

さんちゃんもクレも、まだ警戒はゆるめず、近距離で目が合えば
うなるけれど、その距離は徐々に縮まってきているし、
声のボリュームも下がってきている。
警戒には警戒で、敵意には敵意で返すもの。
じゅうぶんな食物と、落ち着ける居場所が確保できて、
安心が敵意を上回れば、争う必要はなくなる。
「ヒトかあさんと、6匹のでかい子猫ちゃんズ」の出来上がり。

とはいえ、そう簡単にいくものではありません。
さんちゃんが猫ドアのすぐ外の縁側にいると、
ウラシマは出ることができない、という問題。
出たら出たで、そのとたん、双方が「子猫ちゃんズ」から
「おとなのライバル同士」の関係に戻ってしまい、
一触即発のガウガウギャウギャウ! …という問題。
平和な世界の実現にはまだまだ時間がかかりそうです。 

きょう、ふと思いついて、ねこじゃらし棒(先住猫どもは
もうあまりじゃれてくれない) を振ってみましたら、ウラシマ君、
すぐ反応して、けっこう夢中になってしばらく遊びました。


 

本日の「いいね!」


トロンプ・ルイユ(だまし絵)

退屈な壁が大変身!
フランスのストリートアーティストPatrick Commecyの作品。

 

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「すすめ!うみのきゅうじょたい」

2016-07-07 10:12:28 | お知らせ(新刊)

せっかくなので、派手な帯つきで載せてみました。
「こんどは海で大活躍!」の巻。

 6人の元気な子どもたちが、力を合わせて、
 困っている人や動物を助ける「きゅうじょたい」シリーズ。
 1作目『すすめ!きゅうじょたい』は野原や山で、
 2作目『すすめ!ゆきのきゅうじょたい』は冬の雪の中で活躍しました。
 3作目の舞台は、夏の海です。

 このシリーズは、ショベルカーやクレーン車など、おなじみの
 「はたらくくるま」を使って救助をするのが特徴なのですが、
 今回は、ひとつ困ったことがありました。

 車は海の中では使えないよ! どうする?

 だいじょうぶ。ちゃんと考えてありますよ。
 何がおこるか、おたのしみ。

 (以上、公式の著者メッセージ)

 

前作『すすめ!ゆきのきゅうじょたい』の企画段階で、
雪の話だと冬しか売れないのでは…というご意見があり、
「じゃあ、夏のも作りましょう」と簡単に言ったのはわたくしです。が、
その時点では、「うみのきゅうじょたい」というタイトルだけあって、
中身はなぁんにもなかった!
なんとかなるだろうという、根拠のない自信だけがありました。

「ゆき」が出たのが昨年の11月です。
すぐに「うみ」の原案を考えたことは考えたのですが、
途中でMが他の絵本の仕事で忙しくなってしまい、
ダミーは煮詰まらないまま「半煮え」状態で棚上げに。

今年の春になって、編集Oさんに「どうですか」と言われ、
Mが「どこまでやったんだっけ」と、棚からダミーを下ろしてきたら、
貼ってあるネームがひとつ前の(ボツにした)原稿じゃないですか。
それじゃなーい!と言って、 探したんだけど、最新バージョンがみつからない。
「ゆき」が出来たとき、いつものように不要になったものを捨てましたが、
どうやら「うみ」関係も間違えて捨てちゃったらしいのです。
(パソコンって、これが怖いんだわ~)

で、急いで(思い出しながら)原稿を書き直したのが、3月の末。
1週間くらいで新たなダミーつくってもらって、送りました。
そしたら折り返し回答がきて、「できればこの夏出したい」と。
夏は夏でも来年の夏だと思って、のんびり構えていたこちらは、
「えっ? 出すの?」とビックリ。

季節絵本は、前倒しで出すのがふつうです。
夏の絵本なら、夏の前に。
印刷製本の時間を考えると、春には原画が完成してなきゃならない。
ということは、冬の間に準備ができてなきゃ間に合わない。
絵にもよるし、人にもよるでしょうが、だいたい夏の絵本は冬に描き、
冬の絵本は真夏に描いていることが多いのです。

今回、4月なのに、まだやっとダミーしかない状態。
これはまだまだ「とりあえず」の叩き台のダミーで、
いつもはここから、あーだこーだと検討を重ねていくんですが、
え~っと、間に合うのかな?

「やってみないとわからない」と言いながら、Mはその日のうちに
パネルに紙を水貼りして、もうどんどん描き始めました。
細部が決まっていない場面は相談しつつ、決まったとこから描いちゃう。
「ユニフォームは半袖に」とか「ライフブイ積んでって」とか、
わたしも思いついたらその場でどんどん言っていく。
じつに「現場合わせ」的な進行です。
5月にはMの展覧会があったので、その梱包や搬入もしながら、
夏野菜のために畑を耕したり、シジュウカラの子育てを観察したり、
あれやこれやの合間をぬって、5月の初旬には原画がアップ。

 

最近はレイアウト校正をPDFファイルで送っていただくことが
ふつうになりました。
編集者、デザイナー、著者画家と、「パス回し」が早くなって便利です。
が、パソコン上で順番に一場面ずつしか見られないため、
あっちとこっちを見比べたり、全体の流れをつかむには不向き。
必ずプリントアウトして、切って、折って、貼ってダミーを作ります。
うちのプリンターはA4しかプリントできないので、ダミーは
ちっちゃくなりますが、この手順は絶対抜かせません。
(そのためにオルファのカッターマットと定規買ったんだから!
これは自分用の作業で、絵の人は絵の人で独自にやっているのです)

世界観がもうできあがっているシリーズ3冊目ということで、
画材からキャラクターから考えずにすんだので早くできた。
とはいえ、3か月で書店に並ぶというのは新記録ではないかしら。
描いた人、お疲れさまでした~。
大忙しだった編集Oさんも、ありがとうございました。 


 

一面のひまわり畑とか、

 

 

おなじみの「こまったおじさん」とか、

 

 

特別出演のわんことか、

 

 

海にいる大きいものとか…!

とても夏らしく、ぱきっと爽やかな感じの絵本になったと思います。 
きゅうじょたいの夏用のユニフォームも、見てね。 

 

<追記>

著者・画家サイン本を抽選で5名の方にプレゼント。
しめきりは2016年7月31日です。

詳しくはこちらで→ chiik(チーク) サイトオープン記念プレゼントキャンペーン

 

 

すすめ! うみの きゅうじょたい
竹下文子・文
鈴木まもる・絵
金の星社 2016年

 

ついでに、こっそり予告。

恒例となりつつある金の星社のおまけつき「せんろはつづくフェア」、
今年の秋も、あるみたいですよ。
(昨年度のは→こちら) 
今年のおまけは…まだひみつ♪
詳しいことは、わかり次第、あらためてお知らせします。 

 

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また、ウラシマ近況

2016-07-05 21:22:48 | 日々

先日、テレビの裏に内緒で水たまりをふたつ作ったことが発覚して、
またしても株価が急落したウラシマです。
コンセントがショートしたらどうすんの!
地震に備えて固定してあるのでテレビ動かせないんだよ。
(埋め合わせにカワイイ写真のせとく)

 

「この子、何歳くらいですか」と獣医さんに聞いたら、口の中を見て、
「あ! 歯がきれいだ。あー、でも、真っ白ではないね」と。
少なくとも1歳や2歳ではなく、3、4歳くらいかな、とのことでした。
ヒトでいえば20代後半から30代前半か。
(しかし、声がまるっきり子猫なんだけどね…笑)
体重は5キロちょっとありました。重い。

キャリーケースに敷いていたペットシーツにしみがついていて、
「あれ? 血尿出てます?」と先生に言われ、
え~っ、ややこしい病気だったらどうしよう! と思いましたが、
調べてもらったら、左右前足の上のほうに1つポチっとついてる
おまめ(手根球)がすりむけていて、そのせいだとわかりました。

「おとなしくていい子ですよ」と助手のおねえさんにほめられました。
(野良猫だといって連れてったため、「飼ってあげたら」という
推薦の言葉だったかもしれない) 
帰りの車では、もうぜんぜん鳴かなくて、ちんまり香箱座りしてました。 

 

 

これまで長いあいだ、家の中で爪とぎする子はいなかったので、
(みんな思い思いに外の木などを使っている)
室内にボード等を置いていません。
しかし、コイツは、部屋の中のいろんなところでとぎたがる!
いやー、水たまりも困るけど、これも困るよ。
調子に乗ると、立ってる人の足でもトギトギ!

家の中は、ウラちゃんにとっては「新たに獲得したテリトリー」
なので、これはマーキングの意味もあるのかもしれない。
さんちゃんもクレも、子猫のときからここで育ち、いつでも遠慮なく
出たり入ったりしているけれど、ウラシマは、まだ立場が不安定で、
やっと見つけた居場所を失うことが不安なので、いったん入ったら
出たくない!という様子がありありと見える。
水たまりを作られないよう、ときどきとっつかまえて外に出していたら、
椅子の下を逃げ回ってつかまらなくなってしまった。

同じ成猫♂でも、マドちゃんは、この種の心配はまったくなかったので、
(トイレはわざわざ橋を渡って山まで行ってました)
ほんっと、猫って、1匹ずつみんな違うんだなあ…。 

 

すごい古木みたいな苔むした木。
表面をおおっているのはマメヅタらしい。

 

 

上を見るとこんなです。アカメガシワ。

 

 

地味に、カラーリーフ。
やっと居ついたらしいヒューケラその他。

 

 

この右側の(なんだっけね)が一番元気がよい。 

 

 

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7月の花

2016-07-03 16:50:57 | 日々

エキナセア。

 

 

赤いほうは、このカメラではうまく再現できない色。
周囲の他の植物ともまったく調和しない独特な色なので、
しまったなあと思っていたが、遅れてクリーム色が咲き始めたら、
なんとかバランスがとれた。

エキナセアで調べると、サプリメントの広告ばかり出てくる。
エキナセアの入ったハーブティーは、以前からときどき買って
おもに冬場に飲んでいた。
インディアンハーブと呼ばれ、免疫力を高める、とか。
でも植えたのは園芸種らしいので、薬効はどうだろうか。 
 

つぼみも面白い。ゆっくり咲いて、ずいぶん長く咲いている。

 

 

ポーチュラカ。
今年は「サンちゅらか」という品種になっていた。
変な名前のつかない「ふつうの」が一番丈夫でいいのにな。
雨が多いせいか、ちょっと元気がない。

 

 

蜂じゃなくても飛びこみたくなる、この色。 

 

 

あじさいは、白い花が青みがかってきた頃もまた良い。

 

 

 

 

このごろ新聞はあまりすみずみまで読むひまがないけれど、
たまに妙なところに目がとまる。
「あなたに代わって文章を作成します」
という広告を見かけた。
つまり、代書屋さんですね。
はがき、手紙、その他。
「その他」には、自叙伝、スピーチ原稿なども含まれるらしい。
昔なら、字の書けない人の代わりに書いてあげるのが代書屋だった。
今はおそらくそうではないのだろう。
難しい漢字なんか書けなくたってメールは打てる。
誤変換さえ、冗談めいた「文体」として通用する時代だ。
絵文字やスタンプを駆使すれば、微妙なニュアンスだって表現できてしまう。
試験はマークシート、ビジネス文書には各種テンプレ。
日本の識字率は非常に高いけれど、ちゃんとした文章を書けない率は
もしかしたらじわじわと上がってきているのかもしれない。

料金をみると、葉書3000円から、手紙5000円から、となっていて、
自叙伝なんか頼んだら、いったいいくらかかるんだろう。
でも、プライベートなものを頼むのはやっぱりためらいそうだし、
潜在的需要があるわりには、依頼件数は少ないんじゃないかと…
いまの世に代書屋だけで生計を立てるのは難しそうな気がするけれど、
実際はどうなんでしょうか。
(ちょっとやってみたくもある。江戸時代なら、ね)

その斜め下に、海辺に建つ病院の広告があって、
「旅行中の透析もお任せください」というキャッチコピー。
なるほど、そうきたか、と思う。
年をとってあちこちに故障や不安を抱える人々が、
温泉地や景色のいいリゾート地の病院をゆっくりめぐり歩く。
高齢化が進むと、旅行はそういう形が主流になるのかもしれない。
ミス・マープルだって、療養先のカリブかどこかで
事件を解決してたじゃないですか。
(ジェームズ・ボンドも出てきた…あれTVドラマだっけ?)

豪華客船で長期間一人旅をしている老婦人の話を読んだ。
老人ホームより安上がりで、はるかに待遇が良いのだそうだ。
いつも清潔なタオルにシーツ。歯磨きもシャンプーもすべて無料。
プールもある。ショーもある。医師も常駐している。
もちろん食事は最高、ルームサービスを頼めば「ベッドで朝食」も可。
居ながらにして世界各国をめぐり、次々と新しい友達ができる。
何よりも「患者」ではなく「客」として扱ってもらえる。
いいことずくめでしょ、と彼女は言う。
それに、万一死んだときは、海に放り込んでもらえばいいんだし、ね。

(この元記事を見失ってしまい、ちょっとうろ覚えで書いてるので、
間違いがあったらすみません。
最後のところは「きみまろ」風のブラックジョークなのかな?)

 

クチナシ。今年もたくさん咲きました。

咲いた花と、咲きそうなつぼみのついた小枝を切ってくる。
室内に置くには一輪か二輪でじゅうぶんだ。
花が枯れたあともそのまま水にいけておくと、つやつやした
新芽が出てきて、抜いてみると節から根が出ている。
ふつう花のついた枝は挿し木に使わないものだけど、
クチナシは花を楽しんだあとに挿してもよくつくようだ。
昨年こうして挿した小枝が、まだ20センチほどの丈なのに、
今年もう花が咲いたので驚いた。

何でもかんでも植えていると、あっというまに場所がなくなる。
これからは香りのよい植物を優先して植えようと思う。
実生のカラタネオガタマも60センチくらいになっている。
来年は咲かないかなあ。

庭先の植木鉢には、全滅寸前で救助した山あじさい、
アオダモの実生苗、お預かり中の千島桜、などなど、
地植えすると見失いそうなちびさんたちが仮住まい中。
今年芽生えたホオノキとムクロジの赤ちゃんもいる。
ムクロジが、かたいかたい種の殻を割って、何日もかけて
地上に出てくるまでを毎日見ていた。
(しかし、ホオノキもムクロジも、かなりの大木になるので…
これからどうしましょう?)

 

 

先日の朝ごはん。

Mがつくってくれるフルーツ定食が、ときどき顔になっている。
目玉はプラム。 

 

 

本日のゲスト。虫キライ姫はクリックしないで。

細すぎる葉によじのぼろうとじたばたしているきみは、
いったい何をどうしたいんだ。

たまたま最近、複数のブログでこれの画像を見かけたので、
全国的に一斉に出回っているのかもしれない。
ゴマダラカミキリ君は、果樹の害虫として悪名高いので
「わーきれい」などと鑑賞していてはまずいんだろうけど。
閑猫も虫ニガテなほうですが、こういう装甲系はわりと平気。
捕獲するとキチキチ文句いうのが可愛い。


 

本日の「いいね!」


あきらめない人の車いす

届くべき人みんなに届きますように。

 

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progress

2016-07-02 11:13:12 | 日々

progress  進歩, 向上, 発達, 進化

ウラシマは「ドアを開ける」をおぼえた。

 

 

コンニチハ。開けてください。
(と、いちおう言ってみる)

 

 

勝手に入りますよ。

 

 

前足さえ入ればこっちのもの。

 

 

あ、あ、手がはさまった、いててて。

(この失敗は、さんちゃんもやっていた。
ドアのサイドから手先を入れ、その状態で引くとはさまってしまう。
猫は、前足でひっかけて引き寄せる動作が得意なので、
ドアもそれで開くと思うらしい。
何度かやっているうちに、引かずに押すことを覚える。
唯一、すももだけは、最初から頭で「ずいっ」とやって、
ごく自然に出入りしている。年の功ですね)
   

 

頭を使わなきゃね、頭を。

 

 

よいしょっと。

 

ウラシマの適応の早いこと。
数日間は不自由だった「出入り」を、もう完全マスターした。
(「出る」ほうはまだ確認できていませんが…
いたりいなかったりするから、自分で出ているんだろうと思う)
急速に人馴れして、というか、なれなれしくなって、
そのへんの床にてれんと寝そべったり、毛づくろいをしてみたり。 

猫は、毛づくろいをすれば、その家に居つくという。
引越しをしたとき、猫の足を水で洗ってやると、
新居に早くなじむそうだ。
足が濡れるときもちわるいので、猫は座ってせっせとなめる。
身体をなめるのはセルフマッサージ効果があり、
「お母さん猫になめてもらってる」ような安心感を得られる。
ということだろうか。

「足を洗う」は、石田孫太郎著『猫』という本で知った。
これは明治43年に出た猫の雑学本。持っているのは復刻版。
ツバメが巣を作ると家が栄える、というような話に
どことなく似ているような気がする。
バターをちょいと塗ってやるといい、というのは
どこで聞いたんだったかなあ。  

 

ここは納屋のアジト。
ここで撮るとどんな猫でも凶悪そうに見えるのですが…

 

実体は、これ。



今朝は5時から2階に来て、わたしの布団のまわりをくるくる回り、
きななとクレにうなられても、めげない。
ゴハンの催促かいと下に降りたら、お皿にはまだ残っている。
甘えたいだけだったらしい。

 

早くもでれでれです。

 

でれでれ。

 

 

わー、何なんだ、その「ウットリ目」は。
キミはすっかり馴れてしまったらしいが、こっちがまだ慣れないよ。 

 

 

サービスでもう1枚。

 

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