珍しく(ちょっとだけ)早起きしたら、
お外には朝露がいっぱいでした。
早起きは三文のトクというのは本当。
(いつも六文くらいソンをしているね)
日本ハッカと比べると、アップルミントは、もそもそ毛羽立っていて、
こまかい露をつかまえるのが得意らしい。
特に使いみちはないので、雑草のように茂らせておき、
あまり丁重には扱わず、ときどきざっくり刈り込む。
踏むと香りがたつ。
そのように使うのが正しいのかもしれない。
水玉きらきらバンザイっ!
ところで、なぜ(珍しく)早起きできたかというと、
鐘が鳴ったからです。
・・鐘?
お寺の鐘のように、ごーんと重々しいのではなく。
教会の鐘のように、がらんがらんと賑やかなのでもなく。
そもそもお寺も教会も、近くにはありませんし。
かーん・・というか、こーん・・というか、
小さめの単品の鐘が、3回ほど鳴るのを聞いたのでした。
(Mは「2回だった」と。記憶ってほんといい加減なものです)
その直前に、近くで鹿の声がしたので、
鹿をおどかそうとMが鐘を鳴らしたのだと・・思ったのです。
アトリエの前にインドネシア製の真鍮の鐘があるので。
ところが、ベランダからのぞいたら、Mがいて、
「いまの鐘、なに?」と言っている。
鳴らしてないというのです。
試しに真鍮の鐘を鳴らしてみると、音色が全然違う。
とすると、どこで何が鳴ったのか。
ふたりしてさんざん考えたあげく、突き止めたのは
「プロパンガスのボンベ」でした。
アトリエと住居の両方とも、外にボンベが設置してあり、
金属製の大きいもので、叩いてみると、まさにあの音。
こーん、かーん、とよく響きます。
ですが・・
誰が叩いたんだ??
音を出すのに、あまり力はいりませんが、
小鳥がつついたくらいじゃ鳴りませんし、
猫では、やわらかすぎて、鳴らないと思う。
風で枝があたるような場所ではない。
鹿の角がぶつかれば・・そりゃあ鳴るでしょう。
鳴るけど。
プロパンボンベって、たいてい家の裏とか壁と塀のすきまとか、
人目につかない奥まった陰のほうにあるもので。
立派な角のあるような大きな鹿が、そこまで入ってきた、というのは、
ちょっと想像できない。
朝早いといったって、もう完全に明るい時刻だし。
えええ、じゃあ、いったい誰が鐘を鳴らしたの?!
(この謎はいまだ解けておりません。
シャーロック君にメールしてみる?)
本日の日替わりランチ。
くろねこ弁当。