閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

ねこよけ

2012-07-21 11:55:04 | 日々

えーっと。
暑いです。

と書こうと思ったら、いきなりすとんと10℃も気温が下がり、

涼しい。

・・頭と身体の切り替えが忙しい。

 

忙しいのか。ふうん。

手を貸そうか。

 

 

ほれ。

(・・お気持ちだけありがたくいただいておきます)

 

 

本日のお裁縫。

なーに、これ? 猫のお昼寝枕?

気温が上がってくると、猫の寝場所が変わる。
あっちに1匹、こっちに1匹と、目につく場所に、ごろごろ。
この夏は、すっかり家猫化したマドリが階下に陣取っているため、
黒猫ズは2階にいることが多い。
玄関を網戸にしたので、下駄箱の上は風が通る人気スポット。
(注:うちは玄関が2階にあります。ふだんは1階の
庭に面した「窓」からもっぱら出入りしておりますが・・笑)
2番人気は、廊下のつきあたりに積んである箱の上。
それから、本棚の上・・これが問題。

たんすの上から、カーテンレールの端に飛びのり、
みしみしと2メートル渡ると、むこうの本棚の上に行き着く。
茶々、すもも、真鈴、みんなそこに行きたがるので、
ときどき上で鉢合わせしてけんかになる。
うるさいだけでなく、カーテンレールを踏み外し、
カーテンをばりばりはがしながら落っこちてきたりする。
面倒なので、カーテンレール・ブリッジを封鎖することにした。

ダンボールでバリケード風のを作ってみたが、
うまく固定できない上に、見た目が非常に良くない。
そこで考えたのが、このクッション風のもの。
あり合わせの布で縫った袋に、緩衝材のこまぎれを詰め込んだだけ。
これをカーテンレールの端にポンとのせますと、
あらふしぎ、どの子も、ぴたりと乗らなくなりました。

猫が、レールを見上げて、猫的尺度で目測するとき、
この角度でこの幅と高さなら「乗れない」という判断になるだろう。
という予測があたった。
猫歴が長くなれば、「傾向と対策」にも熟達する。
サイズは必要最小限。
こういう色柄だから、部屋に置いてあってもそんなに変ではない。
少なくともダンボールとガムテープほどは気に障らない。
よその人が見れば「あれ何ですか?」と聞くだろうけれど。

そういえば、一時期、「猫除けペットボトル」が流行り、
その後、「あれは効果がない」といううわさが広まって
だんだん見かけなくなった気がするけれど、
最近は、どうなっているでしょうか。

効果があるのは、狭い塀の上や、フェンスの隙間などに
置いた場合ですね。
つまり、猫の通り道をふさぐという、物理的効果だけ。
花壇や玄関まわりに、おまじないのように置いても無意味。
水を入れるのは、風で倒れたり飛んだりしないため。
ペットボトルがいいのは、あの形状なら上に乗れないから。
万一倒れてもガラスびんのように危険でないし、
移動もラクで、費用もかからないから。
だと思うんですけど。

「あれ何ですか?」
「猫除けです」
と言えば、ドラキュラ除けの十字架みたいなものかと
早とちりされてもやむをえない。

で、わが家の「とってもよく効く猫除け枕」も、
うっかり広まって都市伝説になっちゃうと困るので、
「べつに猫はコレ嫌いじゃありませんから!」
・・と、ねんのため、書いておきましょう。

 

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水玉学入門・その2

2012-07-20 09:43:57 | 日々

宿題その2。
「水玉ができやすい植物ランキング」。

えーっと・・
これは「生物」なのか、「物理」なのか?
それさえよくわかってない閑猫でありますが・・
がんばって調べてみましょう。
長いので、途中で飽きた人は寝てていいです(笑)


まず誰でも思いつく、蓮の葉、里芋の葉。
上の画像のように、銀色の大きなコロコロの水玉ができる。
これは葉の表面に仕掛けがあり、水をはじいてしまうからだ。

「水をはじく」というと、すごくつるつるなのかと思うけれど、
蓮の葉も花も、さわってみると、椿の葉のようにつるつるではない。
非常にこまかいビロードというか、ピーチスキンというか、
紙でいえば「マット仕上げ」の感触に近い。

じつは、蓮の葉の表面は、1つの大きさが数ミクロンという
小さなつぶつぶの細胞におおわれているんだそうだ。
そのつぶつぶの1つ1つに、さらにこまかい突起がたくさんついている。
つまり、小さい人たちが、たくさんの手を出して、水玉を壊さないように
そーっと持ち上げている・・ような状態。
それが「超撥水性」の正体。

(えー、そうなんだ。知らなかった!)

これは「ロータス効果」といって、こびりつかないフライパンとか、
汚れの落ちやすい壁とか、いろんな技術に応用されているそうです。
興味のある方は検索してみてください。

 

次に、キャベツの葉。
表面を粉状の天然ワックス成分がおおっていて、水をはじく。
これは家庭のお台所でも体験できることがある。
(ふつうは捨ててしまうかたい緑色の外葉です)
大きなコロコロ水玉ができるところは蓮と似ているけれど、
仕掛けはちょっと違うのですね。

しかし、ただ「はじく」だけでは、ころがり落ちてしまう。
水玉としてとどまるには、「落ちない工夫」が必要。
蓮や里芋の葉は、盃のように中央がくぼんでいる。
はじかれた水はそこにあつまり、大きな水玉となる。

 

これはカタバミの水玉。
水平にひらいた3枚の葉の真ん中に、ちょこんと乗っている。
このように、水平だったり、くぼみがあったりすること。
これが、落ちない工夫のひとつ。

しかし、あたりを見回すと、水平や盃状の葉っぱというのは
とても少ないことに気づく。
水玉は、斜めのところに乗っていたり、葉の縁についたり、
あるいは葉の先端にさかさまにぶらさがっていたりする。
なぜ落ちないのか。
それは表面張力・・というと、流体力学?の分野になるらしく、
π(パイ)まではわかるけどcosって何だっけ?という
閑猫頭では追いつくことができませんので、ちょっととばして・・

これは以前にご紹介した苺の葉の水玉。
葉のふちの細ーい毛に水玉がひっついている・・ように見える。

蓮の葉は「はじくだけ」だったけど、
いちごの葉は「はじいて、つかまえる」仕掛け。
それも、葉の縁のぎざぎざの先端を利用して、
「1つぶずつばらばらにつかまえる」という
器用なことをしている。
これも「落ちない工夫」のひとつ。
なぜかというと、お隣どうし水玉がくっついて、大きくなり、
一定の重さを越えると、表面張力が万有引力に負けて、
ぽたりと落ちてしまうからだ。

 

「ばらばらにつかまえる」がもっと上手なスギナ。

 

あるいは、カリステモンの花。

このように、「つく場所がたくさんある」植物は、水玉率が高い。
1つ1つは小さくても、いっぱいあると、それぞれに光を反射するから、
一面にきらきらして美しい。
(でも写真とるの難しい。どこにピント合わせたらいいのか迷う)

さて、一方、ロータス効果のことを調べていたら、
関連して、ペタル(花弁)効果というのが出てきた。
これはバラの花びらでよく見られる・・とのことですが、
バラがないので、パンジーで代用しましょう。

ほら、よくはじいて、きれいなまぁるい玉になっているのに、
斜めのところでもころがり落ちずに止まっている。
これは、表面に「つぶつぶ細胞」があるのは蓮と同じだけれど、
細胞の間隔がもうちょっとあいているために、はじかれた玉が
隙間に吸いつくような形になって、落ちにくい・・のだそうだ。
なぁるほど。
(そして、前回書いたように、気温が低いときの朝露なら、
表面張力が高いから、さらに落ちにくい)

そうすると、椿の葉のような、つるつるしてかたい厚手の葉には
水玉が出来にくいことも、なんとなくわかる。
つるつるのフラットな面では、表面張力が低くなる。
(磁器のお皿にたらした水滴は、つぶれた水たまりになり、
ころころの球体にはならない)
さらに、それを「つかまえる」仕掛けもないから、
水はすんなり低いほうに流れていき、玉にならずに落ちてしまう。

うまくできても、葉先に1個だけですね。

その点、不思議なのが、コーラルツリー。
この枝はとてもまっすぐでなめらかだ。
なのに、どうして他より大きな水玉がたくさん並ぶのか。
どうして斜めになってもすべり落ちないのか。

光に透かしてよーくよく見たら、一見つるつるの枝の表面には、
うぶ毛のように細い細い細い毛が、まばらな感じで生えていた。
たぶん、水玉は、その助けを借りて表面張力を保っているのだろう。
何ミクロンとか、コンマ以下2桁ミリグラムとかいう、
とても小さな単位での、微妙なバランス。

・・ということですから、
(って、ものすごくアバウトな理解の仕方なんですが、
だいたい合ってるのでしょうか?)
水玉ができる植物には、それなりの理由があるのでした。
そして、どういうタイプも、それぞれに、きれいだったり、
珍しかったり、面白かったりするので、
ランキングは、なしです。


個人的には、たとえば・・


チチコグサの枯れ花についた露水玉。
探しても見つかるものではないし、
待っていてもあらわれてくれない。
こういうものを、偶然うまく拾えたときは、
とてもラッキーだと思う。

 

 

<追記>

上の記事を書いたときには知らなかったことや、
思い違いをしていたことがあります。
「水玉学入門・その4」および「水玉以前」
合わせてお読みいただけると幸いです。 

 

 

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水玉学入門

2012-07-17 14:54:01 | 日々

W先生に「宿題」をいただいたので、ちょっとまとめ。

まず、基本。
水玉には2種類ある。
ひとつは、雨が降ったあとにみられる、しずく。
もうひとつは、朝だけにみられる、いわゆる朝露。

閑猫堂の水玉は、この2種類が混在している。
というか、特に区別をする必要を感じていませんので。
ただ、「水玉ができやすい」「できにくい」等と言うためには、
この区別をちゃんとしないといけませんね。
以下、閑猫的(ちょっとあやしい)考察。

雨は降る時間がまちまちである。
それに、一帯にまんべんなく降るものだから、
ある場所にしずく水玉ができるか、できないかは、
そこの表面の材質や構造によるところが大きい・・と思う。

一方、朝露というのは、空気中の水蒸気が冷えて
水に変わって葉の表面に付着したもの。
これができるには、しずく水玉ができる条件とは別に、
一定の気象条件がある。
まず、昼間のうちに晴れて気温が高くなり、
空気中にたくさんの水蒸気が放出されること。
そのあと、夜間から明け方にかけて、急に気温が下がること。
この温度差は大きいほうがよく、そのためには、
高気圧で、晴れて、風のない夜であること。
(さらに気温が氷点下まで下がれば、水蒸気は凍って霜となる)

な・る・ほ・どー。
(「なぜなに学習相談」で調べました。
閑猫頭には小学生向きがちょうど良いです)

わたしは、植物の「蒸散作用」が関係あるのかと思っていたら、
そうではない、ということがわかった。
たしかに葉の表面からも水蒸気が放出されるけれど、
それは昼間だけで、夜は気孔が閉じてしまう。
つまり、葉の露は、植物が根から吸い上げた水とは限らない、
ということ。

(追記) 

この記事と、つづきの「水玉学入門・その2」には、
書いた時点でいくつか間違っていることがあります。

あとでわかったことを書きましたので、合わせてお読みいただければ幸いです。
 → 「水玉学入門・その4」

すなわち、雨のあとにみられるものは、すべて、しずく水玉。
雨の降らなかった翌朝にみられるものは、すべて、露水玉。

(雨あがりの朝には、しずく・露のハイブリッド水玉がみられるか?
雨が降っている最中は、「水蒸気が冷えて水になる」現象は起こらない。
露ができたあとで雨が降れば、露は雨に洗い流されてしまうから、
翌朝みつかるのは、しずく水玉。じゃないかな。たぶん)

そして、「池のそばのアジサイだけ水玉ができる」理由もわかる。
池の表面からは、多くの水蒸気が放出される。
そして、地面より水面のほうが、昼夜の温度変化が大きい。
(・・ほんとーかな?? この点は自信なし)
だから、水蒸気が水になって、アジサイにくっつきやすい。
(・・うーん、このへんはさらに自信なし)
そこに、「曇って、風があり、昼夜の温度差が小さい」など、
「他の場所に朝露のできにくい条件」が重なると、
「池のそばのアジサイだけ・・」という状況が出来上がる。
ぱちぱちぱち。
(強引にまとめてるなあ)

もうひとつの課題
「しずく水玉と露水玉の違い」
につきましては、
「雨には大気中の埃等が混じっているかもしれない。
だから、露のほうが純粋で透明度が高いかもしれない」
という仮説をたててみました。
これは顕微鏡でももってこないと検証できませんが、
もうひとつ・・

「水」を「玉」にするのは表面張力。
表面張力は、温度が上がれば低くなる。
(温度が上がると、分子の運動が活発となり、
分子間の斥力となるから、だそうですよ)
また、不純物によっても影響を受ける。

あ、そうなんだ。
ということは、
早朝の温度の低い時間帯の、不純物の少ない露ほど、
表面張力が高く、きれいなまんまる水玉になりやすい。
といえるのかも。

これ以上は、小学生レベルではよくわからなかったため、
またこの次に。
(でも、露水玉がキレイなのは、朝の光の角度も
関係ありますよね・・)

 

 

 

しかし、暑くなると、水玉ハンターは、いまいち元気がない。
なにしろ、ちょっとカメラ持って出ようと思っても、
その前に、まず日焼け止め(ほんの気休め)塗ってぇ、
帽子かぶってぇ、腕には「クール仕様」のアームカバー、
何がいるからわからないからソックスはいて、長靴はいて、
あうあう、虫よけシトロネラのスプレー忘れたっ!
じたばたじたばた(長靴が脱ぎにくいのよ)
・・と、なかなか出ることができない。

出たら出たで、ついそのへんの草むしりを始めてしまうし。
撮ってもコントラストがきつすぎて風情がないし。
夏は駄目。


 

本日のにゃんこ。

苦手です、ニッポンの梅雨。
(けだるぅ~)


あ、そうそう!
BSプレミアム「シャーロック」シーズン1の再放送につづいて、
シーズン2も登場!
アンテナを移設したから、こんどはばっちり。
(・・だといいんだけれど。来るな台風)

 

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温泉卵

2012-07-14 11:43:51 | 日々

水玉は好きだけど、湿気に弱い閑猫。
梅雨時から夏にかけて、どうしても頭の回転が鈍る。
(回転が速い時期ってあるのか?という問題は置いといて・・)

このあいだ買った卵のパックに、
「富士山でうまれたたまご」
と書いてあった。
養鶏場が富士山麓にある、ということらしいが、
その言葉から連想するのは、富士山噴火口に池があって、
その中からぽこぽこと卵が浮き上がってくる、という・・
いや、それでは「温泉卵」だ、と思うけれど、
いったん浮かんだイメージがなかなか消えてくれない。

セレベスツカツクリという鳥は、自分で卵をあたためない。
どうするかというと、地面に穴を掘り、その中に産んで行ってしまう。
生息地は火山島なので、あちこちに地熱の高い場所があり、
適当な温度の安定したところを選べば、
ちょうど孵卵器のようになって都合が良いらしい。
うまれたヒナは、すぐに歩き、ひとりで餌をとり、世話がいらない。
ものすごく賢いのか、ものすごく原始的なのか、わからない。
とにかく、よく温泉卵にならないものだと、感心する。


それとはぜんぜん関係ないですが、
冷やしうどんには、温泉卵、しょうがと青じそをたっぷり・・
というのが一番好き。
今年もそういう季節になりました。

 

ナスの葉はナスらしく、

 

ピーマンの葉はピーマンらしく、

 

ゴーヤの葉はそう思って見ればゴーヤっぽい。

ウリのつるにナスビはならぬ。
不思議といえば不思議。
あたりまえといえば・・あたりまえ。

 

バックシャン・・なぁんて、いまどき言わないか(笑)。
桔梗は、真正面顔より、このほうが風情がありますね。

 

 

水玉・・豪華すぎて、ちょっと困るな、これは。

 

本日のにゃんこ。

甲斐の国より到来の桃。
贈り主さま、ありがとうございました。
うふふ。いい香りだ。うっとり~。

(こらこら、そこで寝ちゃいけませんよ・・)

 

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洗濯日和

2012-07-10 10:41:39 | 日々

小鳥の餌から生えたヒマワリ。
しっかり太陽に顔を向けて咲きました。

 

梅雨明けが待ち遠しいポーチュラカ。

 

 

繰り返し鹿にかじられてしまうブルーベリーは、
片手いっぱい採れるかどうか・・。
昨年、まれにみる「あたり年」だったプラムも、今年は不調。
もともと少ない実が、台風で全部落ちてしまいました。

 

 

アジサイ水玉の季節も、そろそろ終わりに近づく。

 

 

えーと、ボクはどうしましょう。

 

きょうの雲はアジサイ模様だ。

 

 

本日の、がんばる君。

寄ってくる奴は吹き飛ばすぞ、という構え。

(この位置からの雲画像がたびたび出てきますが、
ここは2階のベランダの東の端から南を見たところ。
西から来る雲は、たいていこのV字の隙間に引っかかるので、
苦労せずに釣れるという釣り堀のようなところ・・笑)

 

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水玉・たくさん

2012-07-09 09:37:21 | 日々

水玉を一度にたくさんとる、というと、どうしても網が必要。
つまり、専門家に手伝ってもらうことになるわけで・・

すみません、苦手な方(と、飽きた方)はパスしてください。

 

 

場所柄、この時期にマジシャンをみつけるのは容易い。
ニンジンボクの枝先に。

 

 

 

数は多ければ多いほど良いというものではない。
「きれい」と「うひゃあ」は紙一重のこともある。
これは、どっちだろうか。

 

 

マジシャンにもいくつか流派があるらしい。
仕掛けのちょっとした違いで、出来る水玉の雰囲気も違う。
この網は目が粗く、水玉は大きく、不規則な形になるのが特徴。

 

 

直径3ミリ以下の、とてもこまかい水玉。
季節限定商品。

 

 

クローバー水玉との共演。
地上10数センチのマジックショー。

 

 

「一眼レフじゃないから、ピント合わせるの難しいのよ!」と、
りこちゃんにおこられた。
近づきすぎると自分がつかまってしまうので、要注意。

 

本日の・・

アサガオの葉っぱの上。
どっちへ跳ぶか思案中。

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水玉・ひとつ

2012-07-08 10:06:46 | 日々

単独の水玉は、葉先や枝先にできる。
いくつかの水玉があつまって大きくなることもある。
その場合、「ひとつ」は「ならぶ」のバリエーションともいえる。
でも、あつまりすぎると重くなってぽたりと落ちてしまう。
ぎりぎりの表面張力。

上の画像は、水玉と植物レンズのハイブリッドかもしれない。

 

いちばん典型的な「葉先ぶらさがりタイプ」。

 

 

葉の裏ぶらさがりタイプ。
これができる植物の種類は限られている。

 

 

ぶらさがりタイプの変形。

 

 

上乗せタイプ。草の葉に多い。

 

 

上乗せタイプの典型といえばクローバー水玉。

 

 

本日のにゃんこ。

なにか文句が・・

 

あるのか?

 

 

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水玉・ならぶ

2012-07-07 09:48:29 | 日々

粒のそろった水玉がずらりと並んでいるのを見るとうれしくなる。
何故なんだろう。
反復するリズムの快さ?
同じものがたくさんあることの安心感?

幼い子が、おはじきなどを丹念に並べて遊ぶ。
色やかたちで分類して、おなじ仲間どうし集めて並べる。
ビーズを糸に通して長い首飾りを作る。
そんなことに理由もなく熱中した記憶がわたしにもある。

一糸乱れぬパレードやマスゲームは、規律と秩序を象徴するけれど、
そもそもヒトはそういうものを本能的に好ましく思うのだ。
きちんと積まれたレンガ。碁盤に並んだ碁石。書棚に並んだ本。
コレクターをひきつけてやまない「シリーズ」や「セット」。

並べるマジック。
集めることで、小さなものを大きな力に変える。
それをさらにきちんと並べることで、力の方向を揃え、より強くする。
新しい順。背の順。成績順。早いもの順。
一番は、前か、真ん中か、後ろか。

生き物であることの次に、ヒトは、並べ・並ぶ動物、かもしれない。
じゃあ蟻とどこが違うのか?
それを考えるのがヒト、考えないのが蟻。


 

いちごの葉。

 

 

雪柳の細い枯れ枝。

 

 

デイゴの一種、コーラルツリー(サンゴシトウ)。
とろみのある大粒の水玉がよく並ぶ。

 

 

下から見ても可愛いです。

 

 

これも「並ぶ」うちに入るかな。

 

 

本日のにゃんこ。

だれもこない。

 

寝よっと。

 

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短冊

2012-07-05 10:56:00 | 日々

買い物に行ったら、スーパーに七夕飾りができていた。
短冊が置いてあり、みんな勝手に願いごとを書いてぶら下げていく。

「おおきくなったらAKBになれますように」
「キュアサニーになれますように」

たどたどしい文字に目がとまる。
KもBも鏡文字でなく、正しく書いてあるのに感心する。

あのような衣装で、集団で歌ったり、踊ったり、笑ったり、
あるいは戦ったり「させられて」いる女の子たちを見ると、
まあ可哀そうに・・と思ってしまうんだけど、
うーん、そうか、「なりたい」のか。

「3DSをください」

こんなことを書くのは男の子に決まっている。
3DSって何か知らないけど、きっとゲームの類に決まっている。
七夕もクリスマスもごちゃ混ぜだなあ。

「せかいせいふくできますように」

・・これは願いごとっていうより、「ネタ」かしらね。

世界征服。
バイキンマンもショッカーもゴア(@「マグマ大使」♪)も、
みんなそれを目指しているらしいけれど、
征服して、そのあと、どうするんだろう。
こんな小さな日本国ひとつだって、治めるのは難しいのに。
金魚の世話も満足に出来ない子が、象を飼うと言っているようだ。
世界は、買ったり奪ったりするものじゃない、自分でつくるものだよ。
 

アジサイにこだわっているうちに、他の夏の花も咲いています。

アメリカデイゴ。

 

ざくろ。

 

クリナム(ハマユウの園芸種)

(・・って、このような画像では何だかちっともわからないですね)

 

桔梗の水玉は、ここにしかできない。

 

アケビ、だったかな。たぶん。

一番上はパピルス。
今年も元気にのびています。

 

本日のにゃんこ。

 

だれもこない。

 

 

たいくつだ。 
(アケビではない、アクビだ)

 

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紫陽花・その4

2012-07-04 11:33:51 | 日々

しつこくアジサイ水玉を追いかける。
この情熱の何分の一かでも本業に振り向けるべき。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは本当に水玉ができない「隅田の花火」。

 

 

本日のにゃんこ。

目をあけたまま寝るのはやめてくれ~;

 

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