閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

2011-09-20 08:46:58 | 日々

太っているほうが影、スリムなほうがボクなのです。
たぶん。


ふう、いつまでも暑いわねー。
木陰で一休みしましょっと。
(近ごろ、言動がオバサンっぽいぞ真鈴さん)


草むらでは黒ヒョウにご用心。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

9月の庭

2011-09-19 08:35:22 | 日々

広い庭ではないのですが、
猫からみればジャングルのようなもの。

ヒトからみても、じゅうぶんジャングルだという説もあり(・・笑)

先月帰省した呼夜に「ジュラシックパーク化してる」と言われた。
つる草とシダ類がふえたせいか。
「サイトB」のほう?
まあイングリッシュガーデンの対極にあることは確か。
彼岸花が咲き始めている。

 

ところで、
先日書いた「葉嘴庭師鳥」の話は、
どうせまた閑猫のデタラメでしょう、だまされないぞ・・
と思った方、残念でした。
あれは本当。 →こちらです。

その遠縁にイシナラベ(ステージメーカー)という鳥がいまして、
これは木の葉でなく、飴玉くらいの丸い小石を拾ってきて
ぐるっと円形に並べ、その中央で踊るという・・

・・のは嘘。
こちらは、いま書いているお話に出てくる架空の鳥。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クーポンの謎

2011-09-18 14:30:11 | 

とあるクーポンの貼り付け台紙を眺めていたら、
真ん中の文字に目がとまった。

「クーポンのコピーでのご応募は無効とさせていただきます」

コピーで応募・・
する人がいるのか!という驚きと、
その手があったか!という驚きが、半分ずつ。


S市の商店街で、お買い物をするとくれるシールが、
あるときからポイントカードに切り替わった。
S市に数年遅れて、隣のM町でも
ポイントカードが導入された・・のを記憶しているが、
ふと気づいたら、いつのまにか元のシールに戻っていた。

地元で買い物をする人の多くがお年寄りなので、
ポイントカードが何であるか理解されない。
たまった気がしないし、使い方もわからない。
ということだろうかと思ったら、理由は他にもあったようで。

店員さんいわく、
「シール貼るの好きな人がいてねェ・・」

M町のシールは、一度の買い物でもらう枚数が多い。
店の人はいちいち数えて渡さねばならないし、もらったほうは
500枚あつめて、きちんと台紙に貼らないと使えない。
しかも自分で裏に糊をつけて貼るので、面倒なのだ。
それがよかった、という。
シール貼りがおばあちゃんの大事な日課だったのに!
という抗議の声が、予想外に多かったらしい。

文明が進歩し、どんどん便利になるのは良い。
カード化し、デジタル化し、簡単になり、力がいらなくなり、
時間も手間もかからなく なっていく。それは良いけれど、
「手間がいらない」=「ヒトに優しい」とは限らない。

Three essentials for happiness;
something to do,
someone to love,
something to hope for.

「すること」がなくなり、「こうだったらなあ」という望みもすべて
満たされてしまったら、ヒトは幸福の3分の2を奪われたことになる。



で、本日の「謎」は何かといいますと、

冒頭のクーポンはコーヒーについているもので、
うちは消費量が少ないから、何か景品をもらおうと思ったら
3年分くらいためないと駄目だろう。
だけど、その会社には全国から大量に送られてくるに違いない。
それ、1枚1枚数えたり、コピーじゃないか確かめたりしている人って、
ほんとうにいるんだろうか?

と、思っただけ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ならべる

2011-09-17 13:35:17 | 日々

桜の秋は早い。
春に、いきなりあんなたくさんの花を咲かせるのだから、
それだけ疲れが出るのも早いのかもしれない。
まだ8月のうちから、ちらほらと色づいた葉が落ち始めている。

例によって、見ると拾いたくなり、
拾うと並べたくなる。
きりがない。
なんでしょうか、これは。

 

オーストラリア北部の森の中には
ハバシニワシドリ(歯嘴庭師鳥?)という鳥がいて、
地面をきれいにお掃除して、木の葉を並べる。
特定の種類の大きめの葉を、茎から噛み切って持ってきて、
白っぽい裏のほうを上に向けて一面に並べる。

これが、ただでたらめに並べるのではない。
重ならないよう、等間隔を保ち、風で位置がずれると元に戻す。
葉っぱがしおれて丸まってくると新しいのに取り替え、
他の枯れ葉やごみがまぎれこむと取り除く。

鳥は木の葉で何をしているかというと、
トランプ占いを・・ではなくて・・
これは「お嫁さん募集中」のディスプレイなのですね。
薄暗いジャングルの中で、空き地に並べた白っぽい葉は
木の上から見ると、けっこう目立つ、らしい。
ハバシニワシドリのお嬢さんは、それを目にすると、
お気に入りブランドのロゴマークにひかれるごとく
ぱたぱたと舞い降りてくる、らしい。

この鳥のくちばしは、ふちがぎざぎざのノコギリ状で、
葉っぱを噛み切りやすいようにできている。
不思議な習性、不思議な進化である。
しかし、目的は別として、ひとりでせっせと並べているときの
鳥の気持ちは、なんとなくわからないでもない。
いや、とてもよくわかる・・ような気がします。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ためしに

2011-09-16 13:56:34 | 日々

いつも椅子をしょってる亀猫だと言われたので、
きょうはちょっと広いところでくつろいでみました。

どうでしょう、こんなポーズで。
飼い猫に、見えます?

(あのね、飼ってるわけじゃないのよ。
きみが勝手に来てるだけだよ~)

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マドリその後

2011-09-15 10:03:27 | 日々

相変わらずこんな写真ばっかりでスミマセン。

ここから出るのは、やっぱり遠慮があるのです。
この椅子の下がボクは落ち着くのです。

(ゴハンだけもらえれば、それでいいらしい。
それ以上「なつく」必要は感じないらしい。
困ったね。亀みたいな猫さんですね)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

毒りんごの謎

2011-09-13 13:43:29 | 

グリムの白雪姫の話。
悪いお妃がこしらえた毒りんごは半分が赤く、半分が白く、
赤いほうにだけ毒が仕込んである。

この「半分白」という表現が、どうもひっかかっていた。
白いりんごって、見たことがない。
熟していないりんごは、たしかに赤くはないが、
それは日本語では「青い」と言うのではないかしら。

さらに、その「半分」というのが、「縦に半分」だと、
なぜかわたしは子どもの頃から思い込んでいた。
お妃が「2つに切って一方を」食べさせるせいもある。
りんごを2つに切るといったら、ふつうは縦ですよね。
しかし、左右に紅白染め分けのりんごというのは、
想像すると、いささか変である。
りんごに見えない。

ドイツ語の原書が読めないため、英訳本を仔細に読む。
すると、英文でもwhiteとredと書いてある。
白くて頬の赤いりんご、と。

(グリムを読むことになるならドイツ語をやっておくべきだった。
ルパンと三銃士が読めればとフランス語をとったのが大間違いで、
結局、ぜんぜん読めるようになりませんでしたし・・)

白雪姫の「雪のように白く、血のように赤い」に
かさねたwhiteとredであることはわかる。
しかし、この場合の白は、「白という色」よりも、
「色が薄い」「色づいていない」と解釈すべきだろう。
日本語で単純に「赤と白」と言ってしまうと微妙に誤解が生じる。

りんごの赤く色づいたところと、未熟な色の薄いところ。
って、ふつうに考えれば、上と下ですね。
すると、お妃は、横半分に切ったんだろうか。
想像すると、それも、なんだか変だけど。

<追記>
このつづきは →こちらです。


それにしても、仔細に読めば読むほど、
このお妃の執念の凄まじさには驚く。
変装して、7つの山を越えて、はるばる殺しにやってくる。
コムスメ相手に、3度も。
ほとんど「ターミネーター」並みである。
この人に比べれば、王子さまなんて、ぜんぜん影が薄い。
白雪姫の物語が時代を超えて語り継がれてきたのは、
やっぱり、悪役がいいから、でしょうね。

英国版アーサー・ラッカムの絵は小人も怖いのよ;

 

以下は、おまけ。

<白雪姫と7人の宇宙人>

白雪姫のゆめは、スターになることでした。
だいすきなポップス歌手のハンク・ハンクみたいに、
ヒットチャート1位になりたいと思っていました。

白雪姫は、きれいな声をしていました。
おどりもじょうずでした。じぶんで歌をつくることもできました。
もんだいは、ただひとつ――いじわるなまま母でした。

まま母は、むかし、ゆうめいなスターでした。
ワルイ・オキサキというなまえで、人気まじょバンドの
リードボーカルをやっていました。
でも、いまは声もしゃがれてしまい、もうスターではありません。
それで、白雪姫のことをひどくねたんでいたのです。


・・というのは、Laurence Anholtという人の書いた
昔話パロディ集で、10年以上前に頼まれて訳したものの、
刊行に至らなかった幻の1冊。
このあと、白雪姫は、まま母から逃げ出して、
<ナイトクラブ・宇宙船>の掃除係になるのですが・・。

他にも「おおかみずきんちゃん」とか「ジャックと豆の缶」とか
「はだかじゃない王様」とか、いろいろ変なのが入ってて、
面白いですよ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すもも

2011-09-12 14:08:34 | 日々

べつに何でもありませんが、
ちょっと珍しい表情をしていたので、1枚。

 

こっちがいつもの顔。

 


ふだん仲の悪い茶々姫(右)とくっついて寝ている。
珍しい!
新しいマットレスの硬さと高さがお気に召したらしく。

(ヒト用のマットレスです。ネコ用ではな~い)

 

そういえば、茶々さんは、うちに来てちょうど10年。
アメリカの同時多発テロ事件の翌日にもらってきたのでした。
ケバ母さんの産んだ4匹きょうだいの1匹。
うちの猫の中で、出身がはっきりしているのは、茶々だけだね。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パンパスグラス

2011-09-11 13:19:34 | 日々

「すすきの親玉みたいなの」と呼ぶ人が多いけれど、
和名はシロガネヨシ(白銀葦)という。
嫌写植物のひとつ。

(どう撮ってもうまくおさまらないという・・閑猫造語)

明日は十五夜。
本物のすすきの穂はまだ出揃わず、お月見は、これで。

(ちなみに、「パンパース」はpampersですね。
pampasではなく)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ペア

2011-09-10 09:23:21 | 日々

サンゴロウのマグカップねー、
あったら欲しいねー、(←ないです)
なぁんて言っているうちに、
ついつい買ってしまったのが、これ。

たっぷり入って、持ちやすく、安定も良い。
よく仕事机に置くので、安定感は大切。

1個だけのつもりが、ついつい色違いも。
なりゆきで、ペアカップに。

どっち使う?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする