閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

カエルの王子様

2009-06-18 11:41:46 | 日々
相変わらずフーテンの真鈴さんは、
雨の夜ふけにニャオニャオとご帰宅。
びちょ濡れで。
謎の草の種いっぱいくっつけて。
おみやげ持って。
いつもご苦労さまです。

これまでいろんな猫を飼いましたが、
カエルを持ってくる猫は真鈴だけ。

(えーと、苦手な方は、この先、読まないように!)

どこでとってくるのやら、いつも同じ種類のカエルです。
黒っぽい、ひらべったいような形のやつ。
Alive and kicking.
ときどき、ぺったら!と、思いがけない方向へ跳ねます。
真鈴さんは、持ち帰ったら、それでもうご満足なので、
そのへんに寝そべってのんびりと見守っているだけ。
夜中に、暗い室内でカエルとりをするのは楽しくなぁい。

先日、時鳥さんが雨の夜に遭遇されたのは
ヒキガエルさんにほぼ間違いないと思いますが、
そういえば、しばらく前のこと…

(苦手な方はほんとに読まないように!)

うちの横の崖で「ぱう…ぱう…」と鳴くモノがいる。
1度も聞いたことのない、鳥ともケモノともつかない声。
はて、と見ていると、斜面の上から何かころがるように落ちてきた。
それが、ヒキガエルさん。
両手をあわせたくぼみにぴったりくらいの、大きいやつ。
大きく呼吸しながら「ぱう…ぱう…」と声を出している。

彼らは夜行性で、晴れた日中にはあまり出歩きません。
それに、こんな鳴き声を聞くのも初めて。
おやあ? と少し上に目をやると、そこには
くわっと口を開けてこちらをにらんでいる、とても大きな…


数行削除(笑)


すると、カエルはたちまち美しい王子様に変わり、
「助けてくれてありがとう」

…というのは、残念ながら、ありませんでしたが。


写真はガクアジサイの園芸種でしょうか。
中央の小さいぽちぽちの花がカラフルできれい。
コメント
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