弁理士の日々

特許事務所で働く弁理士が、日常を語ります。

ピークルーペ

2009-11-19 20:24:33 | 趣味・読書
最近家族の一人が、フィルムカメラにリバーサルフィルムを入れて写真を撮っています。フィルムそのものが(スライド)写真になるので、プロジェクターでスクリーンに映すか、さもなければルーペでフィルムを覗くしかありません。当方にはプロジェクターがないので、後者の手段のみです。
そのような目的で使うルーペについては、ネットで検索すると数万円のものが好まれているようです。わが家はそこまで凝らず、取り敢えず千円台のものということで、アマゾンで以下の商品をゲットすることにしました。
PEAK ピーク・ルーペ 10倍 1961 東海産業 高倍率ルーペ

ピーク

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商品が届きました。
確かに大きく拡大して見えます。なにしろ10倍ですから。

しかし、平面状の対象にルーペを載せて目を近づけると、ピントがうまく合いません。ルーペを対象から数mm浮かすと、ピントが合います。
私は裸眼だと40cm程度のところにピントが合います。それと、遠方がよく見える眼鏡を持っています。裸眼でも眼鏡をかけても、同じように数mm離さないとピントが合いません。

さて、これは困った。何とかしなければなりません。
ルーペは、左下写真のように、黒色部と透明部がネジ止めされています。ネジをちょっと緩めると(真ん中写真)、レンズと被写体との距離を広げることができます。数mm緩めて覗いてみると、ピントがぴったりと合っていました。しかしこのままでは、ガタガタして使いづらいことこの上なしです。
そこで、緩めたネジ部に輪ゴムを巻き付けてみました(右写真)。これでがたつきはなくなり、ピンともぴったりで、快適に使えるようになりました。
  
買ったまま            ネジを緩める       緩めたネジ部に輪ゴムを巻き付ける

どうしてこんなことになったのか。アマゾンを通して発売元に質問を送ってみました。発売元がメーカーに問い合わせてくれたのですが、特に対策はないようでした。
思うに、ルーペで対象を見るときは対象と目との距離がものすごく近いので、目のピントも近くを見るように自然と調整されるのかも知れません。そのため、ルーペについても目のピントが近くのものを見ると想定して作ってある可能性があります。
それに対し、私は老眼が入っているため、裸眼では40cmの距離より近くはピントが合いません。そのために今回の事象が起こってしまった可能性はあります。

もし私と同じ悩みを抱えている方がおられたら、今回の対策を採用されるとよろしいでしょう。そのような思いでこの記事をアップしました。
コメント (2)
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