<3853> 写俳二百句(160) 立 秋
立秋や齢とともにいま少し
今日七日は立秋。思うに、暦の上のことだが、春は立春、夏は立夏、秋は立秋、冬は立冬。所謂、四季の初め、希望を意味している。この立秋が我が誕生日で、誕生日は毎年かわらないが、二十四節気はずれるので、毎年同じとはならないが、今年は一致。
七十九回目。立秋は公の決めごとであるが、誕生日は個人のもので、この一致について人様に言ってみても「ほう、珍しい」というくらいが関の山。しかし、当の本人は少し違う。そこには希望が加味されているからである。立秋イコール希望、誕生日イコール希望という意味で本人には立秋イコール誕生日がそこには見えるものがある。
ところがこのところ体調劣悪で、立秋にも誕生日の祝福モードにも及べず、今日の日になったという次第である。 写真は今日、立秋の日に眺めた大和平野の風景。昨日に変わりないが、立秋の風景である。絶不調の体の方、どうも自信が湧いて来ないが、いま少し頑張ってみよう。 立秋や齢とともに生きて来ぬ