何度か言っていると思うけど・・・
バランスクロールでは、キックを頑張ったり腹筋に力を入れたりではなくて
前重心バランスで下半身が沈まない様にする
今回はリカバリーの腕の重さによるバランスについて話していくよ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/94/9acb32afda62e18ec0534c14105eef53.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/76/cf2b7868ccbd2bc59a54cccf1f50112b.jpg)
上の写真の通り、リカバリーの仕方で腕の重さが体のどこにかかってくるか、
前に進みたいんだから、前のめりバランス
走る時だって、体を少し前傾させると、足が前に出るよね
まあ、前のめりって言っても、本当に前下がりになる訳じゃなくて
平に浮いている状態をキープして、前に体重をかけるということ
肩より後ろで肘の高さをピークにしない、
肩より前でピークを造る様に、滑らかに前に移動させる
それには、脇の下を広げる事が重要
ところが、この脇をスムーズにサッと広げるのは、なかなか難しいのだ
いわゆる肘リードというリカバリーなのだが、
肘が前に・・・つまり脇が広がり易くするポイントがある
背中より後ろに引かない、ということは随分前に話したよね、コレね↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/53/480b8e159d27cd38c7801e0818f1e2d5.jpg)
肘を後ろに引いたまま脇を広げようとしてもキツイ
だから、背中の面の延長で二の腕を動かした方が広がり易いのだ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/88/6fc7698627ecd35ac97399768f519737.jpg)
そして、肘の角度について・・・
ハイエルボーを意識し過ぎると、肘を高くしようとして肘の角度が鋭角になる
これが、問題だ
では、試してみよう
真上から肘の角度を表した写真と、正面から脇の広がりを黄色いラインで表した写真
まず、肘を鋭角・・・手首は肘より内側
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/89/0aca90fcc90d62a3f42ac09e33c9c458.jpg)
この状態で上に上げると、この辺でキツくなる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/9f/727e547271d4d4e8d7c4d4ef003a235a.png)
次は、手首を肘の位置になる様に曲げて
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/46/bb0a020b9106e20ae18a19ee731e966a.jpg)
上げる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/e0/bd49998af3eb44254ca4fa7ea0f49d3e.png)
そして、手首を肘より外に出して、鈍角に
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/f4/ccf448303b42aa5492ddb780dbe8e61a.jpg)
上げる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/e1/2a8fa2458da0579463d1c604f08c2d52.png)
どおかな?違いを感じた?
つまり、肘を鋭角にすると、滑らかなリカバリーにならないって事
大人水泳は、柔軟な肩が出来て無い場合が多いから、無理に肘を鋭角にしなくていいのだ
これのラクチン脇広げリカバリーは、こんな感じ
指先が体に対してどれくらい離れた場所を通るかに注目![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hand_iine.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/63/d18f33c8f3f7037f04ed2b545f9d4caa.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/b1/dfb1c951210905569808351192640797.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/7f/907522ac7e472540292187d0c4523408.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/e3/00c952b45a03fa391ad01dadcc3772da.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/0e/cd2f377c59e9631d622a983e50dbaef0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/97/b018f7d8326b1a6c10de5c2016342c20.jpg)
横に出して体から離れ、肩を過ぎたらまた戻ってくる軌道
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/fc/ff446eaa49547250ac7df52c1bb02552.png)
直線的に運ぼうとすると、肘が鋭角になるので肩に負担がかかるよ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/ff/843e8620fefc09a0ef17a5f81df5e4a9.png)
え?こんなに横に広げるの?って思うでしょ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
でも、このリカバリーは脇がスッと広がるので、あっという間に前に来るから大丈夫
先日のプライベートレッスンでこの見本泳をしたところ
広がって見えない、というコメントを頂いたよ
そして、横から見ると・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/d5/0643a0cd8851756cf56683457ea80b10.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/b9/757aa5cffb39e57af7b0014684e85fa1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/78/1732dc7787f4870cba2b23dd00f15ec6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/f8/a2d2e104f77bdbf672c7d95976a321b4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/7e/04eb9d3c6610bae5f4e20784d21b60de.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/fc/b25b25135940b0f115ee1856b2ff049f.jpg)
ほら、こんなバッタの足(昆虫のね)にならないでしょ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/cd/2371e3584ce13276688a5bd073aa6649.png)
肘を持ち上げる事に意識が行きがちだけど、脇を広げる事によって
背中の傾く角度にそって肘は移動するので、自然に上がってくるんだよ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en2.gif)
肘は後ろで上げてから前に移動するのではなく
前に移動しながら上がってくるのだよ
さて、この鈍角・・・マッターホルンじゃなくて筑波山くらいで脇を広げるリカバリーを
試して見て、それでも上手く脇が広がらずに、指先リードになってしまう場合は
もう1つ、とっておきのポイントがあるから心配しないでね![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_yoka.gif)
また次回に続くよ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en1.gif)
バランスクロールでは、キックを頑張ったり腹筋に力を入れたりではなくて
前重心バランスで下半身が沈まない様にする
今回はリカバリーの腕の重さによるバランスについて話していくよ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/94/9acb32afda62e18ec0534c14105eef53.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/76/cf2b7868ccbd2bc59a54cccf1f50112b.jpg)
上の写真の通り、リカバリーの仕方で腕の重さが体のどこにかかってくるか、
前に進みたいんだから、前のめりバランス
走る時だって、体を少し前傾させると、足が前に出るよね
まあ、前のめりって言っても、本当に前下がりになる訳じゃなくて
平に浮いている状態をキープして、前に体重をかけるということ
肩より後ろで肘の高さをピークにしない、
肩より前でピークを造る様に、滑らかに前に移動させる
それには、脇の下を広げる事が重要
ところが、この脇をスムーズにサッと広げるのは、なかなか難しいのだ
いわゆる肘リードというリカバリーなのだが、
肘が前に・・・つまり脇が広がり易くするポイントがある
背中より後ろに引かない、ということは随分前に話したよね、コレね↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/53/480b8e159d27cd38c7801e0818f1e2d5.jpg)
肘を後ろに引いたまま脇を広げようとしてもキツイ
だから、背中の面の延長で二の腕を動かした方が広がり易いのだ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/88/6fc7698627ecd35ac97399768f519737.jpg)
そして、肘の角度について・・・
ハイエルボーを意識し過ぎると、肘を高くしようとして肘の角度が鋭角になる
これが、問題だ
では、試してみよう
真上から肘の角度を表した写真と、正面から脇の広がりを黄色いラインで表した写真
まず、肘を鋭角・・・手首は肘より内側
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/89/0aca90fcc90d62a3f42ac09e33c9c458.jpg)
この状態で上に上げると、この辺でキツくなる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/9f/727e547271d4d4e8d7c4d4ef003a235a.png)
次は、手首を肘の位置になる様に曲げて
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/46/bb0a020b9106e20ae18a19ee731e966a.jpg)
上げる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/e0/bd49998af3eb44254ca4fa7ea0f49d3e.png)
そして、手首を肘より外に出して、鈍角に
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/f4/ccf448303b42aa5492ddb780dbe8e61a.jpg)
上げる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/e1/2a8fa2458da0579463d1c604f08c2d52.png)
どおかな?違いを感じた?
つまり、肘を鋭角にすると、滑らかなリカバリーにならないって事
大人水泳は、柔軟な肩が出来て無い場合が多いから、無理に肘を鋭角にしなくていいのだ
これのラクチン脇広げリカバリーは、こんな感じ
指先が体に対してどれくらい離れた場所を通るかに注目
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hand_iine.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/63/d18f33c8f3f7037f04ed2b545f9d4caa.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/b1/dfb1c951210905569808351192640797.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/7f/907522ac7e472540292187d0c4523408.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/e3/00c952b45a03fa391ad01dadcc3772da.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/0e/cd2f377c59e9631d622a983e50dbaef0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/97/b018f7d8326b1a6c10de5c2016342c20.jpg)
横に出して体から離れ、肩を過ぎたらまた戻ってくる軌道
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/fc/ff446eaa49547250ac7df52c1bb02552.png)
直線的に運ぼうとすると、肘が鋭角になるので肩に負担がかかるよ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/ff/843e8620fefc09a0ef17a5f81df5e4a9.png)
え?こんなに横に広げるの?って思うでしょ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
でも、このリカバリーは脇がスッと広がるので、あっという間に前に来るから大丈夫
先日のプライベートレッスンでこの見本泳をしたところ
広がって見えない、というコメントを頂いたよ
そして、横から見ると・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/d5/0643a0cd8851756cf56683457ea80b10.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/b9/757aa5cffb39e57af7b0014684e85fa1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/78/1732dc7787f4870cba2b23dd00f15ec6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/f8/a2d2e104f77bdbf672c7d95976a321b4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/7e/04eb9d3c6610bae5f4e20784d21b60de.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/fc/b25b25135940b0f115ee1856b2ff049f.jpg)
ほら、こんなバッタの足(昆虫のね)にならないでしょ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/cd/2371e3584ce13276688a5bd073aa6649.png)
肘を持ち上げる事に意識が行きがちだけど、脇を広げる事によって
背中の傾く角度にそって肘は移動するので、自然に上がってくるんだよ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en2.gif)
肘は後ろで上げてから前に移動するのではなく
前に移動しながら上がってくるのだよ
さて、この鈍角・・・マッターホルンじゃなくて筑波山くらいで脇を広げるリカバリーを
試して見て、それでも上手く脇が広がらずに、指先リードになってしまう場合は
もう1つ、とっておきのポイントがあるから心配しないでね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_yoka.gif)
また次回に続くよ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en1.gif)