南房総館山2日間から始まった今年のOWS、
三浦→湘南→三浦、と来て、外房御宿
距離は 5キロ→3キロ→5キロ→10キロ→4キロ→3,84キロ
距離が短くなったからラクなんじゃなくて、短いなら飛ばさなければ
って、スタート前はやる気充分
しまった!カステラを忘れた~~~
そこへ、『ヨッシーさん、カステラありますよ』
うう、お、美味しい~、宮川さん、ありがとう
両国きんぎょのA氏は、今回も凄かった!
今年55歳、なのに男子総合3位
その強さの秘密は?
「Aさん、背中塗りましょうか?あれ?何を塗ってるんですか?それ、ワセリン?あれ?メンタムですよね」
レース前に塗るモノと言えば?
日焼け止め・・・クラゲ避け・・・ワセリン・・・
A氏は・・・日焼け止め塗らない、クラゲ避け塗らない、で、ワセリン代わりにメンタム
「え~~?メンタム塗って海に入ったらスースーして冷たくないですかぁ?」
『え・・・、うん、スースーするよ、それが気持ちイイんじゃない』
「え~?冷えちゃいそうだけど」
『だって、泳げば熱くなるでしょ、冷やしながらが丁度いいんだよ』
・・・なるほど、冷えちゃうようなチンタラ泳ぎの私には解らないっす
さてさてチンタラ泳ぎにならないように、スタート
最近はすっかりバトル参加しなくなった私・・・今回も大外スタート
コースは、御宿海岸中央から沖に出て、まずは北側の岩和田漁港を目指し
漁港内のブイを周り、南側の御宿漁港内のブイを周り、中央に戻るとういう湾横断レースだ
216名エントリー
御宿名物の波は・・・無い・・・
そのお陰で透明度も高く、スピードレースになりそう
スタートバトル回避で無傷で気持ち良く泳ぐも・・・
今年は平泳ぎ前方確認の選手が中盤付近でも多く、何度も蹴られそうになる
そんなに遅い位置ではないから、それなりに泳げる人達なのに、
平泳ぎを入れる・・・しかも混みあっているのは解っているはずなのに・・・
近寄らないのが一番なのだが、逃げても逃げても、また違う選手がそれをする
ついに、腕を蹴られた
なんだか怖くなって、集団の中で泳いだ方がラクなの解ってるけど、外に逃げた
そうこうしているうちに、港に入りブイを周る・・・
ブイに近づく前に混み具合を見て、大丈夫!と思ったのに、
突然、右からドン!左からドン!
わ~!乗っかられた~~!
頭、ボコボコ殴られて、凹む~~~~
あ、殴ってるわけじゃなくて、ストロークが当たってしまってるだけなんだけどね
沈みたくないから、負けじと腕を止めずに頑張っても弾かれてしまう
港を出ると、今度は入って来る選手と交差してるらしい・・・
正面からこちらに向ってくる選手が、あちらに向う列の中に数名
あぶない、あぶない!正面衝突だけはお互いに避けなければ
透明度が高くよく見えていたから回避できたけど、
あとから聞いたら、ぶつかったという選手が結構いた・・・これはなんとかして欲しいものだ
港から港に向う選手の隊列を見ると・・・2本なければいけないのが、1本になっている
途中にブイがあり、必ず左側通行で!とスタート前に説明があったが、
ブイとブイの間・・・どちらからも同じブイを目指しているので
最短を求めれば1本になってしまってもおかしくないのだ
ヘッドアップで見ても、近くまで来ないとどっちに泳いでるのか判断出来ない
なので、ここも危険回避、大外を泳ぐ
湾の中央あたりだろうか・・・少しうねりがあった、うねり自体はたいして気にならないのだが
透き通った底が見える・・・海藻がゆらゆら大きく揺れる、自分の体も揺れる・・・
あ~~~~~、目が回る~~~~、
う、うう、気持ち悪い・・・酔った・・・
波酔いじゃなくて、コンブ酔い
ゆらゆらコンブ地帯を抜け・・・気を取り直して2個目の港を目指す
前の集団に追い付き、外からジワジワ抜いていった、までは良かったんだ
しばらくすると・・・ツンツン・・・ツンツン・・・
あ、誰か後ろに付いた・・・と思ったら
ツンツンどころじゃない! バンバンお構いなく足の裏を叩いてくる
毎回のストロークが全て足に当たっている
これはもう、足に重なるドラフティングをされているとしか思えない
あ~~~、こんなに広いんだから何もそんなにひっつかなくったて
あまりにも長いので、段々イライラしてきた
このまま、ズ―っと、叩くつもりなのか?
足を浮かせてキックを多め打ったが、引く様子が全くない
横に逃げるかなと、チラッと斜め横後方を確認すると・・・
うわ~~~!右にも左にも、ドラフティングエリアに手が見える
どうやら集団の先頭をやらされてしまったようだ
たぶん、さっき抜いた集団・・・横から気が付かれない様に抜いたんだけど
水がキレイだっていうのも・・・なんだねぇ
あまりにも容赦なくバンバンするので、止まって後ろに回ってやり返したくなった
いやいや、イカンイカン、冷静に、冷静に、
ここは振り切ってやろうじゃないの
で、ペースアップ
ツンツンがなくなったけど、油断禁物、
追い付けないくらいまで頑張る
港のブイを周り、中央海岸に戻る・・・
ここでまた問題!
どう見ても、やはり列は1本
しかも、ブイの右側にしか列が無い!
え?何故?港に入る選手の列だけ?
中央に向う選手はどこにいった?
スカ―リングのサイティングで、よーく見てみると
中央に向う選手の列が右側にある
うわ~、右側通ってるよ~~~
大丈夫なの~~~
正面衝突するよ~~~
私は一人ぽっちで左側を泳ぐ・・・
あそこまで、列が重なっちゃうと、もうガードも中に入って分ける事が出来ない
ブイターン後が心配なコースは、ブイの所に固定ガードを置いて交通整理
う~ん、でもこのコースの場合、どこもかしこも重なるからかなり交通整理は難しい
きっと、この交差した状況を目の当たりにしてガードはさぞかし神経をすり減らしただろうな・・・
お疲れ様でした、大変なお仕事ありがとうございました
俵ブイがいくつかあり、まずは右肩で見て通過・・・
しかし、ゴールに向う最終ブイは左肩で通過しなければならない
きっと、みんなどれが最終ブイなのか解らずに左肩に見て泳いじゃったのでは?
と、推測する・・・
それに、列に付いて行くのが一番間違いないと思うのは仕方ない事
事故防止の為に、このコースの改善を期待する
港から港・・・湾を横断出来るなんて、こんな素晴らしいレースはなくして欲しくないから
ラストは気持ちよ~~~く波に押して貰い、気が付けば目の前は砂!
立ち上がると膝下の浅さ
立ち上がって走れ・・・ず、歩いてると3人くらいに抜かれた
スタートまで、ずーっと『ふえ~~ん』とか『うえ~~~』とか言って足切りを心配していたSIZ嬢も元気にゴール
TIオーシャンズの仲間も無事にゴール
順位は74位・・・う~~ん、いまいち?
でもタイムは昨年より早い1時間13分、
海コンディションが良かったんだろうな・・・
レース後は、御宿お母さん達のふるまいエビ汁を頂き、のんびりと
青い空、青い海を満喫