ヤッパウミハイイヨネ

川口I-STORMバラクロ水曜6時


 

息継ぎ、変えました・・・続きの続き

2014-01-29 18:10:53 | スイム話
またまたお待たせしちゃいました

前回は、腕の動きに頭の動きを同調させて、そこに吐く事も同調させる、
ってところまでだったかな・・・

左右片手回しで行い、左右のタイミングが合うように調整するよ

吐くタイミングが同じになれば、吸うタイミングも合わせやすいから、
まずは、吐くタイミングに意識集中してね

吸うのは、リカバリーの腕の動きに合わせるよ、
つまり、腕が前から後ろに移動する時に吐いて、
後ろから前に移動する時に吸う、

そして、入水の腕に同調させて顔を下向きに戻し、この時は軽く息を止めておこうね

さ、次はね、頭の角度を左右合わせる作業だよ

右の景色、左の景色、見ている角度が同じになるように
高さの角度と、前後の角度も合わせてね、
片方は真横、片方は後ろ、ってことのないようにね
これで、頭の回転角が左右対称になるよ

次は、頭の上下位置の調整
左右とも側頭部、耳の上の部分まで水に浸っているようにね
苦手な方は、ついついその辺が上がっちゃうんだよね・・・私もそうだけど
そうすると、口の位置がかえって低くなり、吸いづらいのだ、
思い切って、得意な方の真似をして、エイって、耳を水に押し付けるのだ

ここが、このドリルの最大の特長
得意な方から、間を開けずに行う事で、真似がしやすいのだ

だから、得意側の角度やポジション、タイミングを良く観察して真似る事が重要

これで、左右の息継ぎの動作が揃ってくるまで地道に練習
でも、このドリル息継ぎだけじゃないんだな~

次のポイントは、吸っている時に見えるリカバリーを合わせる事
まずは、顔の横に三角窓が来るタイミング、
だいたい、苦手な方は、肘が来るのが遅いんだよね・・・
だから三角窓が少し後ろに見えたりしちゃう、
三角窓は、真横に見えないとネ

リカバリーの速度を合わせたら、今度はリカバリーの高さを合わせる
苦手な方って、上の方に手がいっちゃうからね・・・
だから、得意な方とリカバリーの高さを合わせるようにね

ほら、これが出来てくると、左右対称のキレイな泳ぎになるよ

左右対称に動作することで、軸が真ん中に来るでしょ
軸の場所を意識するのって難しいから、左右対称にすることで真ん中になるんだ、

こうやって、書いてしまうと、なんてカンタンな

って、訳にはなかなか行かないんだけど、
ただ、今までは3回に1回呼吸で左右呼吸の練習したり、
苦手な方だけでずっと泳いでみたりしたんだけど、
この練習方法を思いついてから、随分と進歩したよ

何よりも、辛いだけだった苦手側呼吸が、楽しくなって来たよ

私も、普通に吸えるまではまだかかりそうだけど、
無理やり吸うのではなく、左右の動作が同じになるように丁寧に続けるのだ


あ、あとこの練習ね・・・初心者さんが息継ぎ練習するのにも効果的だったのだ
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歌舞伎町オーシャンスイム練習会

2014-01-26 18:21:44 | スイム話
土曜日は歌舞伎町でお仕事

オーシャンスイム練習会
・・・なんだかな~・・・・、『脱平キック』で頑張ってるんだけど、
某OWS練習会では、相変わらず、平で前見て、しかも、大きくね、な~んて
・・・ブイ周りも平で・・・でもドラフティングはラクに泳げるよ~とか教えて・・・
そしてそして!ブイ周りは人が集まるから勝つためには、他の選手を乗り越える
は?乗り越える?
それって選手の話だよね、一般スイマーじゃないよね?
まして海初心者もどうぞ、って練習会なのに?
・・・う~ん、乗り越えられる人は・・・・お、恐ろしい

そこで私の練習会では、まず集団で密着して泳ぎ、想像して貰った
こんな状況で平キックしたら?平キックされたら?

答えはモチロン『怖い』 
だから『脱平キック』で練習しましょうね
みなさん納得です
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混ぜ混ぜキック、補足説明

2014-01-19 09:42:29 | スイム話
講習会やスクールでおこなっている混ぜ混ぜキックだけど、
いきなり出来る人もいれば、なかなか感覚が湧かない人も・・・

普段のキックからの移行となるから、混ぜ混ぜにも個人の癖が現れるのだ
例えば、いつも水面から足が出てバシャバシャ水面を叩いていた人は
混ぜ混ぜする範囲が、塊の上だけ・・・つまりハンバーグの種を上っ面だけ
ぺチャぺチャと叩いているだけ、中身が混ざらない

股関節、膝、が突っ張ったままのチョキチョキキックの人や
蹴る意識の強かった、特に下に打ち抜くキックの人は
蹴る事を制限しようとして細かいキック、痙攣キック気味になって
ハンバーグの種の一部をチョコチョコ混ぜてるだけで、全体が混ざらない

塊の全体を混ぜる事を想像してみて・・・
上記の例で考えると・・・
上だけだったり、一部だけだったりだよね・・・なんでそうなるか?
混ぜる範囲もそうなんだけど、右足左足の共同作業になってない場合が多いんだね
右足は右部分、左足は左部分、すると上下には混ざるけど、左右に混ざらないね

右側に玉ねぎ、左にお肉が多かったら、左右に混ざるように動かすよね?
別々に混ぜてたら、塊1つではなく、2つの塊を並べてそれぞれを混ぜてるだけだね

右側の玉ねぎと左のお肉を真ん中に集めるように混ぜると1つの塊になるよね
つまり、混ぜ混ぜキックは、真ん中に集める様に動かすといいよ
そこで、足首が内側に倒れる様に八の字がイイと思うよ

背泳ぎの場合は上向きだから、上に向って真ん中に集める
クロールは下向きだから、下に向って真ん中に集めるイメージね

それと、打つのと混ぜるのとの意識の大きな違い、
これは2ビートにも大切な要素だよ

クロールは、下に向って打つ意識が強いと、一方通行だよね、
混ぜるというのは、下に行ったら上に帰ってくる
つまり、混ぜるのは、足の表裏を均等に使うという事

下方向の動きだけで混ぜる事だけ考えてると・・・痙攣キックになりがち

解り易く手の平で動作確認すると・・・
手の平側で水を混ぜるのと、手の甲と平、両面使って混ぜるのとの違い、
一方通行と、往復の違いが解るよね
往復の動きを意識した方が、手首が柔らかく動くと思うけど、どう?

塊を混ぜることによって、塊の後方に向って水流が発生するよ、
手の動作で試してみてね

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『体に無理をさせない、いつまでも楽しい水泳を』シリーズ、背泳ぎ編

2014-01-14 21:39:24 | スイム話
昨年は大雪だった、成人の日・・・
今年は空気は冷たいモノのお天気に恵まれました
今回で3回目の新日本スポーツ連盟東京水泳協議会技術講習会

『体に無理をさせない、いつまでも楽しい水泳を』をコンセプトに、
2年続けてバランスクロールを提供させて頂きました
今回は、そのコンセプトで背泳ぎを依頼されまして、
考えに考え抜いた「リラックス背泳ぎ」を提供させて頂きました

背泳ぎが苦手、好きになれない、諦めていた方に是非!という内容です

朝の9時半から夕方の5時まで、「リラックス背泳ぎ」の世界に浸って頂きましたよ

参加者のみなさま・・・背泳ぎが苦手だから、と受講された方が目立ちました
指導する立場でも、苦手だと困る事がありますよね
足が沈んでしまう、という方が多かったですね・・・
教えている生徒さんにも、足が沈んでしまうのを改善させてあげられないという悩みも、

後は、腕が疲れる割には進まないとか、25mで苦しくなるとか、

バランスクロールもそうですが、まずは体のポジションと姿勢を造る事でだいぶラクになりますね

背泳ぎの足が沈むというのをまず解決しないと、良いポジションも姿勢も維持出来ないですね
つまり、まずは足が沈まない様になれば、だいぶラクになるって事です

あくまでも「リラックス背泳ぎ」ですから、競技志向は無いです
そこん所をご理解頂きたい

競技の為以外にも水泳はとってもステキなスポーツです
多くの人達に楽しんで貰いたいという願いから、速くなくてもいいじゃないか、って考えですよ

でも、基本的なことは押さえてあるので、これでもタイムアップする人が多いですね
でも、リラックス背泳ぎですから、一番嬉しいのは、『気持ち良くなった』という言葉です

午前中は、座学で物理的にラクに泳げる事を説明
プールで行うことを予めクラスルームでリハーサルしてから、プールへ

基本の姿勢造り・・・これはバランスクロールとほぼ同じ、
頭はスイカでレントゲンポジションですね

この姿勢が呼吸もラクですから、そのまま上向きに浮いて頂いて
沈まないキックの習得から入ります

なんで、沈むかって・・・上に蹴りあげる割合が大きいんですね
それと、蹴ることに力が入り過ぎて、しなやかなキックにならない、
なので、いっそ蹴るという意識を捨てちゃいます

どうするかって?・・・混ぜ混ぜするだけです

混ぜ混ぜする場所が肝心です
フラットに浮いた、その足がある所に一つの水の塊を想像します
そしてそのまあるい一つの水の塊を左右の足の共同作業で混ぜ混ぜするんです
そうですね・・・イメージとして直径25センチくらいの塊でしょうか・・・

塊を壊さずに、混ぜ混ぜするだけですよ、両足を使ってね、
まあ、それに詳しい説明が付きますが・・・角度だとか、足のどこを使うとか、

ともかく、みんなで混ぜ混ぜキックです・・・
すると、多くの人が足が浮いたままになりますね、
で、まだ沈んでしまう人達にも、混ぜ混ぜキックで足を上げてくる練習法を伝授

足を水底に付けた所から混ぜ混ぜスタートすると、序序に上がってくるんです

あちこちから『あ、上がってきた!』『上がってる、上がってる!』って声が聞こえて来ました

この混ぜ混ぜキック、とても楽しそうに練習していました
体が感じる感覚として、足の指がプルプルしますよ、と伝えると
混ぜ混ぜキックが、あるコースでは『ビロビロキック』と名前を変えてました
『あ~、指がビロビロしてる~』って、ね

このキック、私のスクールでクロールでも使うんですが、
その時は『コネコネキック』といって、水の塊はハンバーグの種になってます

その先は、バランスクロール同様、シーソー原理の腕の重さを利用した体重移動で泳ぎました
プル動作も、無理の無いところだけ掻けば良いという、省略プルですよ

苦手だという声が多かったのに、1日中背泳ぎは、どうだったのかな~?

終わってみれば・・・少し好きになった、すごくラクになった、いくらでも泳げそう、
という声が聞こえて来て、ホッとひと安心しました

講師が私一人なので、いつもバディ体制で実技を進めます
すると、お互いに意見や感想を言ったり、またバディだけでなく、コース単位でチームとなり
色々と情報交換しながら、工夫がされはじめたり、とても意欲的な実技となって、
私にとっても大変学ぶ事の多い講習会でした

楽しくて、とてもステキな1日となりました
本当に、皆さまありがとうございまいた


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息継ぎ、変えました・・・続き

2014-01-11 12:17:23 | スイム話
お待たせ~

さて、息継ぎの話・・・

リカバリーの腕を見ながら、その動きに合わせて吸ってみるとラクだった、
って事から、長距離に向いてるんじゃないかと、
それと、テンポゆっくり目のスイマーさんにも良いのでは?

いつも、気になっていたんだ・・・
ゆっくり泳いでいる人が、息継ぎの時だけ、いきなり慌ただしい動きになる事が、
つまり、息継ぎを急速に行おうとするから、動きもそこだけセッカチになる
呼吸を素早くして動作は慌てず・・・なんて事はなかなか出来ないよね

まずは!頭の動き始めを調整
良く見ていると、腕が動き始めてから少し遅れて急いで頭を動かすケースが多い

右側呼吸の場合でいうと・・・
右手が動き始めたら、頭も右向きに動かし始める
手の動きにつられるように横を向くのだ
右手が掻き終えた時に完全に横を向いて、壁が見える状態
その壁の景色にリカバリーの右手が見える
顔を通り越すのを見届けてから、右手と頭を同時に戻す(水底を見る)

これは丸太回りの息継ぎで見える景色を意識する
軸がぶれずに安定した姿勢を保てる
丸太回りを視線誘導すると、水底→水中の壁→外の壁って流れ、
吸いづらい場合はその延長で天井まで視野に入って構わない
この動きを腕の動作に合わせる

そして、ここからが肝心要
この動作練習は、左右対称で行う
まずは、得意な方だけで・・・なんて言わない

片手回しの連続右左
見た目は手合わせクロール
でも違うよ!片手回しの連続左右ね

モチロン、左右続けざまに息継ぎって事だよ

慣れている側から動かす・・・右呼吸の人は右手からね、

まず、肩幅4時の手で、フラットポジションのバタ足でスタート
バタバタバタと姿勢を安定させて、右手を1回、右手が戻って来たら左を1回
そして、再びバタ足・・・
リズムでいうと、『バタバタバタ』『み~ぎ』『ひだり』『バタバタバタ』『み~ぎ』『ひだり』『バタバタバタ』

まずは、頭の動かし初めを左右で揃える事

次もずっと、このドリルが続くけど、
意識するポイントを変えて行くところが最も重要

次のポイントは、頭の動かし初めで吐き始める事
頭の動きを腕に合わせたら、それに呼吸も同調させるって事

そして、リカバリーの腕を眺めながら吸う

左右対称に行う事に意味があるからね、
比べる対象があると、調整しやすいから、
それと、苦手な方もつられて、って感じになってやり易いしね

まずは、ここまで・・・これで終わりじゃないよ

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初泳ぎ・・・昨年の初泳ぎからの~

2014-01-05 09:37:30 | スイム話
もう5日ですが、ブログにお越し下さる皆さま、
あけましておめでとうございます

今年も1月3日に初泳ぎ、

年末の泳ぎ納めから気合いを入れて、新年に臨み・・・
当然、抵抗水着で10キロを目標に

初めから、10キロと決めると気負い過ぎて嫌になるかもしれないので、
とりあえず5キロ
後は、折り返し気分で距離を伸ばす作戦

確か、1年前の今日は、途中で水分&糖分補給しながらの合計10キロ
今年はどこまで距離を伸ばせるか?がチャレンジ

なので、泳ぐ前にご飯、パン、そしてカステラ詰め込み、
直前にゼリーとスペシャルドリンク流し込んで・・・うぇッ

プールはガラガラ、3時間半以上かかるだろうから、スタッフに心配しないように告げる
「泳ぎっぱなしになるので、途中邪魔だったら声かけてね」
『今日はどのくらい泳ぎますか?』
「目標は1万m」
『気をつけていってらっしゃい』

もう、スタッフさんは私の変態ぶりを知ってるので特別驚く事もなくなった

さあ、スタートだ
3000mは弟子といつも泳いでいるので、もうなんて事の無い距離だ
5000mもレッツの100X50を月2回ペースでやってたから、肩に不安は無い

問題はその先・・・年末に7000mした時も肩に問題は発生しなかった
この1年で肩をだいぶ出来て来たけど、7000mから先は解らない

とりあえず、1万連続で行ける作戦、58秒ペースで行く事に決めた
5000mまで順調そのもの
こんな感じで5キロの給水船に行けるといいなぁ~

本数も100本で気持ちリセット、1から数え直し
6000m過ぎで腕がダルくなってきてペースは1分になってしまった

7000m過ぎると、気分はかなりラク、
だって、あとたったの3000m
なのに、腕は思うようには動かず、1分を過ぎてしまうようなペースダウン

いやいや、焦らない、焦らない、今日の目標はノンストップ1万m

8500mここが最後の給水船
昨年の湘南はここから先、脇腹の痛みに苦しんだんだ、
腕に寒気が走る・・・糖分がかなり減ってる・・・もつかな~

でも、ゴールは目の前
9000m通過、
もうゴールの海岸に向って真っ直ぐだ

腕は重いけれど、肩に痛みは無く、脇腹も大丈夫
寒気は相変わらずだけど、めまいはしないし、大丈夫
ペースも1分丁度を維持
ラスト500m
もうゴールが見えてる
あと3本・・・あと2本・・・ラスト

やったーーーーーッ自分に拍手

時間は・・・3時間23分
う~ん、まあいいか抵抗水着だし

1年前の初泳ぎのブログを読み返して見ると・・・
2500m・2500m・2000m・1000m・1000m・1000m
と5回に分けて泳いでいた
7000m以降は肩がだいぶ痛んで、背泳ぎをいれたりして凌いでいる
時間も休憩入れて、3時間45分かかった
それを思えば、なんという成長自分を褒めちゃう

で、調子こいて、この後のマスターズ75分とかいうレッスンに参加してしまった
これが余計だった・・・

翌朝、背中がパンパンに張って肩も重たい・・・
泳ぎに行く前に・・・施術を受けないと・・・

先生に電話して、施術院を開けて頂きました
本人が思ってるより状態は酷いらしく・・・
2時間たっぷりコース
そして『まさか、今日は泳ぎませんよね!』と釘を刺され・・・大人しく帰宅
今年もこの調子でいじめますので、先生ヨロシクお願い致します

プールでも連続泳で皆さまにお気使い頂き、本当に感謝しております

沢山の方々にご迷惑をお掛けしながら、我が儘に泳いで参ります

これからも、我が儘にブログを綴って参ります
ブログに訪れて下さる皆さま、今年もよろしくお願いいたします

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