人の能力って、凄い！

コーチをしていて、お客様の喜ぶお顔を間近で見られるのは大変幸せな事だ
泳げなかった方が泳げるようになる・・・
そんな、素晴らしい人生の変化に立ち合ってきた

私の基礎水泳クラスに参加してくれた一人のマダムが・・・
『私、泳げるようになりたいの』
と、声をかけてくれた
「私のスクールで宜しければ是非、一緒にやりましょう」
と返事をすると・・・

『でも・・・私・・・今までに何回かコーチに、「あなたは無理」って』

「え？・・・無理？・・どうしてですか？」

『私、交通事故で・・・全身の怪我もひどかったんだけど、脳挫傷で片方の耳は
　聞こえなくて、平衡感覚が・・・、バタ足でも真っ直ぐ進めないから・・・
　「あなたは平衡感覚が無いから泳ぐのは無理でしょう」って言われたんです』

確かに・・・年齢の体の歪みでは考えられない程、体が歪んでいる、
肩甲骨も片方だけが飛び出ている感じで、骨盤・足・肩、・・・確かに左右に
大きな歪みがあり、け伸びでもかなりひどく曲がっていた

しかし、『泳げるようになりたいの』と、その言葉には諦めていない力を感じた

体の事や、今までに断られた事を打ち明けてくれたマダムに、
「え～、そうなんですか？やってみましょうよ、もう一度」
気楽にスクールに来てもらえるように、軽い感じで答えて見た

そして、スクールに入会したマダムと、工夫の水泳が始まった
クロールも泳げないが、背泳ぎがすごくしてみたい、と言うので
背泳ぎから入る事にした

背浮きでも、まったく真っ直ぐに進めない
そこで、実際の歪みを計算に入れ、左右の手の伸ばす位置を調整したり
肩の位置も調整し、体の歪みを抱えたまま真っ直ぐ進む姿勢をあれこれ・・・

そして、１回目のレッスンで背浮きキックで真っ直ぐ進む事が出来た
それだけでも、すごく嬉しいと感激していた

２回目のレッスンの前・・・自主錬しているマダムを見つけ・・・
すごく上手になっていたので驚いた
聞けば、真っ直ぐ進めるから他の人にも迷惑掛からなくなって、練習が楽しいと・・・
ニコニコと素敵な笑顔だ

２回目では手を回す練習
２，３掻きで体が沈む
腕は細く、力も無さそう・・・
水を上手く逃がし、腕に負担の少ないプル動作で始める事にした

すると、１時間のレッスンの最後には２５ｍ泳げたではないか
『嬉しい』『嬉しい』を何度も繰り返すマダム

３回目の時も、練習をしてきた事が良く解る上達ぶりだ
そこで、背泳ぎのターンを練習
すごく楽しそうだ
そして、５０ｍ泳ぐ事に成功

４回目の時は、自分の欠点も把握し、調整しながら泳いでいる

気がつけば、真っ直ぐ泳いでいる

確かに、初めて拝見した時は、ものすごい曲がり方に・・・時間かかるかなぁ、
って思ったんだけど・・・
人の体って、調整能力があるんだと、すごく感心し、感激した

今は、クロールにトライしているマダム
毎週、私もとても楽しみだ

代々木オーシャンスイム練習会、エルスルスル

プールでは長い距離も問題無く泳げるのであろう・・・
そんな選手がパニックになるのは、
立ち止まる事が出来ない、
つまり、状況を判断する余裕が無い

水深の深い５０ｍプールの大会に出場し・・・
ゴールしたあと、足がつかない事で大慌てする姿を見かける
泳いでいれば足がつかなくても問題ないが、
泳ぎをやめた時に、足がつかないと溺れそうになる

オープンウォーターでもそうだ、
立ち泳ぎ、スカ―リングが上手く出来ないと、
泳ぎをとめて、その場に留まるという事が難しい

自分の周りの状況を判断する事も危険回避に必要な要素だ、
代々木は５０ｍプールなので、新宿の２０ｍプールでは
出来ないフォーメーションチェンジを多く取り入れた

状況を把握し自分の動きを判断し行動する

『情報を得る』『判断する』『行動する』
海を安全に泳ぐ為に必要な、エルスルスル

フォーメーションチェンジは、実際にこうやって泳ぐ、といよりも
この練習で、エルスルスルの能力を高めるのが目的だ

エルスルスルを極めると、最短距離で泳げるようになるよ

奥松島に行って来ました…

私のイチ押しの大会…
それが、奥松島ＯＷＳ
今年も楽しみだった

いつも、田舎に遊びに行くような気分だった

今年は仙台の七夕に合わせて開催しましょう…

大浜海岸

寸断された道路は自衛隊により復旧され、
大浜海岸に行く事が出来た

どうしても、大浜海岸に立ちたかった
海の様子も変わってしまったようだ
写真の場所には、
競技説明会にお借りしていた２階建ての集会所があった

何にも無い…

お世話になった隣のホテル奥松島さんは、
１階はガランと何も無いが３階建てのまま残っていた
どこに避難しているんだろう…

ホテルの後ろで作業をしていた人に聞いてみた
仮設住宅に居るから案内してあげると言われ
ご好意に甘え…、
女将さんに会う事が出来た

いろいろ話をしてくれた
避難した時の様子から
仮設住宅に移るまでの事

ウチの辺りを見て来た？
何にも無かったでしょう？
片付けたんじゃ無くて、
翌日見に行ったら、
何にも無かったのよ…
いったい、どこに流れて行っちゃったのかしらね…

海から離れている場所に色々なモノが散乱していた
家の２階部分や、車や船など、

どこを走っても、自衛隊車両、警察車両、ガレキを積んだダンプ、資材を運ぶトラック

邪魔にならないように、一般車両通行可を確認して走る

現地を見て来たからって、何か出来る訳でもなく、
また、どうしたら良いのかも解らず、
言葉も出ないし
ブログに書くことも悩んだが、

行きたかったんだ、奥松島に…

ＯＷＳ、コース設営も、れすきゅ～魂のお仕事です

れすきゅ～魂は、オープンウォーターレースのガードをしていますが、
レースコースの設営もしてますよ

三角のブイがコースブイ
オレンジの四角いブイが、スタート＆ゴールのゲートブイ

ブイを膨らませて、アンカー用の土嚢を造り、ロープを用意して・・・

リーダーのパパッチが、ジェットでブイを運び、
ＧＰＳで距離を計り、水底環境・流れ・水深・潮見を考慮して、ブイを設置

今回はＹＯＳＳＹも、ボードでゲートブイを運んで落としてきたよ

１周、１マイルというダイナミックコース
コースが出来たら、今度は時計周りにするか、反時計周りにするか、
レースの時間の潮の流れで、選手が泳ぎやすい方を選ぶ

そこで、試泳
全部泳ぐ時間も無いので、ミニーとボード二人乗りで途中まで出る・・・

実際に泳いでみると、ブイは遥かかなた、
ポチっと、黄色い点が・・・
慣れてないと、見えないと思うよ

そこで、ブイが見えなくてもブイの方向に目印になるモノを確認
どっち周りが方向確認しやすいか？も大切な要素
コース説明の時、ブイ以外の目標を伝える

一人では効率良くないので、
指導委員会のカナちゃん、アヤノちゃんと手分けして情報収集

流れの速いところは無いか？浅瀬はどうか？

１日として同じ海はなく、その都度判断する
選手が安全に楽しめるように

１周１マイルで、コースブイはたった２つ
ブイとブイの間には何もないよ、

だから、ブイを周った選手に
『次の目標を確認して！』
と大声を張り上げる
わからないという選手には、目標物を教える
海の練習をプールでしていないと想像する選手は、もう大変だ
泳ぎ続ける事が出来ても、足のつかない所で留まる事が困難らしい
だから、落ち着いて目標物を探す事が出来ない

ロープが引いてあるようなコースならそれでもＯＫだが、
最低限のブイしかないコースは、やはり自分で目標確認が出来ないと、
不安が膨らんで、パニックを起こしかねない

そんな気配のある選手は要注意
たまに声をかけて、安心して貰うようにする

２マイルの選手はやはり２周目の方がコース取りが良いね

最後の一人がゲートブイに入って行く姿を見て、
人数の最終確認ＯＫが出て、

やっと、ホッとする

で、いつまでもホッとしている間もなく、
ブイの回収・・・
怒涛の、お片づけが始まるのだ～

沖縄ちゅらさんビーチ、２日間で身体がミシミシ…

今回のガードメンバーです

２日間、力を合わせて頑張りました

またまた筋肉痛です

ブログでも書いて休んでようかなぁ～
と、思ったけど…

先週は月曜日に体を動かさなかったら、
固まってしまったので…
ジムで運動して、泳ぎまーす！

沖縄ちゅらさんビーチＯＷＳ

２日目も晴天
１マイルと２マイル、無事終了!!

沖縄ちゅらさんビーチ

無事に１日目、終了しました♪

れすきゅ～魂

ＪＩＯＷＳＡロゴ入りの新しいブイと、
れすきゅ～魂リーダーのパパッチです

れすきゅ～魂のガードは、
パパッチのジェットとレスキューボードで構成され、
ボードは最後尾に１挺、
残りのメンバーでエリアを持ち監視します

選手からのヘルプサインがあれば素早く寄って捕まって貰い、
ガードがヘルプサインで巡回しているパパッチを呼びます

ジェットが飛んで来て、選手をピックアップし浜へ送ります
ボードで浜に送る事は基本的にありません
ジェットの方が断然早いし
ボードがコースから離れてる間、監視が手薄になるからです

様子がおかしい選手にも声をかけます
特に低体温は早めのピックアップが必要です
方向確認でブイだけでなく、キョロキョロする選手
ガードの位置を確認している選手は要注意です

平泳ぎや立ち泳ぎで、こちらを見てたら、
ヘルプサインと判断し寄って行って声をかけます
やめたいけど、自分から言い出せない選手もいます
だから目が合えば、
どうしましたか？と声をかけます

自分からやめられない選手に、
大丈夫ですか？はふさわしくないですね
なので、少し休みますか？と、ボードに捕まって貰い、
顔色や体の震えなどを確認し、低体温のようならリタイアを促します
低体温は苦しいと感じずに意識が遠のくので、
まだ大丈夫は危険です

１８度の海でしたが、早めのピックアップで無事に終了

『出て来た浜に戻る』
選手の義務であり責任です
そのサポートをするのがガードです
たとえジェットに乗ってでも無事に戻って下さい

今週末は沖縄大会、ちゅらさんビーチに行って来ます

波、越えられないけど、波、堪える

波が強い…アンカーで停留してるジェットが打ち上げられる

まだ荒波越える技術のないヨッシーはコケまくる
波に巻かれても絶対にボードは離さない！
だから、腕が千切れそうに痛かったよ

レーススタート直前にさっそうと海に出るんだけど…
波が次から次と押し寄せて、
あ～、早く行かなきゃ
タイミングが読めず、乗りかけたところを大波が～、
うわッ、コケる～、
と、そこへ
『ヨッシーガンバレー』って、サラの声
はい！ガンバル
ストラップをにぎり体をボードに伏せて前重心
波が、ゴゴゴゴゴゴーッと体を通り過ぎた
あ、コケなかった
喜ぶ間もなくまたまたデカい波
うわーッ、コケてたまるかッ
ヨシ、堪えたぞ
なんとかコケずにコースに入った

本当はさ、ミニーみたいにカッコ良くさ、
正座でヘッドを上げて波の上を飛び越えたいよ
でも今回は堪える事が分かったからヨシとしよう！
浜に戻る時は上手く乗れた！
と思ったら、ヘッドが刺さってグルングルン

もう、物凄い筋肉痛だよ

開幕だよ！弓ヶ浜！

さあ、昨日のイベントのグッドな余韻と、
空腹を引き連れて弓ヶ浜にやって来ました！
新宿から下田まで、乗り換え時間が短くて何も買えなかった(泣)
ミニーと合流しパパッチ号で弓ヶ浜の宿へ
コンビニで買ったおにぎり食べて、
明日のミーティングして、
お風呂入って、
部屋は指導員のかなちゃんと、あやのちゃんと、れすきゅ～魂女子部の姫、ミニー、サラ、ヨッシーの６人
修学旅行みたいだよ
おっと、ヨッシーは先生かな？(笑)

朝…、やった！雨降ってないし
降りそうもないし！
準備も雨の中だと大変だからね、

ジャ～ン！秘密兵器登場！
腰痛持ちのヨッシーだって、これなら重たい土嚢も楽々
おしりソリだよ
土嚢乗っけて走れるよ、ナイスだね！

海は波が高め、
水温を計りにボードで沖へ…
…えっと…１８度
１８度？
た、確かに水に入れた足が…痛い
コースを周りながら何ヶ所かで確認するも、
１８度から上がらない
ゲートブイ辺りで水温計見てたら波に巻かれた、
つ、冷たーい
弓ヶ浜が１８度？

今日のガードは低体温者に気が付くように要注意だな！

海のお話、そして海へ

シーズン到来特別練習会、と銘打って
海の開拓者である大貫映子氏とのコラボ実現

いや～～、だって大先輩ですよ、緊張するなぁ
でも、とっても気さくな方なんです
以前、船堀サロンで初めてお話した時も、
コラボの打ち合わせでお会いした時も、
とても忙しい中、時間を造って下さって、
相手に話しやすい雰囲気を造って下さる方なんです

午前中の講演は本当に楽しいお話でした
ドーバーへの道のりは、想像以上でした
でも、困難をすべて楽しんでしまうという明るさ
運を呼び込むのも努力なんだとつくづく感じました

そして午後は、大貫さんにも練習会に参加して頂きました

って、大先生に指導する学生って、感じですかな（笑）
まあ、そこはおおらかなお人柄なので暖かく見守ってくれるでしょう

２０ｍ３コースという小さなスペースに、お客様２８名　コーチ３名
ふたりの心強いコーチがいる安心感で、スムーズな進行が出来た
ディレクターとして、事前にメール等でレッスン内容を知らせるが、
それでも、現場で私の意図を察して動いてくれるのは大変ありがたい
トータルイマージョンという水泳理念が同じだしね、仲間っていいね
大貫さんもTIを取り入れてくれているのでとてもやり易かった
まあ、でなきゃコラボなんて実現しないよね

スイマーズショルダーで手術をした、３年復帰にかかった
だからこそ、考えてみた　『筋肉のローテーション』

TIコーチになったのもそこ、
「ラクにキレイに魚のように」
肩を壊すなんて、なんか間違ってるんだ

肩を壊して良かった、？（笑）

肩を壊すまで泳ぐなんて、
なんで大人になって水泳始めたか？
腰椎を潰して、３年整形外科に通い、
ドクターが水泳をしなさいって、

なんで腰椎潰したか？
喘息でステロイドを長期に渡り服用したから

そう考えると、物心ついたころから喘息で、
それが不幸だと思う必要もないな

確かに、苦しいし、何回ももう死んじゃうってことがあったけど
薬の副作用も、精神的にまいったりしたけど・・・
今でも、健康だったらどんなに幸せだろうって、時々思う

でも、道を塞がれるたびに、違う道を見つけ前に進む
人間って、みんなそうしてそれぞれに分岐点があるんだろうな

人間いたるところに青山あり、
転んでもただでは起きない、

何が幸いするかわからないから、今出来る事を淡淡と、
そして淡淡とTIコーチをやっていたら、
いつのまにかガードまでやってたり

ワクワクするような海の話しを聞いて、
海を安心して泳いで貰えるように長距離を泳ぐ練習会を開き、
そして、海へ、弓ヶ浜に向ったよ

夜、９時に下田到着、れすきゅ～魂のリーダーが迎えに来てくれていた

予報通りの…ヤッパアメダネェ

さあ、いよいよだ！
思い温めて来た水泳における筋肉の稼働について…
自分が肩を壊さなければ、この日は来なかったかもね…

午前中はオープンウォーター開拓者、大貫映子さんをお招きし、
海のお話を一杯して頂くんだ
楽しみだなぁ♪

で、午後は『筋肉のローテーション』プールセッション２時間
大貫さんとのコラボで、参加者も２７名
嬉しいなぁ♪
ありがたいなぁ♪
緊張するなぁ♪

私一人では、お客様に満足して頂くには力不足だから、
頼もしいコーチ二人の力を借りて、３人で頑張るよ！

夕べはプレッシャーのせいか、やな夢見たよ…
寝坊して大慌てで、
イベントに間に合わなく、大失態…
おまけに、もうひとつイベントがブッキング、
あーッ、何やってんだよ、どーすんだよ、

目が覚めて、夢で良かった～、ってね

ブッキングの夢は…
今日はイベント終わったら、その足で弓ヶ浜なんだよ、
着くのは夜の１０時かな～
で、大荷物持ってイベントへ
だから変な夢見ちゃったのかな、

この雨の中、足を運んでくれるお客様に感謝して、
楽しい有意義な１日になるように頑張ります！

ＯＷＳ始動！・・・いろんな意味でね、

トータルイマージョン・ウェブスイムマガジンの新年号に、
コーチ新年の挨拶と目標なるものを掲載、

『今年は３つの目標を持ち海で活動します。
　海泳ぎの指導者としてＯＷＳの楽しさを伝える。
　自身も競技者としてレベルアップを目指す。
　そして、大会のライフガードとして安心して海を楽しんでもらうことです。』

１つ目の指導者としては、オーシャンスイム練習会を定期開催
３つ目のライフガードとしては、５月から始動、
今週末は日本国際オープンウォーター協会の第１戦、弓ヶ浜ＯＷＳのガードに付く（晴れてね）

２つ目の競技者として・・・・
やっと、始動したよ今日しかも弟子におしり叩かれて

ジャパンマスターズの２００バックという目標がコケてから、
もう、ロングにスイッチしようと思ったんだけど・・・
なかなかね・・・２０００ｍ泳ぐものの気合い入ってないし、
とりあえず泳いどこ、みたいなね

今年の館山は、ジャパンが大阪になったことから、ジムのスイムメイトを誘った、
で、弟子のトラ娘も誘い、ジムからは４人で参戦

合同練習しよう！とのトラ娘の一言で・・・今日から始動

実際、一人だと自分に甘くなるんだよ、
弟子が後ろから追いかけて来ると思えば、師匠としては気が抜けないからね

マスターズレッスン、最後のメインはバックで
１００ｍ２分サークル５本
５０ｍ１分サークル１０本
このあと、クロールのロングを泳ぐんだからバックでＧＯ

結構ヘロヘロになった・・・頃、ツッチーとトラ娘がジャグジー待機

とりあえず２０００ｍにしよう、
２０００ｍならと、マスターズ参加組のコモリンも参加
４人でスタート

先頭の私・・・５７秒？まあ出ても５５秒ペースかな～
な～んてスタート前にコモリンに告知したけど・・・
泳ぎ始めたら調子がイイ
上からスタートして、時計を見ずに４本５本・・・
みんな着いてきてるし・・・どれくらいかな？
６本泳いで時計を見ると、
あれ１０を指している

あちゃ～、５２秒ペース？
こりゃ、後でブーイングだなぁ

もうひとつ大きな勘違い、
２０００ｍか・・・２０本か・・・
７本８本、ありゃ２０本なんてあっと言う間だな、
このまま飛ばすか

・・・あれ？・・・んな訳ないだろ
２０本って、１０００ｍじゃん、ここは２５ｍプールだよ、当たり前だけど

あっちゃ～、４０本だよねぇ、とんだ勘違い
ま、今更ペース落とすのもイヤだし、行けるとこまで行こう

２年前より格段に速くなったトラ娘、今日はドラフティング禁止令で、１０秒落ちスタートにしたから
そうは簡単についてこれないだろう、
ってか、ついてこられるようじゃ、師匠の立場が
こうなったら、どこで背後ロックオン出来るか頑張っちゃうよ

着々と差を広げ・・・２７本目でロックオン
ここからが大変なんだよ、
２５ｍプールだからね、一気に行かないと抜け切れないんだ
２８本目はピッタリ着いて体力温存
２９本目に仕掛けた、
横に並んでからがキツイ、ガンバレヨッシー
抜いてからがこれまたキツイ
１５００ｍまでイイ調子で来たのに、
抜いた事で・・・あれれ、ガス欠
う～～～、腕が、重い

抜いたのに、後ろにピッタリ付かれる事は・・・カッコ悪い
だから、頑張っちゃうよ
残り５００ｍがメチャクチャ辛かった
腕が回んない・・・こんな時こそ、『筋肉のローテーション』
腕の筋肉の稼働率を下げて５０ｍ・・・おお、結構回復
ラストは持ち直してゴール

みんなから、なんだあのペースは、苦しかったぁ、と・・・
でも、みんなイイ顔してるよ楽しかったね

そうそう、もうひとつ辛い課題を出したんだ・・・
５０ｍに１回サイティングを入れる事
う・・・し、しんどいぜ

好きになる解剖学

水泳と筋肉の関係について・・・

スイマーズショルダーで、肩関節の手術をしてから、
いろいろと思う・・・・
一部の筋肉に負担をかけずに長距離を泳ぐということ

筋肉を働かせるには、脳からの指令が必要なはずだ、
という事は、同じフォーカルポイントで泳いでいれば
一部の筋肉の使用度が大きくなるという事

フォーカルポイントを変える事について過去ブログでも取り上げて来たが、
もう少し解り易く具体的に、みなさんにお伝えしたい

レッスンにも取り組んだりしたが、いよいよイベントとして、
『筋肉のローテーション』をテーマに、今度の土曜日に練習会を開催

イベントを企画するにあたり、やはり専門家の意見を聞かねば
と、トータルイマージョンの柔整の資格を持つ山口コーチに相談した

私の考えるところの、一部の筋肉に負担をかけないように意識する筋肉を
ローテーションさせてはどうか？という内容の裏付けが欲しいのだ

で、考え方は間違ってはいないと、心強い後押しを頂き、
その時に、筋肉についてもっと勉強するようにと、
貸してくれた本が
『好きになる解剖学Part２』なのだ

これがね・・・実に面白いのよ
体を動かす筋肉の仕組みがね、
とても解り易く説明せれていてね、

もう、山口コーチに感謝感謝

本を読んでから、泳ぐ時や、スタジオエクササイズの時も
動かす筋肉を意識しだしたら・・・
マシンで筋トレしてないのに、筋肉がついたよ

山口コーチが言ってた、
『筋肉を何パーセント動かせるかは、どれだけ脳から指示が行っているかで変わる』
ってね

人間の体って不思議で面白いね

１１日の新宿イベント、すっごく楽しみ頑張るよ