さあ、８０００ｍリベンジだぜ！

今日は１００Ｘ５０　１′５０サークルの日・・・いつもなら出稽古だーッ
なんだけど・・・先週の８０００ｍ目標を７０００ｍで断念したのが悔しくて、
リベンジ

先週と同じく、まずはスタジオでエアロビ初級で全身動かしでウォームアップ
ちょっと腹筋だけやって、プールへ
気が変わるといけないので、スタジオに居たスイムメイトに、８０００ｍ泳ぐ宣言

背泳ぎ中級レッスンの隣りのコースで泳ぎ始める
さあ、泳ぎだしたら止まらないよ～～～～～
３０分のレッスンが終わり・・・今度はバタフライ初級が始まったようだ
ここで注意息継ぎのタイミングは、隣りのバッタのシブキをさけて
これまた３０分のレッスンが終わり・・・隣りでは背泳ぎ、バタフライの復習をしている様子
両隣のコースは少し混んでるみたい・・・ここに入って来てもいいのにな～、
なんだか独占してるみたいで、申し訳ないでも止まれない
すると、ご婦人が一人入ってきた、
すれ違いう人がいるっていいな～、一人はつまらない、
でも、すごく気を使ってくれていて、追い付きそうになると止まって譲ってくれる
１０分くらいしたら上がっていって、別のご婦人が入ってきた
なんか・・・すごく見られてる感・・・
もう１時間以上泳いでいるからなぁ・・・
気が付けば、隣り、その隣りのコースも壁に人が沢山いて、見られてる？
あれ？なんか始まる？アクアビクスはまだだよな
もしかして、コース独占、反感かってる？
ちょっと気になって、ゆっくりターンをして、みなさんのお顔を拝見
なんだか、笑ってるような？・・・まあ、怒ってはなさそうだ
問題があれば、スタッフが止めるだろうって、事で泳ぎ続ける

さあ、１００本クリア
とりあえず５キロは、本番足切りポイントなのでペースは５６秒くらい、
ここからは、肩を持たせるのが課題だから、少しペースを落とす

肩は先週の方がラクだったような・・・
喉は今日の方がラクだから、肩だな～、
リカバリー角度とか、プルで水を捕らえる量とか減らしたりして負担を軽減
でも、バランスは絶対に崩さない

折り返し２５本までは、先週も楽勝だった
ここからが勝負だな～
隣りはアクアビクスが始まっていて、そろそろ喉がイガイガしてきた
１回でも咳をしたら発作の引き金になりそうで怖い

３０本あたりで紳士にドラフティングされた
まあ、ペースを維持すればいいんだけど、ついつい力が入ってしまい
少しペースが上がってしまった・・・ヤバいよ
８本くらいで紳士が上がったので、また落ち着きを取り戻して泳ぐ
あ～、これがダメなんだよね・・・自分のペースを維持しなくちゃね
そして４０本クリア
これで、先週と同じだ、
先週はここで、咳に耐えられなくて立って、このあと２５ｍごとに立って咳をして、
ついには５０本でギブアップだった

今日は、大丈夫絶対大丈夫
４０本越えたあとも順調、５０本クリア
よし、あと１０本で８０００ｍだ

肩もなんとか大丈夫みたいだし、初のノンストップ８０００ｍ間近

ここで、よからぬ思いがムクムク
もしかして、プラス１０本とかイケちゃうんじゃない
いやいや、今大丈夫でも肩がね、まだ出来てないからね、
９０００ｍはまた次の課題だよね
って、自分に言い聞かせて、１６０本クリアで止まった

あ～～～、やった！泳ぎ始めは長い道のりだな～って、
Ｂ`ｚの『なっがいーみちぃのりー』ってフレーズが頭グルグル

プールに入った時とまったく違う面子になってる・・・

で、伝言ゲームの様に、
『ずっと、泳いでるね』
「僕が来た時はもう泳いでたよ」
『ずっと泳いでるね』
「もう帰った人が、早くから泳いでるみたいだよって」
『ずっと泳いでるね』
「なんか１０時半頃から泳いでるらしいよ」

で、『ヨッシーさん、１０時半から泳いでたんだって？』
へ？いやいや、そんなに泳いでないよ・・・
『だって、１１時に来たらもう泳いでたって言ってた人がいるって』
へ、今・・・２時４０分だから・・・そんなに泳げないって、
だいたいさ、１０時３０分から１１時１５分までスタジオでエアロしてたし

なんだか、ヨッシーは化け物みたいな印象なんでしょうか

あ～～～、肩と背中がバキバキだぁ～、湿布して寝るぞ

ボディソープのお話

我が家のボディソープはドクターブロナ―のマジックソープ
オーガニックアロマオイルソープって感じ？
喘息持ちのＹＯＳＳＹは、いわゆる石鹸のイイ香ってヤツが苦手
体洗いながら匂いで発作起きたりするし

でも、アロマオイルの香りは何故か大丈夫
特にユーカリは、昔から呼吸器系に良いとされていて、実際、調子の悪い時はユーカリオイルをマスクにちょっと垂らしたりするし

で、写真のボディーソープはティーツリ―だけど、私はユーカリがお気に入り
体を洗いながら喉も気持ち良いのだ
脂ぎった息子は、ティーツリ―が一番サッパリするらしい
髪も顔も体もいっぺんに洗うらしい

体を洗って泡を見て・・・ふと思った
これで、お風呂場掃除しちゃおうかな・・・
床に泡を絞り落として、ブラシでゴシゴシ・・・
浴槽の蓋もついでに擦ると・・・キュッキュッしてるし
おお！洗剤の嫌な匂いも嗅がずに済むし、手も荒れないし、ついでだし、
超良いんじゃないの

そろそろ無くなりそうなので、ネットで見てたら・・・・
あれ？・・・これ１本で全身に使えます？あら、髪もＯＫだったのね・・・
それと・・・じぇじぇじぇ・・・食器？洗濯？にも使えます？

あらら・・・お風呂場掃除はマジックソープの常識だったのかな？

誰でも初めは泳げない…その２０

半年経った二人のマダム、先月から後輩マダム、そして今月も後輩君が出来ました

後輩マダムは先輩マダムの姿を見て、やる気ばんばん出ています
息継ぎはまだ早いかな？と思ったけど・・・
『吸えなくていいから丸太回りで横の壁を見よう』作戦に参加
そして、今日、『横を通り過ぎて天井を見よう』作戦で、口が水から出る
でもって、『口が出たと思ったら、ちょっと吸ってみよう』作戦で・・・

後輩マダムの歓喜の声
「吸えた吸えたちょっとだけど吸えた～～～」

う～～～んグッジョブ

今まで息継ぎ無しで落ち着いた泳ぎだった後輩マダム、
嬉しさと、息継ぎしたい！という欲求からか、泳ぎがバタバタ
ま、まあね、嬉しいものね、焦っちゃうよね
って思ってたら・・・先輩紳士が一言
「まあ、そんなに慌てなさんな」
それを聞いた後輩マダム・・・
『え？やっぱり？なんかバタバタして溺れそうだった』

先輩紳士グッジョブ

今日で二回目の後輩君・・・「すごいな・・・出来るようになるのかな」

先輩紳士「大丈夫！大丈夫！すぐだよ」
１年前に水泳を始めた８０歳の先輩紳士の言葉と優雅に泳ぐ姿は説得力があるのだ、
先輩紳士グッジョブ

ISSA × SoulJa - Destiny [2010.09.22]

ISSA × SoulJa - Destiny [2010.09.22]


最近のお気に入り元気が出るな～

『継続は力なり』

『まだまだいくぞッ』

敵は・・・ヤッパそこかぁ～

もうそろそろ５キロ越えをしていかないと・・・
日曜は比較的空いているからチャンス
目標８０００m、ここは普通の水着でトライ
今壊したらおバカさんだからね
時計は見ずに距離だけを目標にして、１０キロの為の泳ぎ方でいくよ！モチロン『ヨッシーのバランスクロール』
さあ、一人二役の始まり始まり～
「ヨッシーコーチ、バランスクロールお願いしま～す」
『どんど任せなさい』
２５mプールだから、１００本で５キロだね・・・コーチ付きだったから、結構楽しくて思ったより１００本到達はラクだったな
『さあ、ここからは折り返し、ダウンのつもりでいいから泳ぎ続けようね』
「はい、コーチ！ラジャー！」
『ほらほら、ダウンっていってもバランスクロールのフォームを崩しちゃダメだろ！』
「あ、ほんとだ、崩れてる・・・てへへ」

折り返し２５本到達・・・２５本って１００本の４分の１だね
すっごく順調この調子なら８０００m越えられるんじゃない
ニヤニヤしながら泳いでいたら・・・ゴホッ、ゴホッ、ゴホゴホゴホゴホゴホ
やばい！喘息発作発生・・・なんだよこんな時に
鼻が鼻炎で詰まって、ここんところ低気圧のせいでタンが絡む喉、
そこに長時間の塩素の刺激で悪化ついに発作誘発
咳を押さえるべく、小さな呼吸にしたら・・・苦しい！当然だろ、泳いでるんだから
泳ぎながらゴホゴホ、立ち止まってゴホゴホ
う～～～、ゼーゼーひぃひぃ、あ～～～～～、酸欠だ！腕が重いよ、まったく
目標達成ならず７０００mでギブ
プールから上がり水分&カロリー補給で少し休み、再び泳いで見るも、やはり発作はおさまらず、結果７６００mで終了～

やはり敵は、お主であったか・・・まあ、自病だからね、しょーがないか

１００ｘ５０、ついに！抵抗水着で参戦！

先週の１００ｘ５０、２分サークルだったので、念願のフル装備！

いや～、いつかは、やってみたいとは思ってたんだけどね・・・
ここのところ、最後までなんとか持つようになった？えっと・・・一応気持ちは切れずに

どっちの装備で参戦しようか・・・アリーナのハニカムか、アシックスのタオル（ボックス付き）か
う～ん・・・そうだ！迷った時は、苦しい方を選べ！って、誰か言ってたような
よし！アシックスのフル装備

当日・・・プールサイド、スタート前・・・言わずと知れた順番決め
いつものイケイケマダム・・・
一人が、今日は前半押さえて後半上げてく作戦だから、後ろの方でスタートしたいと、
いやいや、今日は抵抗水着なんで、後ろにさせて下さい！
って、言ったら・・・

『なにそれ抵抗水着？重いん？』

「はい、それはそれは重いです」

『へ～、そんなん売ってるんや～』

ちょっと、ちょっと、目がキラキラしてるんですけど

『それ、どこで売ってるん？ジュエンとかにある？』

「いやいや、買わなくていーですから」

『負荷があるん？練習になるってことやね？』

「あ～～～！だから！着なくていいですよ！それ以上パワーつけてどーすんですか」

さあ、スタート
今日は押さえて、とにかく５０本やりきるのが目標！
例によって抵抗水着の下に普通の水着は着ない！
途中で脱ぎたくなっても脱げない様に

後ろから４番目くらいのイイポジション
ドラフティングでラク出来るし、まずは目標に向って

・・・って、甘くはなかったんだ

今日のコーチ・・・熱血コーチって呼ばれてるらしい・・・

ラクしてるのがバレたのか・・・
『そこ！順番入れ替えようかッ！』

え～～、後ろが良かったのに・・・
シブシブ前に・・・

入れ替わったのに、後ろの人の目の前にいたら悪いから、
ちょっと頑張って、前の人に追い付きドラフティング・・・
そんなにラクはしていない、ピッタリ付くのは大変・・・
なのに・・・また・・・
『はい！順番変わろうね～』

足触るほど近くなんてないのに

予定では、１分５５秒イーブンで・・・って計画が、
気が付けば、１分４５秒で周ってる、
こんなんで５０本持つのかなぁ

３０本・・・キツイ・・・下がりたい・・・

あ！そうだった！　苦しい方を選ぶんだった！

って、ことは、熱血コーチに甘い考えを見破られてたって事かな

もう計画は崩れたし、行けるとこまで行くしかないのだ

残り１０本がこんなにも苦しいのは久しぶり、
なんとか、やり遂げた・・・でも、疲れた～～～～

ヘロヘロな私に、マダムが『課題は？達成出来た？』
「はい！頑張りました！」『それは良かった！』

プールの階段降りるのが、ヨタヨタ・・・
先頭泳いでた若いお兄さんが、『だいぶ疲れてますね』と声をかけてくれて・・・
「初めて抵抗水着でトライしたんです、なんとか５０本出来ました」
『それはそれは、自信になりましたね』

あ～、熱血コーチ！ありがとう！

地元のプールで２０００ｍダウンしたのに・・・
翌日、まったく体が動かない
５キロの海のレースの後より酷い疲れが残った

こんなんで疲れてちゃな～、まだまだだな

『スポーツのひろば』に、バランスクロールが特集されました♪

自分自身が、リハビリの為に水泳を始めたこともあり、
シルバー世代でも始められる、楽しいクロールを５年ほど前から取り組んでいます

今までのクロールとどう差別化するか？が、共存の鍵だと感じ、
とまどう方には、『別の泳法と割り切って下さい』
まったく水泳が初めて方なら問題はないのですが、
今までに水泳をして来た方などは、受け入れが大変そうです
が、実際に試して見れば、気持ちイイし、楽しいし、問題解決
力で泳がない、バランスで泳ぐ、そう『バランスクロール』って泳法なんです

そして・・・昨年、東京水泳協議会指導者対象の技術講習会の講師として、
バランスクロールをついに公に
今年も１月に東京、３月には神奈川で講習会

講習会のタイトルは・・・
～～体に無理をさせない、いつまでも楽しい水泳を～～
『バランスクロールを体験しよう』

現在受け持っているスクールの生徒さんは平均年齢７０オーバー
プールも初めて、とい方も気持ち良く楽しく

そんなクロールを多くの水泳を愛する人達に伝えたい
講師として呼んで頂いた事で夢が叶い、
その講習会に取材が入り、新日本スポーツ連盟の『スポーツのひろば』７,８月号に
講習会の内容を６ページの特集で載せて頂きました

大変恐縮であり、初心を忘れないように気が引き締まる思いです

空き缶で、子供神輿を作っちゃおう！・・・その３

空き缶神輿の資料を送った先は、北海道でした
１５年前のくたびれた資料の代わりにこんなに立派なアスパラが届きました

箱を開けるやいなや、すぐにキッチンに
こんな美味しそうなアスパラ、早く食べたい

素材を堪能するには、ヤッパ素焼きでしょう！

穂先の方はホイルで覆い、太い部分に焼き目が出て来たらホイルを外す

なんだかトウモロコシみたいな香がしてきた
う～～～～ん、絶対美味しいに決まってる

焼き上がりをハフハフして、何も付けずに丸かぶり
甘～～～い、やっぱりとっても美味しい

マヨネーズ出したものの、主人も息子も『何もいらないッ』と、そのままぺロリ
ご馳走様でした

さて、お神輿の作り方・・・


空き缶をどう加工して使用するのか、ざっと紹介しましたが、
子供が出来る作業、大人でないとダメな作業を分けておくとはかどります

缶を洗ったり拭いたりは子供ＯＫ
玉飾りのチャラチャラ、プルトップを外すのもＯＫ

缶を切り開くのは大人
ただし、切り開いた缶をハサミで短冊切りするのは高学年なら大丈夫
短冊は角を丸く、これも挟みで高学年

短冊にテグスを通す穴を開けるのも高学年ＯＫ
木などを台にして、千枚通しで開ける
短冊と短冊がくっつかないように間に入れる為のストローをチョキチョキは中学年でもＯＫ
テグスに短冊・ストロー、を交互に通すのは低学年でも出来るかな？
テグスは両端多めに余らせてビニールテープなどでエンドを作って置いた方が安心

チャラチャラプルトップを結んで長くするのも子供でＯＫ

胴体部分、屋根部分の缶はシリコン素材の接着材を使用
商品名だと・・・バスコークとか、シリコンシーラ―とか、
色はクリアが目立たなくて良い
乾くのに時間がかかるのが難点だが、強くて雨にぬれてもＯＫ
端っこの缶が潰れたりしても、カッタ―で切り取り付け換えられるのも後後助かる

接着剤を付ける前に、積み重ねて完成形を確認すると作業イメージが湧いてくる
これは子供達も楽しく出来る

屋根の４角と頭頂部は、どうしても缶で塞げず隙間が出来るので
ナイロンひもで作ったボンボンを飾る
ボンボン作りも子供ＯＫでしょう

まずは、こんな感じで缶を加工します

次回は、屋根の土台と、缶の組み立て方を

２０１３ 岩井アクアスロン

ＯＷＳ専門ガードチーム、れすきゅ～魂ヨッシーの今年の初戦、無事に終わったよ

お天気が悪そうな予報・・・う～ん、ちょっと残念
雨が降ると、アクアスロンだから濡れて走るのは気の毒
なんとか雨だけは降らないで
でもって、晴れちゃったりしてくれないかな～



夕方の海は本当に鏡の様に静かだ・・・
選手のヨッシーだったら面白みが無いので残念な海だけど、
ガードの立場から言えば、こんな海の方が危険度が下がるから嬉しい

大会当日も波はないけど・・・風が強い
沖合いは多少の風波が発生していて海らしさがあってイイかも

風が強いので、ブイを膨らませる前に、まず土嚢作り
そうしないと、誰かがブイを押さえてなくてはならず作業効率が悪い

そんな作業を選手が見ていて・・・・
「ガードさんは、準備からやるんですね、ご苦労さまです」と声をかけてくれる

コース設営も大事なガードの仕事、
ブイを海上に運ぶ
沖合いはリーダーぱぱっちがジェットで距離と潮の流れ風向きを計りながら・・・
選手にとって一番泳ぎやすいコースを設営
だから、コースはスタート直前まで決定しない
また、ショートの部が終わってロングのスタートには風向き潮目が変わるから
変更もあり得るのだ・・・なので、スタート前の説明はよく聞いて欲しい

そうそう、ジェットを海に入れるのがまたまた重労働
砂にハマってしまうと、大変なんだ
昨年から力持ちの、オニギリがメンバーになってくれて助かってるよ

岩井は少し遠浅なので、手前のゲートブイは、ヨッシーが歩いて運ぶ
スタートゴールの真正面にくるように調整

背の立たない海ならボードに土嚢を積んでブイを引っ張って運ぶんだけど・・・
風が強いとヨッシーのパドリング力ではブイに引っ張られて流されてしまい
なかなか定位置に落とせなかったり苦労するのだ

そしてボードで沖合いの水温を計りにいくのだ
選手が水温知りたくて浜で待っている
はい、只今の水温２０度です

この時期のアクアスロンなので殆どがウェット着用
でも中にはトライアスリートではなく、ＯＷＳスイマーさん数名が
『水着で行きます！ウェット持ってないし』
いや～、私も１８度の弓ヶ浜、ビキニでリレーに出た事あるけどさ、
４００ｍだったからね、なんとか・・・
ショートは５００だから大丈夫だと思うけで、
ロングは１５００だから、低体温要注意だね

海の準備が終わった～、とホッとして水を飲んでたら
『ヨッシー！』と本部テントから至急呼び出し

走ってテントに向うと・・・受付が長蛇の列
あ～～、はい、はい、塩水拭きながら受付に入る
ここは、手慣れた受付業務
並んで待っている選手に笑顔で
「おはようございます！お待たせしてます！」
競技前に気分悪くさせたくないからね、
イライラしたまま泳がれたらガードも困るしね

私がガードと知っている選手は、
『なんでもやるんですね、大変だぁ』って言ってくれたりする

それに、泳ぐ前に選手の顔を見られる事はガードとして嬉しいものだ
久しぶりに懐かしい笑顔に出会えたりするしね

ナンバリングしたり、遅れて来た選手の受付したり・・・
そんなこんなで、ウォームアップのアナウンスが
「ウォームアップ開始します・・・ガードの指示に従って・・・」

わおゴメン、行かなきゃーッ

なんとか選手が入水する直前にボードを出せた、セーフ

不安そうな選手に声をかけたり、寒がっている選手に声をかけたり、
アップだって、ガード業務は気が抜けない
アップ時も、不安を感じたら、是非ガードに話しかけてみてね

さあ、スタートのお時間
まずはショートの部
昨年もそうだったけど、このショートの部、５００ｍって短いけど
一番怖い・・・何故なら初心者トライアスリートが多いのだ
走るの得意だけど、海は未経験だったり、
海の泳ぎ方があるのも知らなかったり・・・

一番危ないのが、ゲートブイを出た直後
ゲートブイを出ると、なんだか深くて怖い所に来ちゃったみたいな
不安がいっきに押し寄せるのだ

ＪＩＯＷＳＡのコースの売りは、安全＆冒険
だから前もってコースを決める事が出来ないのだ

ゲートブイを出たら沖に向って泳ぐ、
浜からドンドン離れてしまう・・・
ドンドン深くなる・・・
なんだか、波が強くなったみたい・・・
みんな、先に行ってしまった、自分は取り残される・・・

いっきにこんな思いで脳がいっぱいになり、不安は過呼吸を引き起こし
それが更に、息が上手く出来ない、どうしよう、息が吸えない、
これが第一ブイまで続くのだ
不安によるリタイアはゲートブイ付近と、
第１ブイまでの間が多い

第１ブイまで行けば、なんとかでもここまで来れた事実が自信となって落ち着いてくる
第１ブイ以降にリタイヤするケースは、足が攣ってしまった、疲れてシンドクなった、
あとは、低体温による体調不良など

なので、まずはスタートからゲートブイを出るまで、大声で
『ゆっくりでイイよ』『落ち着いて行こうね』
『ゆっくり、ゆっくり、おちついて、慌てないでイイよ』
と、声をかけ続ける

平泳ぎや立ち泳ぎでキョロキョロする選手はガードを探している事が多い
『大丈夫？』『どうしたの？』と大声で私の存在を知らせると
また泳ぎだしたりする

何度も何度も止まる選手には、近づいていって少し話をしたり
いつでも止めていいんだからね、と完泳のプレッシャーを軽減させる

不安そうな選手に注意しながら、前方を行く選手からも目が離せない
突然手が上がる！急いで向う！向いながら『すぐ行くからね、落ち着いて！』と声かけ

「なんだか、怖くなって・・・」
『そうだね、こんなに遠くまで来たよ、第１ブイまでが辛いよね』
先を見て少し考えている様子・・・
『寒くない？』
「ああ、それは大丈夫・・・もう少し泳いで見ます」
『うん、無理しないでね、第１ブイ過ぎれば潮もラクになるからね』
力強く泳ぎ出す姿にホッとすると、
また別の手が上がる、
『どうしました？』と、すっ飛んで行くと
・・・ゴーグルが金魚鉢だ
すぐにチューブを差し出す
「なんにも見えなくて・・・」
治してすぐに泳ぎだすが・・・また止まったので近寄っていくと
また金魚鉢に・・・
『ゴーグル合わないのかな？プールで使ってみた？』
「プールでは大丈夫だったんだけど・・・」
『あ、キャップの上にかかってるから隙間が出るんじゃない？』
ちょっとキャップを上にずらして、ベルトも少し締めて付け直して・・・
なんとか大丈夫かな？

すると今度は、前方で仰向けにゴーグルを外している選手発見
『ゴーグル、どうしたの？』
「あ～、スタート前にワセリン塗った手でうっかり擦っちゃって」
『あちゃ～～～、見えない？』
「なんにも見えません」
『う～ん、困ったね』
「なんとか泳ぎます」と苦笑い
ま、これも勉強かな？

ずーっと、顔上げ平泳ぎをしている選手発見
『大丈夫？』
「結構、大変です・・・クロールは怖くて・・・」
『ずっと顔を上げて泳いでると体力消耗するよ、プールの平泳ぎみたいに顔を入れた方がラクだし進むよ』
「そうなんですか？やってみます」
顔をつけてもすぐに上げるとピッチが速くなる・・・
『もっと、のびて～～～、そうそう、ゆっくりでいいから顔入れて伸びてね』
スピードアップして気持ち良さそうに泳ぎだした

大きくコースを外れる選手・・・まったく前を見ている様子がない
そばまでいって、声をかけるが、チラッと見るだけで止まらない
何度も、もっと左と叫ぶが気が付かない・・・
う～～～ん、なんで前を見ないのかな～、
危険なほど外れてるわけでもないし、元気に泳いでるからいいかな
遠回りでもちゃんとブイに来るから大丈夫か

後方は心配な選手が数名いたが、伴泳のユーチンが声出して励してたので、
リタイアは無しだった

さあ、みなさん、元気に走って来て下さいね

さて、泳いだみなさんのランを応援しよう

普段ガードは選手のゴールを海から見届けるものだが、
ランのゴールはお出迎え
頑張って泳いでいた選手がランから帰って来る
これはまた、特別な嬉しい気持ちが溢れてくる

最後の選手を出迎えて、ロングの部のスタート、急いで海に入る

ロングの部は流石に初心者はいない様子だが、水着の選手が数名、
後方の選手も大きく離れてしまい、気が抜けない状況はショートと同じ
沖合いの風が強くなり、止まって広範囲を見てると流されてしまう
足で漕いでいても流される
１５００だと縦長にも横にもバラけるので、動き回る動き回る
あ～～～、なんだよ風、吹くなよ！と叫んでみたり

全員無事に上がり、ランの応援にいきたいところだが、
悲しいかな、これからは怒涛のお片付けタイム突入なのだ

ブイを回収、とりあえず一つの土嚢に４つのブイをくくりつけて置いたら・・・
風がビューっと吹いて・・・
ブイが動いたと思ったら、土嚢が引っ張られて・・・
あ～～～～、ブイが流される～～～～～
必死に捕まえに行ったけど・・・危なかった～
あ～、４つまとめてなんて考えが甘かった、
１つずつ片付けようね

ブイを畳むのも技術がいるのだ
ちゃんと畳まないとケースに収まらないからね

気が付けば、お日様が出て良い天気に

片付けしてると暑くなる・・・えーい！脱いでしまえ
ウェット干したいし、少し焼きたいし、

片付けもなかなか終わらない・・・疲れた～～～、
ってところに、☆さんが訪れてくれた
思いがけず、プレゼントを頂き
しかも、お揃いのウォーターボトル
嬉しいッ疲れも吹っ飛んじゃうよありがとう

髪の毛短く写ってるけど、ホントは今年のヨッシーはロングなのだ
塩に漬かって風に吹かれてライオン丸になるので伸ばして結んで・・・
しっかし、なりふり構わぬこの姿
もうちょっと髪型とか・・・水着の紐も可愛く結んだりしないとね

大変だけど、こんな素敵な楽しい事があるから、また引き受けちゃうんだよね～

楽しい後は・・・体が悲鳴をあげるのだ
あ～～～、ミシミシするぅ

選手のみなさん、お疲れ様でしたまた海で会いましょう