ヤッパウミハイイヨネ

川口I-STORMバラクロ水曜6時


 

Q&A 前方確認したいけど・・・

2008-03-03 10:16:29 | YOSSYのQ&A
     お待たせしました、豆ちゃんからの質問です

       頭の先からレーザービームが出ていることを
       イメージしてそのレーザービームが向かいの壁に
       当たるように意識するとあります。

       するとプールの床を見ながら泳ぐことになります。

       ワタクシの場合泳いでいると壁にぶつかっちゃいそうで
       怖い。それから対向から泳いでいる人を確認したい。

       それでつい頭を持ち上げてしまいます。
       何かよいアドバイスがあったら教えて下さい。

はい、豆ちゃん、
確かに「プールの底を見ていると、前の人にぶつからないかと不安です」
という、質問は結構多いです
抵抗の少ない姿勢、バランスを崩さない息継ぎの為には、やはり下を見た方が良いです
で、解決したいのは、前方確認や同じコースの状況を把握することですね?
前を見続ける必要はありません
情報は、前を目で確認することだけでは無いからです

壁までの距離は、ストローク数・・・あ~いつもいつも数える必要は無いです
5mラインは下を見ていても解りますね?そこから何ストロークか?
そろそろって思ったら、チョッとだけ上目使いをすれば、底から壁が立ち上がっているのが見えます
何も、壁の正面を見なくても、底から壁の立ち上がりが見えれば、「壁」です

泳ぎ出す前にコースの状況を確認しましょう
何人泳いでいるか?それぞれのペースはどうか?
前の人のペースを頭に入れて、どのくらい間隔を空けてスタートするか決めます
自分より速い人なら、直後でもOK
遅い人なら、充分距離を空けてスタート

そして、前に人との距離を把握するのは、すれ違う時です
自分がターンしてから、直ぐにすれ違えば、すぐ後にいますね?
ターン後にすれ違うのが遠いほど、後方に離れていきます
ターンの度に序序に離れていくことは、自分の方が速く、いずれ追いつくと言うこと
すれ違いの確認は前を見る必要もありません、ちゃんと右側通行していれば・・・
前の人と、どの辺ですれ違うかを把握しておけば、ポイントが近くなったら、気にすれば良いのです
自分の右側通行の確認ですが、底にラインがあれば、ラインより右側を泳いでいればOK
ラインが無い場合は、呼吸時にコースロープの位置を確認しましょう
右呼吸で右のコースロープが離れ過ぎていれば、中央を泳いでいるかもしれません
普段から、呼吸時のコースロープの間隔を覚えて置きましょう
左呼吸では、左コースロープは充分に離れていなければいけませんね
横回転の丸太呼吸ですから、必ずコースロープは真横に見えます

それから、実際に目の前に人が泳いでる場合ですね・・・
豆ちゃん、横須賀泳ぎましたね?どうでしたか?前なんか見えないでしょ?
透明度0だったから・・・

バシャバシャ泳ぐ人なら、泡が立つので下を向いていても解りやすいですね
みんながTIクロールで泳いだら・・・泡がたちませんねぇ~

さて、目から以外の情報・・・それは皮膚と体の水中感覚です
水流の変化に敏感になりましょう

直ぐ前に人が泳いでいれば、水流が発生しています
上手な人の直後って、吸い込まれる様に、流れに乗れるんですよ
荒っぽい人だと、乱気流の様で、体が動かされるのが解ります

目だけに頼っていると、その感覚が発達しません
水流を感じ取ることを意識していると、視野に入る前に、前に人がいる事がわかります
頭を上げなくても、チラッと上目使いでOK

試しに、誰もいない時と、人の直後を泳ぎ比べて、水の触り心地をチェックして見て下さい

オープンウォーターでは、水流を感じる事はとても重要なことだし、とても楽しいことです

身体全体で水を感じましょう


オープンウォーターの要項も発表され、うずうずしてる人~
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コメント (6)
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