10月8日の日記です
夜も更けて書き始めたものだから、日付が変わりました。
ゆうべ、寒気がして調子が悪かったので熱を測ってみると・・・ なんと、38度もあるではないか!急にだるさが増してきた。連休で大忙しのときにやすむわけにはいかない。バファリンをのんで9時半に床に着いた。寝汗をかいて、おかげさまで今日は治っている。今朝は4時半起床で仕事もできた。やれやれ・・・。午後からは畑の整理にも行ってきた。天気がいいと畑仕事がしたくなる。今はまっている。
しかし、この原因不明の発熱はいったいナンなのだ。子供じゃあるまいし。
昨日夕方ごろ、近頃になく忙しく、数人の食事の用意をしていたら、鈍感な私だが、なんだか体調が悪いと感じた。寒気がして足がだるい。でもそんなこと気にしている暇はない。不安を振り払ってがんばるしかない。私の代わりはいないのだ。どうにも、この忙しさをひとりで乗り越える自信がなくなって、夫に急遽早めに帰ってくれるようたのんだ。めったに応援を要請したりしないので、心配してくれてか、夫は6時ごろ帰った。助かった。2階3階の客室までお茶を運ぶ元気はとても出ない。風呂の案内やら、洗濯の案内やら、配膳など、雑用いっさいやってくれた。お客様は全部で8人だった。いつもならひとりでこなせる仕事量だ。
ごはんをつくりながら、発熱の原因について思い巡らせてみる。普通、風邪と素人診断するだろう。でも喉は痛くないので、私には風邪とは思えない。前の日、母の家でお泊りした。仕事は暇な日はとまってあげることにしている。その日はトイレに近い日本間で寝た。母が夜中にトイレに行くたび、つまり3回目がさめた。枕が高くて眠れなかった。寝違えて、翌日、斜め前方に頭を向けるとピリッと痛みがはしった。でもこんなことで熱がでるわけない。母の家の新しい居候の2匹のネコ、私の布団の上で重しをしてくれたが、ネコが何か病気でも・・・?まさか!
で、一番もっともらしいのが、何か悪いモノ食べて発熱。と納得させている。認めたくはないが、年かなあとも思う。なにはともあれ、お客様にご迷惑をかけることなくおわってよかった。過去にはご迷惑かけてしまった大ピンチが2度あったが。
はなしは変わって、10月7日8日は実家の地域の秋祭りだった。この辺は農村だから秋祭りが昔から一大イベントだ。10月は毎週どこかで祭りがみられる。子供の頃、女の子は着物を着てお宮さんに御参りに行った。お正月には着る習慣はなかったから、お祭りは一年に一度だけ晴れ着を着せてもらうたのしみな日だった。賑やかな琴弾八幡宮では振袖姿の娘さんもよくみかけた。今は着物姿はほとんどない。お稚児さんかそのお母さんくらいである。日本人は着物を着なくなった。
イベントとしてのお祭りに近年ちからをいれている。どこのちょうさ(太鼓台)も金ぴかでとてもきれい、数も増えた、祭りを土、日曜にあわせる、など皆が参加しやすくなった。ずっと受け継いでいかなければいけない大切な文化だと思う。ちょうさを持っている町はその費用はたいへんなものらしい。せめて、労せず楽しませていただけるお礼に、僅かだがお花をさしあげている。
実家の近くに豊田小学校があって、グラウンドにちょうさが集まって皆を楽しませてくれる。母のところに行く途中ちょうどでくわしたので写真をとった。ここは遍路道、7日におとまりくださったお遍路さんが「珍しかった。堪能しました。」とおっしゃった。お遍路とお祭りと両方たのしんでいただけて私も嬉しい。
子供が引く