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ひきこもり支援施設巡り運営会社などを賠償提訴

2019年08月05日 | 最新情報
https://mainichi.jp/articles/20190802/k00/00m/040/225000c

 ひきこもり状態にある人の自立支援をうたう入所施設に強制的に入所させられ、精神的苦痛を受けたと
して、千葉県の30代の女性が2日、東京都新宿区の施設運営会社「クリアアンサー」や女性の母親らに対
し、550万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。
 訴状によると、女性は2017年10月、自宅に来た同社社員らに突然、同行を求められた。女性は拒否した
が、8時間にわたり説得された末、社員に体を抱えられ無理やり自宅から連れ出されたという。女性は建
物の鍵付きの一室に入れられ、恐怖で飲食できない状態が続き、2日後に衰弱して救急搬送。適応障害と
脱水症と診断された。退院後も精神的に不安定な状態が続いたという。
 同社は「あけぼのばし自立研修センター」という名称で施設を運営。女性は当時無職で、同居していた
母親が施設への入居契約を交わしたという。同社は取材に対し「提訴されたことを把握していない」とし
ている。
 厚生労働省によると、民間事業者によるこうした入居型施設を規制する法律はなく、ひきこもり当事者
や支援者からは規制を求める声が上がっている。【塩田彩】

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