goo blog サービス終了のお知らせ 

東京多摩借地借家人組合

アパート・賃貸マンション、店舗、事務所等の賃貸のトラブルのご相談を受付けます。

八王子市で底地買い事件、借地人6名結束し組合に入会

2017年07月05日 | ブラック地主・ブラック家主
 八王子市千人町で4月中旬、「ご挨拶」なる文書を持って不動産会社の社員が借地人宅を訪問してきました。文書は「突然ではございますが永年貴殿に賃借いただいておりました不動産につきましては、この度、諸般の事情により、下記の方へ売り渡しましたので本書を持ってご通知申し上げます。┉┉┉┉┉┉┉今後につきましては、賃貸料及びその他一切のことに関しまして、下記の方とお打合せいただきたく併せてご通知申し上げます」と書いてありました。

 不動産業者は関西出身の地上げ屋で、借地人のみなさんはみんなで集まって相談し、業者と話し合いを持ちました。本当に地主が土地を売ったのか登記簿を調べてみましたが、元の地主の名前のままで土地の所有権は移転されておりません。不動産業者に問いただすと、「ケンカを売るのか」とすごむ有様。みなさん戦々恐々とする中で、借地人の中で八王子市千人町の組合役員の都丸さんと親戚の方がいて、都丸さんと一緒に5月に組合に相談に来て、みんなを集めるので来てほしいと要請を受けました。翌週の5月24日に八王子市千人町で借地人6名の方々の相談を受け、全員組合に入会してもらいました。

 その日に不動産業者と面会し、話し合いは組合を窓口にすること、地代は組合事務所に地主の代理として集金に来ることを確認させました。業者の説明では、「手付金を地主に支払ったが、所有権は移転していない。借地人の皆さんには土地(底地)を買ってもらいたい」と言っています。土地を買ってもいないのに地主から買ったと称し、借地人に底地の買取を迫る不動産業者が登場してきたことは驚きです。
6月初旬に業者が組合事務所に地代の集金に来て、本年5月分までの地代を支払いました。今後の対応についてはみなさんと協議することになりました。(組合ニュース)

借地借家の賃貸トラブルでお困りの方は

東京多摩借地借家人組合まで

電話 042(526)1094

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第5回憲法学習会のご案内 | トップ | 土地を買うか、借地権を売っ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブラック地主・ブラック家主」カテゴリの最新記事