村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

横に降る也冬の雨

2021-12-08 20:57:59 | 村雨庵 茶事茶会

武蔵野を横に降る也冬の雨 漱石

今日は雨の一日
夜中は風も強く一晩中
風雨の音が聞こえていた
朝木戸を開けにいくと
紅葉の葉が半分くらい散ってしまい
前の道路まで絨毯のように広がって
雨に打たれて艶めいてる
散ったあとも綺麗なんだ
しばしは
だが
今日届いた千草庵のお菓子
「風華」と「黒糖饅頭」

師走 12月といえば
どんどん昼間が短くなる
日没が早く
夜咄の茶事などかつては冬には必ず催したものだが
このところ灯りの道具も登場しない
コロナが落ち着いたら
体が元気なうちに
夜咄の茶事をひらこうと思う

冬至には柚子湯
かぼちゃを食べる


嵩山堂の絵はがきに
「んのつく食べ物」がある
食べると運がつくそうだ
南瓜カボチャは「なんきん」と呼ばれていたので
なんきん
れんこん
ニンジン
きんかん
ぎんなん
かんてん
うんどん(うどん)

これを運盛りというらしい
冬至にはこれを食べて運をつけよう
今年は12月22日
まだ先だけど

コメント
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